2024.12.17

髪の静電気はどう防ぐ?対策と起きてしまったときの対処法を解説

静電気はせっかく整えたヘアセットを乱すだけでなく、髪のダメージを悪化させる原因にもなります。

美髪をキープするためにも、早めに髪の静電気対策をしていきましょう。

今回は髪の静電気を発生させにくくする対策と、起きてしまったときの対処法を解説します。

そもそも髪の毛に静電気が発生する原因とは?

髪の毛の静電気は、主に4つの原因が考えられます。

空気の乾燥

空気の乾燥は髪の静電気に影響を及ぼします。

夏は静電気が起きないのに、空気が乾燥する秋や冬になると静電気が起きやすくなるという人は「空気の乾燥」が原因だと考えられます。

水には電気を逃がす性質があるため、湿度が高い夏や梅雨の時期は静電気が生じにくく、湿度が下がる秋冬に静電気が起きるのです。

空気の乾燥についてはこちらの記事で詳しく解説しています

冬の乾燥対策!乾燥の原因と肌や髪に及ぼす影響とは?

髪の乾燥や髪質

髪の静電気には髪自体の乾燥や髪質も関係しています。

乾燥している髪はキューティクルがめくれ、髪同士に摩擦が生じ、静電気を起こします。同じく癖毛も髪同士が絡み、摩擦が生じやすいため、静電気が起きやすい髪と言えるでしょう。

さらに静電気は細いものの先端に集まり、放電する性質をもちます。そのため、細毛や軟毛の髪質の人は静電気を感じやすい傾向にあります。赤ちゃんの髪に静電気が起きやすいのはこの原理によるものです。

ブラッシングのしすぎ

過度なブラッシングは、静電気が起きやすい髪にしてしまうことも。

ブラッシングを過剰にすると、髪表面の油膜が剥がれて乾燥しやすくなります。そのため乾燥した髪と同じく、髪同士に摩擦が生じ静電気が発生するのです。

また使うブラシの種類によっても静電気の発生率は異なります。ポリエステルやプラスチック製のブラシは静電気が起きやすいので、髪に静電気が起きやすい人はブラシ選びにも注意が必要です。

服の素材

髪の毛の静電気は着る服の素材も関係しています。静電気が起きやすい素材はナイロンやポリエステル、アクリルなどです。

一方で静電気が起きにくいのはコットンやウール、シルクといった天然の素材です。天然素材は吸湿性、吸水性が高く、水分を保有しやすい性質をもっています。

冒頭でも解説した通り、水は電気を逃がす性質があるため、静電気を起こしにくいのです。

髪の静電気を防ぐための対策

髪の静電気は保湿と、静電気が発生する仕組みを逆手に取ることで軽減できます。すぐにできる対策を5つ紹介します。

髪の保湿

髪の保湿は静電気を防ぐのに有効です。

とくに毛先はキューティクルが乱れ、乾燥しやすい部分です。さらに毛先は細いため、静電気の発生率が高くなります。

シャンプー後は毛先を中心に保湿成分配合のトリートメントをし、ドライヤー前はドライヤーの熱から髪を守るアウトバストリートメント(洗い流さないトリートメント)を付けましょう。

またシルクのナイトキャップは髪の保湿力を高める効果が期待できます。摩擦から髪を守る効果もあるため、髪の静電気が起きやすい人におすすめです。

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スタイリングアイテムの見直し

保湿対策はしているのに、それでも静電気が起きるという人はスタイリングアイテムを見直してみましょう。

静電気が起きやすい時期はより保湿効果が高いものに切り替えたり、保湿ミストなどを追加したりと、保湿ケアを強化します。

さらに帯電防止効果(静電気の発生を防ぐ)があると言われる成分が配合されたスタイリング剤もおすすめです。

またスタイリングのブラシを静電気の起きにくい、豚毛や猪毛などの天然毛、竹製のパドルブラシに変えるのも良いでしょう。

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加湿器の利用

空気の乾燥を軽減するには加湿器の利用が有効です。

室内の乾燥を防ぐだけでなく、肌や髪の保湿効果も期待できます。

カビの発生が気になるという人は、加湿量を自動で調整してくれる「気化式加湿器」を選ぶと良いでしょう。加湿しすぎを防ぐ自己調湿機能が付いています。

また乾燥は体内からも起こり、髪のパサつきにも影響を及ぼすことも。加湿器の利用とあわせて、小まめな水分補給を心がけましょう。

日中のこまめな保湿ケア

乾燥しやすい時期や傷んだ髪は、夜のシャンプー時や朝のスタイリング時にしっかり保湿しても乾燥しがちです。

休憩時間などを活用し、小まめに保湿ケアを行いましょう。

髪だけでなく、ハンドやボディの乾燥ケアにも使える、多機能性のあるアイテムがおすすめです。

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服の素材やコーディネートの見直し

服の素材やコーディネートを見直すことで静電気の発生を軽減できます。

服の素材も含め、通常物質はプラスとマイナスの電力を同等にもっていますが、摩擦などにより一方へ電力が偏ることが静電気の元です。

物質がもつ電力がプラスに傾きやすいのか、マイナスに傾きやすいのか、ということを示した「帯電列」というものがあり、その位置関係が離れているほど強い静電気が生じやすくなります。

