2024.6.17
髪を摩擦や乾燥から守り、艶髪へと導いてくれるナイトキャップ。
とくにシルク製でできたシルクキャップとも言われるナイトキャップを使用した人からは、悩んでいたパサつき髪が改善された!との声も多く上がっています。
ただナイトキャップは効果がないという意見もあり、使うのを躊躇している人もいるのではないでしょうか?
今回はナイトキャップの効果を実感するために気を付けたい「正しい使い方」について解説します。ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ナイトキャップは就寝中、髪を摩擦ダメージから守って美髪へと導いてくれるヘアケアアイテムです。寝ぐせをつきにくくする効果もあると言われています。
アウトバストリートメントの浸透を高めてくれるため、髪の潤いケアにも効果を発揮します。同時にアウトバストリートメントなどヘア剤が肌に付くのを防げるので、肌トラブル予防にもおすすめです。
ナイトキャップの発祥は中世ヨーロッパと言われており、当時はしらみや寒さから頭皮や髪を守るためだったようです。
また当時ヨーロッパではカツラを身につけるのが正装とされており、カツラを外したあとの短髪を隠すためだったとも言われています。
美容アイテムとして、日本でも浸透しつつあるナイトキャップ。
ナイトキャップと言えば、赤ずきんちゃんに登場するオオカミ扮するおばあちゃんがかぶっているものを想像するのではないでしょうか?
実はナイトキャップの種類は豊富で、素材や形状など自分好みのものを選べます。
ナイトキャップのサイズは基本的にフリーサイズか、M・Lなどざっくりとしたサイズ展開です。
自分の頭のサイズなんて分からない……という人は締まり具合を調整できるリボンタイプを選びましょう。
また商品によっては、目安となる頭囲のサイズを載せてくれている場合もあります。
ナイトキャップでもっともメジャーな形状は「キャップ型」でしょう。赤ずきんの物語りに出てくる、おばあちゃんに扮するオオカミが被っているのがキャップ型です。
次にメジャーなのは上から覆うようにかぶせるフードタイプ。
ほかにはロングヘアの人でも使いやすい「筒型」や「スカーフ型」「ヘアバンド型」などもあります。
ナイトキャップの素材は主に3種類あります。
ヘアケア目的で使うなら天然素材のものがおすすめです。とくに「シルク」でできたナイトキャップは調湿作用があり、キャップ内の湿度を適切な状態に保ってくれます。
蒸れが気になる人にも向いています。
シルクは高くて購入を躊躇してしまうという人には「コットン製」をおすすめします。お手入れも簡単で、シルクに比べると安価です。
シルクのような調湿効果はないものの、汗は吸ってくれるので寝汗による頭皮の蒸れが気になる人には良いでしょう。
もっと手軽にナイトキャップを始めてみたい人には、ポリエステルなど化学繊維でできたナイトキャップがあります。
シルクやコットンに比べると吸水性は劣りますが、就寝中の摩擦ダメージを軽減する効果は期待できます。
ナイトキャップは使い方を間違うと、頭皮環境や毛髪にとって悪影響を及ぼしかねません。ナイトキャップの正しい使い方を理解し、綺麗な髪を手に入れましょう。
髪や頭皮が完全に乾いていない状態でナイトキャップを使用すると、頭皮が蒸れて雑菌が沸くなど頭皮環境の悪化へとつながります。臭いの発生源になることも。
また濡れた毛髪はキューティクルが開き、もろくなっている状態です。ちょっとした摩擦でキューティクルは剥がれてしまうため、かえって毛髪にダメージを与えてしまいます。
髪や頭皮はしっかりと乾かしてから被るようにしましょう。
ナイトキャップには適度な保湿効果もあるため、トリートメントなど成分の浸透効果を高めてくれる効果が期待できます。
蓋のような役割も担うため、寝ている間に成分の浸透を促してくれます。
せっかく付けた美容成分が枕カバーについてしまうことも防げるなど、トリートメントとナイトキャップの相乗効果は抜群です。
ナイトキャップを被るなら、洗い流さないトリートメントとの併用がおすすめです。
編集部おすすめの洗い流さないトリートメント☆
