2024.3.18
「シリコンは髪に良くない!」
そう耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか?
シリコンはまとまりのあるつや髪をつくるためには欠かせない成分です。正しく使えば頭皮や髪にも負担は少ないと言えます。
今回はシリコンの働きやシリコンに関連するよくある疑問について触れています。
シリコンが髪や頭皮に与える影響に不安を感じている人はぜひ読んでみてください。
Contents
シリコン(正式名称:シリコーン)はケイ素を含む有機化合物の総称です。似たものに二酸化ケイ素(シリカ)がありますが、シリコンとは別物です。
シリコンは、肌や髪の上に均一に広がり薄い膜で密着します。潤うのにベタつかず、サラサラした使用感を生み出すことができるため、仕上がり感が求められる多くのスキンケアアイテムやメイクコスメに使用されています。
髪に対するシリコンの主な役割は、髪の毛をコーティングし、摩擦から髪を守り、指通りを良くすることです。
髪に摩擦が加わると毛髪表面を保護するキューティクルが傷つき、パサつきや切れ毛などダメージ髪の原因になります。
またキューティクルをシリコンで保護することは髪の広がりを抑えて、まとまりのある髪に仕上げるのにも役立っています。
シャンプーやトリートメントなどの製品は成分表示を義務付けられています。シリコンも配合しているなら表示する義務があります。
しかしシリコンはシリコンという名称ではないため、ひと目ではシリコン配合の有無が分かりにくいのが難点です。
シリコンの主な種類と名称について解説します。
もっとも一般的なシリコンがここに分類されます。代表的なものがジメチコンです。
使用感を良くするのが主な目的で、分子量の大きさによってサラサラやしっとりなどの質感を変えられます。
分子量が小さいものはシャンプーで簡単に落とせますが、分子量が大きく、吸着量の強いものはシャンプーでは落ちにくいというデメリットも。
シリコンに界面活性剤をくっつけたもので、ポリエーテル変性シリコーンとも呼ばれます。
気泡成分として使われ、水との馴染みが良くシャンプーで簡単に洗い流せるシリコンです。ジメチコンコポリオールやポリシリコーン13などと表示されています。
きしみやパサつきを緩和する目的で、シャンプーに配合されていることが多い成分です。
分子量が非常に小さく、髪への吸着力は弱いシリコンです。揮発性をもつため、揮発性シリコーンとも呼ばれています。
代表的な成分は、シクロメチコンやシクロペンタシロキサンです。
揮発するため、サラッとした軽い使用感でつや出しスプレーや、アウトバストリートメントに用いられています。
ベタつきを軽減させられるため、化粧下地や日焼け止めにも配合されているシリコンです。
分子量が大きく、髪に吸着しやすいシリコンです。アミノ変性シリコーンとも呼ばれます。
代表的な成分は、アモジメチコンやアミノプロピルジメチコンです。
髪への吸着性とコンディショニング効果が高いため、艶や滑らかさなど指ざわりの良い仕上がりを実感できます。
ただ吸着性が高いため、シャンプーでは落ちにくい場合があります。
現在のところ、シリコンが有害であるとの確証や科学的根拠などの積極的な情報はありません。
ただ、ヘアカラーやパーマ液の浸透を妨げたり、毛穴に残ったりするとの情報も多くネットに上がっているのも事実です。
先にも触れたように、シリコンの種類によってはシャンプーで落としにくいものもあります。
髪への吸着性が強めのシリコンは使用頻度に気を付け、シャンプーを丁寧にするように心がけましょう。
シリコンシャンプーとノンシリコンシャンプーの違いは、指通り感です。
シリコンシャンプーは毛髪表面をコーティングするので、しっとりとまとまり感のある髪に仕上がり、洗髪中も髪の絡みやきしみを感じにくいという特徴があります。
一方でノンシリコンシャンプーはさらさらと軽い指通りに仕上がりやすく、毛髪表面をコーティングされないのでトリートメントの成分が入っていきやすいというメリットも。
シリコンシャンプーが向いている人と、ノンシリコンシャンプーが向いている人の特徴をまとめました。
〈シリコンシャンプーが向いている人〉
〈ノンシリコンシャンプーが向いている人〉
ただ、多くのメーカーは髪質に合わせたシリコンシャンプーもしくはノンシリコンシャンプーを発売しています。