画像元:東京都クリーニング生活衛生同業組合

重ね着をすることが多い冬は知らず知らずのうちに、強い静電気を生じる組み合わせのコーディネートをしがちです。

静電気を防ぐためにも「ナイロン×ウール(羊毛)」といったような、帯電列の位置関係の近いものでコーディネートを楽しみましょう。

髪が静電気で乱れてしまったときの対処法

静電気が起きやすい時期はせっかくキレイにヘアセットしても、日中に静電気で髪が乱れてしまうことも多いです。

そんなときにおすすめの対処法を2つ紹介します。

保湿成分配合のスタイリング剤でセットし直す

静電気は乾燥が原因であることが多いため、髪の毛の乱れを直すときは保湿成分が多く配合されているスタイリング剤を使いましょう。

ダメージや乾燥が酷い人はオイルやクリームタイプを、猫っ毛など細い毛質の人はミストタイプがおすすめです。

ブラシも静電気が起きにくいものを使用しましょう。

髪の毛をまとめる

セットしてもすぐ静電気で乱れてしまう人は、髪の毛をまとめてしまいましょう。

何度もセットし直していると髪にも負担がかかり、ダメージの原因となります。また繰り返す摩擦でますます静電気が起きやすい髪になってしまうことも。

静電気の起きやすい時期や起きやすい髪の人は、外出する際に髪をまとめるためのアイテムも用意しておき、乱れたらサッとまとめるのがおすすめです。

静電気で乱れた髪にはポイントリペアがおすすめ

静電気で髪が乱れたり、アホ毛が目立ったりしたときにはポイントリペアがおすすめです。

ポイントリペアの保湿成分配合のジェルが乱れた髪や飛び出たアホ毛を包みこみ、自然なスタイルに整えます。スティックタイプなのでポーチやコンパクトなバッグで持ち運びしやすいのもおすすめポイントです。

プリュスオーのポイントリペアシリーズは全部で4種類あり、目的や仕上がり感など好みに応じて選べます。

◎ポイントリペア(ホワイト)

大きめブラシで広範囲を一気に整えられる、基本の1本です。程よいキープ力でナチュラルな仕上がりを演出できます。香りはふわっと香るフルーティ&フローラル。

◎ポイントリペア ピュア(ライトブルー)

ホワイトのものと同じく、大きめブラシで広範囲のお直しができるタイプです。こちらは清潔感をイメージしたピュアサボンの香りで、花の甘い香りが苦手な人にも人気です。

◎ポイントリペア スーパーハード(パープル)

剛毛さんにおすすめのポイントリペア。キープ力抜群でよりしっかりキープしたい人に人気のシリーズです。しっかりキープですが、他のシリーズと同じく固まらないので、シャンプー時もサッとオフできます。大人な雰囲気のジャスミン&リリーの香りを採用。

◎ポイントキープ(ピンク)

顔周りや前髪など、細かい部分のセットに便利な小さめブラシを採用したシリーズです。ホワイトと同じ「フルーティ&フローラル」の香りですが、前髪など鼻に近い部分に使用することを想定し、香りレベルを約80%に抑えています。

公式サイトでは期間限定の香りも定期的に販売しています。

静電気が発生しにくい髪へ導くおすすめのヘアアイテム

静電気が起きやすい髪は、保湿成分や帯電防止(静電気抑制)効果が期待できる成分配合のヘアアイテムで対策していきましょう。

◎ブリオス クリームシャンプー

帯電防止効果のある成分「ステアルトリモニウムクロリド」が配合されたシャンプーです。同成分は毛髪の表面に吸着することで、摩擦を軽減し、静電気を抑制します。

トリートメント不要のオールインワンシャンプーで、ダメージケアや頭皮ケアにも有効です。

◎ブリオス エマルジョントリートメント

静電気を抑制する成分に加えて、セラミドやケラチンなど美髪に欠かせない成分を豊富に配合した美容液トリートメント。日中のダメージやパサつき、絡まりにおすすめのインバストリートメントです。

◎クレージュ ミネラルマルチオイル

髪だけでなく、手やネイル、ボディにも使えるさらっと軽いマルチなオイルです。乾燥しやすい髪や肌を守り、不快な静電気を軽減します。

「フローラル&ムスク」「ホワイトジャスミン&ムスク」「フローラル&パチュリ」の3種類の香りから選べます。ふんわりと優しい香りに包まれたい人にもおすすめです。

【まとめ】髪の毛の静電気対策は保湿がマスト!日中のケアも意識しよう

静電気は空気や髪の乾燥や摩擦によって生じます。乾燥しやすい季節は加湿器の活用や、保湿ケアを意識して過ごしましょう。

空気が乾燥している冬は朝に保湿ケアをしても、日中に乾燥や静電気で髪が乱れてしまうこともあります。日中はポイントリペアやミネラルマルチオイルを活用して、静電気から髪を守りましょう。

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