2025.10.3

エマルジョントリートメントとは?今注目の熱ケア成分を配合した新商品を紹介!効果的な使い方も

店頭に並ぶ多種多様なヘアトリートメントのなかでも、なじみの良さを売りの「エマルジョントリートメント」。ベタつきが気になる人にも使いやすいと、人気が高いアイテムです。

今回はエマルジョントリートメントで得られる仕上がり感やおすすめの髪質など、エマルジョントリートメントについて解説します。

今注目の熱ケア成分「レブリン酸」を配合した新商品も紹介するので、髪のまとまり感で悩んでいる人はぜひ最後まで読んでください。

エマルジョンとは? 

エマルジョンとは、水と油のように本来混ざり合わない物質が混ざり合った状態のことです。水もしくは油の一方が、微粒子となってもう一方の液体に混じった状態のことを指し、乳化ともいいます。

エマルジョンの技術は化粧品や食品などさまざまな場面で取り入れられており、主に2つの型に分かれます。

特徴
W/O型オイルベース。
オイルの中に水分が細かく分散している
O/W型ウォーターベース。
水分の中に油分が細かく分散している

W/O型では、バターやファンデーション、日焼け止めが当てはまります。O/W型はW/O型よりも柔らかい形状をしているのが特徴です。

食品では生クリームやマヨネーズなど、化粧品ではトリートメントやヘアミルク、乳液が当てはまります。

W/O型、O/W型いずれの場合もエマルジョン化されたものは、滑らかで安定した製品となります。

エマルジョントリートメントの特徴

エマルジョントリートメントは、水をベースにした柔らかいテクスチャーのトリートメントです。

濡れた髪、乾いた髪どちらにも使えるものもありますが、水をベースにした製品であるため濡れた髪のほうが馴染みやすくおすすめです。

お風呂上がりのタオルドライした髪に馴染ませてドライヤーで乾かすことで、オイルトリートメントより軽く、ヘアミストよりまとまり感のある仕上がりに導いてくれます。

エマルジョントリートメントはこんな人におすすめ!

以下の内容に当てはまる人は、エマルジョントリートメントが向いています。

  • 柔らかさのある、まとまり髪に仕上げたい人
  • まとまり感も指通りの良さも欲しい人
  • オイルだと髪がペタンとしてしまう人

エマルジョントリートメントは水分をベースにしたトリートメントなので、柔らかさもキープしつつまとまり感のある仕上がりを実現できます。

オイルではベタつきが気になるけど、ヘアミストやローションでは髪のパサつきが気になる人におすすめのトリートメントです。

エマルジョントリートメントの種類

エマルジョントリートメントは主に、洗い流すタイプと洗い流さないタイプの2つに分かれます。

製品によってはインバスとアウトバス両方のシーンで使える、2Way仕様のものもあり、自分にあったものを選ぶことが可能です。

また、オイルトリートメントよりは軽い仕上がりになるものが多いですが、使用頻度や量を間違うと髪が重くなってしまう場合もあります。

そのため、エマルジョントリートメントを使う際は種類にかかわらず、製品ごとの使い方を守って正しく使いましょう。

エマルジョントリートメントの選び方

エマルジョントリートメントを選ぶ際のポイントは「髪質」と「香り」の2つです。

自分の髪質や好みに合う香りのものを選ぶことで、より理想の仕上がりと癒し効果を得られます。

髪質

エマルジョントリートメントを選ぶ際は、髪質に合った製品であるかをチェックしましょう。

エマルジョントリートメントはまとまり感と軽やかさのある仕上がりが叶うアイテムですが、製品によって配合される成分は異なります。

例えば、エマルジョントリートメントでは髪にまとまり感を出すため、シリコン成分を配合しているケースが多いです。シリコンは種類によって髪への吸着力が異なり、髪質によって向き不向きがあります。

理想の仕上がりを実現するためにも、髪質にあったエマルジョントリートメントを選んでください。

\シリコンについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください/

シリコンシャンプーって髪に良いの?悪いの?シリコンが毛髪に与える役割を解説!おすすめ商品も紹介 

香り

香りは今や、ヘアケア製品を選ぶ際の重要な基準のひとつ。

エマルジョントリートメントはヘアケアの仕上げに使うため、香り選びはとくに意識したいポイントです。

このとき、シャンプーと香りを合わせることで、いい香りが髪に残りやすくなります。ライン使いが可能な場合は、シャンプーやスタイリング剤で同じ香りを選んでみましょう。

ハイダメージに特化した洗い流さないトリートメント「リポアエマルジョン」

パーマやブリーチによる酷いダメージ髪のケアに特化した、エマルジョントリートメント「リポアエマルジョン」がプリュスオーから新登場。

サロン品質の仕上がりにこだわるプリュスオーが実現した、サロンレベルのエマルジョントリートメントのこだわりポイントを紹介します。

おうちで酸熱トリートメント!?今注目の新熱ケア成分「レブリン酸」を配合

プリュスオーのリポアエマルジョンには、サロンケアの酸熱トリートメントにも配合されている「レブリン酸」を配合しています。

レブリン酸はサトウキビなどに含まれる天然成分で、髪にハリやコシ、柔軟性をもたらす働きをするといわれています。

また、毛髪内に水分を入りにくくする疎水性を高める作用もあり、湿気などによってうねりが出るのを防ぐ効果も期待できる成分です。

プリュスオーのリポアエマルジョンはレブリン酸を配合することで、ごわつきのある髪に柔軟性をもたらし、滑らかでまとまりのある髪に導きます。

3種のPPT系補修成分で深部からのダメージケアを実現

プリュスオーのリポアエマルジョンは、浸透力に優れたPPT系の補修成分を3種配合。パサつきやハリ、コシ不足の原因となるダメージホールを修復し、しなやかで艶のある髪へと導きます。