シリコンの有無だけで判断するのではなく、実際使ってみて自分の好みの仕上がりになるものを選ぶのが良いでしょう。
ノンシリコンシャンプーのデメリットは摩擦やきしみが生じやすくなる点です。酷い場合には切れ毛など髪のダメージに繋がることも。
ノンシリコンシャンプーを選ぶ際には、摩擦軽減や指通りを良くしてくれる保湿成分が配合されているかをチェックしておきましょう。
また強い洗浄成分も摩擦やきしみの原因になるため、洗浄力の優しいアミノ酸系やベタイン系のシャンプーを選ぶのもおすすめです。
ノンシリコンシャンプーを使ってみたいけど、摩擦やきしみが気になる……
そんな人に、2つのノンシリコンシャンプーをご紹介します。
ノンシリコンとは思えない指通りを感じながら、髪への負担を極限まで減らして頭皮や髪を潤しながら洗い上げることのできるシャンプーです。
どちらも同ラインのトリートメントとセット利用がおすすめです。
※トリートメントはシリコン成分(ジメチコン)を配合しています
まさにスッピン髪!と感じるほど、ふわっと柔らかな質感に洗い上げてくれる「プリュスオー メロウシャンプー」
ノンシリコンなのに指通りが良い秘密はシルク(※1)とカシミヤケラチン(※2)。
2つの毛髪補修成分がダメージ部分に浸透し補修しながら洗髪するので、髪の絡まりを感じにくく髪への負担も少ないシャンプーです。
さらにアミノ酸系洗浄成分「加水分解コラーゲンK」やヒアルロン酸などの美容成分も配合しており、スキンケアレベルの保湿美容も期待できます。
※1 加水分解シルク(毛髪補修成分)
※2 加水分解ケラチン(毛髪補修成分)
まとまる髪に仕上げたい人には「メルティシャンプー」がおすすめ☆
地肌と毛髪を同時にケアしたい人には「クレージュ 」のシャンプーがおすすめです。
2種類のクレイが地肌の皮脂や汚れを吸着し、頭皮を潤しながら洗い上げてくれます。
さらに傷んだ毛先の補修に効果的なケラチンと、揺らぎやすい頭皮を整えてくれる漢草成分も配合。ダメージ髪をケアしながら、美髪を育てていきたい人に嬉しいシャンプーです。
時間があるときにはクレージュシャンプーを使った「泡ヘッドスパ」がおすすめ。植物由来の温冷作用で、さらにスッキリとした仕上がりを感じられます。
スタイリング剤は髪に艶を出したり、まとめたりするのが目的で、シリコンが効果を発揮するアイテム。
クレージュやプリュスオーもシリコン配合のスタイリングアイテムを取り揃えています。
ドライヤーやアイロンからの熱ダメージを補修する美容アイテム「プリュスオー メルティバーム」
熱を味方に変えるヒートケアエッセンス配合で、朝起きてもまとまり感のある髪をキープします。朝のスタイリングにも使用可能です。
手にも使えるので、ヘアセットして余ったらそのままハンドクリームとして使えます。
ぴょんぴょん飛び出るアホ毛やパックリ割れしてしまう前髪のスタイリングにおすすめなのが、「プリュスオー ポイントリペア」
スティックタイプなので、小さいバッグやポーチにいれても邪魔にならず持ち歩きに便利です。
ポイントリペアにはスーパーハードタイプや大小のブラシなど、さまざまな種類を取り揃えています。髪質や使用箇所に合わせて使い分けると、さらにセットしやすくおすすめです。
発売されたばかりのスーパーハードタイプも大好評
メロウリュクスマスクはパサつき、まとまらない酷いダメージ毛におすすめのスペシャルトリートメントです。
傷んだ毛髪を内部と外部から徹底補修し、毛先までスルンとまとまる髪に仕上げます。
カラーやパーマでダメージを受けた髪は、おうちでの集中ケアを取り入れることでサロン帰りの美髪をキープできます。
週1回のペースで利用するのがおすすめです。
※過剰に利用すると髪に重みが出る可能性もあるため、適度な利用をおすすめします
シリコンは髪を摩擦などのダメージから守り、艶やまとまりのある綺麗な髪に仕上げるのには必要な成分です。
ただシリコンの種類や髪質、目的によっては使い方に注意が必要で、ノンシリコンのほうが良い場合もあります。
特に、コーティングというシリコンの特性からも髪や頭皮の汚れを落としたい、ダメージを受けた髪に美容成分を入れたい場合にはシリコンはデメリットになることも。
シリコン以外もそうですが、美容成分はそれぞれに役割があります。自分の髪や肌に合うかどうかを第一に考えて、上手に取り入れていきましょう。
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