ナイトキャップには寝ぐせを軽減する効果がありますが、髪の毛が絡まった状態で被るとその効果も半減してしまいます。
ナイトキャップを被る前には丁寧にブラッシング、もしくはコーミングを行うことをおすすめします。
ナイトキャップを使用する際は、自分の頭のサイズにフィットしたものや着け心地の良いものを選ぶようにしましょう。
緩すぎると脱げてしまったり、きつすぎると睡眠の質が悪くなってしまったりするため、サイズ選びは重要です。
また髪の長さ次第では、ナイトキャップが寝ぐせの原因となってしまうこともあります。
次の項ではナイトキャップの被り方と合わせて、髪の長さ別におすすめのナイトキャップも紹介します。
ナイトキャップの被り方を形状別に解説します。髪の長さによって被り方も異なるため、合わせて紹介します。
購入したナイトキャップを上手に被れなくて困っている人も参考にしてみてください。
●ミディアムヘア
●ロングヘア
キャップ型のナイトキャップは解説したようにロングでも使用可能ですが、基本的にショートからミディアムヘア向きです。ロングヘアの人がキャップタイプを選ぶ場合は後ろ部分がゆったりとしたものを選びましょう。
寝ている間に脱げてしまう人は締まり具合を調整できるリボン付きがおすすめです。もしくは耳を出さずに入れておくことで、耳が引っかかり脱げるのを防ぐことができます。
●全髪型共通
筒型はロングヘアの人におすすめのナイトキャップです。後ろ髪を丸めて入れ込む必要がないため、寝ぐせが付くのを予防できます。
ただしゴムによる締まりがないため、脱げやすいのが難点です。ずれるのが気になる人はクリップなどで止めておきましょう。上からアイマスクをするのもずれ防止におすすめです。
●全髪型共通
頭巾型は簡単に被れて寝ぐせも付きにくいので、ナイトキャップ初心者に向いています。
ただし後ろ髪をキャップ内に入れ込むことができないので、ロングヘアの人は帽子から髪が出てしまうのがデメリットです。
ほかの形状に比べると固定されているため、ずれにくいタイプです。
髪を綺麗にする効果があると言われるナイトキャップですが、デメリットもあります。
個人差はありますが、ナイトキャップを使用する際に注意が必要な点について解説します。
ナイトキャップは人によっては慣れるまで時間を要する場合があります。ゴムやリボンによる締め付け感や、ずれ防止でつかうクリップに違和感を覚える人もいます。
また汗っかきな人は汗で頭皮が蒸れたり、寝ぐせができてしまったりする可能性も。
ただし、寝ぐせは間違った使い方や合わないナイトキャップも原因のひとつです。先に解説した正しい被り方を実践してみてください。
上記のうち、汗っかきさんは体質によるものですぐの改善は難しく、頭皮環境を悪化させてしまうリスクもあります。状況次第では使用を中止することをおすすめします。
汗っかきさんやナイトキャップの締め付け感が気になってしまう人は、シルクの枕カバーがおすすめです。
シルク製のナイトキャップと同じく、摩擦によるダメージを軽減するなど美髪効果が期待できます。
シルクのため手洗いする手間はありますが、キャップを被る手間が減るためズボラさんにも向いています。
ナイトキャップは綺麗な髪へと導いてくれる心強いアイテムです。
また頭皮や髪の日常的かつスペシャルなケアを見直すことも、美髪へ近づく有効な手段と言えるでしょう。
頭皮や髪に必要な潤いを残しつつ、汚れを優しく洗い上げてくれるアミノ酸系の洗浄成分や補修成分が配合されたシャンプー。
そして健やかな毛髪を育てるために、頭皮環境を整えるスペシャルケアを行うことをおすすめします。
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ナイトキャップは就寝中の摩擦ダメージを軽減し、綺麗な髪へと導いてくれるアイテムです。
吸水性のある天然素材には蒸れを軽減してくれるうえ、シルク製であれば調湿作用でさらに艶のある髪へと導いてくれます。
また健康的な毛髪を維持するためには毎日のヘアケアも重要です。洗浄成分など配合されている成分にもこだわり、美髪を育てていきましょう。
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