PPTとは髪の主成分でもあるタンパク質を、加水分解という化学反応を用いて低分子化したものです。

低分子化することで毛髪の深部まで浸透しやすくなるため、より高い効果が期待できます。

リポアエマルジョンは「PPTケラチン・PPTシルク・PPTコラーゲン」と異なる特性をもつ3種類のPPT系補修成分の配合によって、深刻なダメージケアへのアプローチも可能になりました。

PPTの技術は洗浄成分にも取り入れられています。

PPT系洗浄成分とは?PPTシャンプーのメリットや選び方を解説 – betop media 

髪の補修力は既存のハイドロミルクよりも進化

ハイドロミルクはダメージを多角的に捉え、潤いのある滑らかなまとまり髪へと導いてくれるアイテム。プラチナ成分を配合することで、髪の補修力をさらにグレードアップさせたのがリポアエマルジョンです。

低分子化されたPPT系の補修成分と毛髪内部に留まる性質のある「プラチナ(※)」との相乗効果により、既存のハイドロミルクよりも特化した補修力を実現します。

質感も重視しつつ、より高い修復力を求める方にはリポアエマルジョンを、柔らかい質感を求める方にはハイドロミルクをおすすめします。

※白金:毛髪補修成分

ふわっと残る優しいホワイトフローラル&ペアーの香り

リポアエマルジョンは髪をセットした後に、ふわっと残る優しい「ホワイトフローラル&ペアー」の香りも魅力のひとつ。

プリュスオーのシャンプー&トリートメントの全ラインと同じ香りを採用しているので、どの髪質や髪悩みの人もライン使いが可能です。

※上記で紹介したハイドロミルクは無香料です

軽めでロングヘアでもなじませやすいテクスチャーです。乾かすと、しっとりと潤いを保ったまま乾くので、まとまりが良くなるように感じられました。使う量もパッケージ裏に記載されているので、つけすぎ・足りなさすぎの心配もありません。

寝ている間に美髪へ導く!「ブリオス エマルジョントリートメント」

洗い流すタイプのエマルジョントリートメントなら、ブリオスのエマルジョントリートメントがおすすめです。

ブリオスのエマルジョントリートメントは、寝ている間にダメージを修復してくれる「ナイトケアセラミド」を配合。

さらに加水分解ケラチン(※)など、毛髪の主成分であるタンパク質由来の成分も豊富に配合しており、絡まりやパサつき、ブリーチによるダメージまでも徹底的にケアします。

補修成分が高濃度で配合されているため、週2〜3回で効果を実感できます。

\加水分解ケラチンについては下記の記事で詳しく解説しています/

加水分解ケラチンとは?髪へ期待できる効果や成分の種類について解説!おすすめアイテム紹介も 

最大の特徴は、手に出したばかりではサラサラのオイル状ですが、濡らすとクリーム状に変化する点です。温感効果があるので、じんわりと温かさを感じるのも魅力です。

エマルジョントリートメントの効果的な使い方

エマルジョントリートメントは正しく使うことで、効果を実感しやすくなります。

洗い流すタイプのエマルジョントリートメントは、毛髪の水気をある程度きった状態で塗布しましょう。濡れた髪はとてもデリケートなので引っ張ったり、ひねったりするのはNGです。

洗い流さないタイプは、タオルドライをしっかりしたうえで塗布します。ダメージが酷い毛先は、ドライヤーの途中で重ね付けするとパサつき感の軽減を実感できます。

トリートメントの効果を実感できない人は浸透力不足かも!

どのトリートメントを使っても効果がイマイチと感じる方は、浸透力が不足しているのかもしれません。

ダメージを強く受けた髪や生まれ持った髪質によっては、成分をしっかり内部まで届ける力が弱い可能性があります。

サロン発想で生まれた高い浸透力をもつヘアミスト「プリュスオー ハイドロミストN」はトリートメントの浸透をサポートするブースター美容液としても利用可能です。

トリートメントの効果を実感できない方は、シャンプー後の洗い流すトリートメント前に使ってみてください。

 

濡れ感のある仕上がりにはプリュスオーの髪質別ヘアオイルがおすすめ!

プリュスオーには髪質、仕上がり感別に選べるヘアオイルのラインナップも豊富です。

オイルはまとまり感を出すだけでなく、濡れ感のある仕上がりが可能で艶っぽさを出したい人におすすめのヘアアイテムです。

プリュスオーのヘアオイルは以下の3種類です。

種類特徴
メロウオイルパサつき髪をまとめて、さらっと指通りの良い髪へ
メルティオイル広がる髪を落ち着かせ、柔らかくまとまりのある髪へ
リポアオイル切れ毛や枝毛が気になるハイダメージ髪を、艶めくまとまり髪へ

【まとめ】エマルジョントリートメントは柔らかい質感に仕上がるヘアアイテム

エマルジョントリートメントは、水をベースにした柔らかい質感のトリートメントです。オイルより軽く、ヘアミストよりまとまり感のある髪に仕上げたいときに重宝します。

水をベースにしたトリートメントなので、髪が濡れた状態で使うほうが浸透が良く、より高い効果を実感できるでしょう。

お風呂の中で使う洗い流すタイプもあります。クレージュやブリオスには、アウトバス・インバスで使えるエマルジョントリートメントを取り揃えています。髪質に合わせて、合うものを選んで使ってみてください。

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