2024.12.17
クリームシャンプーはトリートメントの機能も兼ねたシャンプーで、時短になると人気のアイテムです。
一方でクリームシャンプーは洗浄力が弱い、頭皮が臭くなるなど、クリームシャンプーの洗浄力についてネガティブな声も。
今回はクリームシャンプーの洗浄力や、臭いやベタつきが気になる人に向けた改善方法を紹介します。購入を検討中の人もぜひ参考にしてください。
Contents
洗浄成分が配合されていない泡立たないクリームシャンプーには、下記のような特長があります。
クリームシャンプーには洗浄成分が配合されていないので、頭皮や髪に必要な保湿成分をキープしながら洗髪できます。
さらに保湿成分が通常のシャンプーより多く配合されていることが多く、乾燥に傾いた頭皮や髪に潤いを与え、しっとりとまとまりのある髪に仕上げられます。
またクリームシャンプーは頭皮マッサージにも適したシャンプーです。クリームで適度に滑りを加えることで頭皮を優しくほぐして、デスクワークやストレスで疲れた頭皮をケアします。
おすすめのクリームシャンプー
クリームシャンプーはコスパやタイパ面でも優秀なアイテムです。
通常の洗髪はシャンプーとトリートメントをセットで行います。予洗い→シャンプー→すすぎ→トリートメント→すすぎ、といった一般的なステップで行う場合、平均10〜15分かかります。
クリームシャンプーの場合、トリートメントの工程がなくなるため、その分時間の短縮が可能です。
またクリームシャンプーはシャンプー単体と比べると割高感がありますが、トリートメントを買う必要がないため、シャンプーとトリートメントセットの価格と比べるとお得です。
使う量が多く、コスパ悪いという声もあります。たしかに使い始めは頭皮や髪が乾燥しているため多く使用しますが、継続して使えば乾燥状態が改善され、初回ほどの量は必要でなくなるかなと思います。
クリームシャンプーは泡立たないので、汚れがちゃんと落ちているのか不安に感じる人も多いようです。結論としてクリームシャンプーでも汚れは落ちています。
「洗浄成分が入っていないのにどうして汚れが落ちるのか?」
クリームシャンプーの洗浄力が気になる人に、クリームシャンプーで汚れが落ちるメカニズムを解説します。
分かりやすく説明すると、原理は顔のクレンジングと同じです。クレンジング製品はオイルやクリーム、ミルクといった泡立たないタイプが多いですよね。
クレンジングの多くは油性成分を多く配合しており、メイクの油分と結合しメイクを浮かせて落とします。クリームシャンプーも同じく、クリームシャンプーに含まれるクリームの油分で浮かせて落とすのです。
また製品によって異なりますが、ほかにも汚れを吸着する働きのあるクレイや植物由来の成分を配合することで、頭皮の汚れを落としています。
クリームシャンプーは皮脂が多い人や、コーティング成分を多く含む整髪剤を使っている人にはあまり向いていません。
頑固な皮脂汚れやコーディング成分の多いスタイリング剤をクリームシャンプーだけで落とそうとすると、かえって頭皮や髪に負担となります。
上記に当てはまる人は先に泡立つタイプのシャンプーで、プレシャンプーをしてから使うことをおすすめします。
頑固な皮脂汚れやスタイリング剤の成分を泡シャンプーでほどよく落としてからクリームシャンプーを使うことで、過剰な洗浄を防ぎしっとり感のある状態に仕上げられます。
クリームシャンプーは下記に当てはまる人に向いています。
クリームシャンプーは1本でシャンプー、トリートメントができるアイテムで、製品によっては頭皮ケアやダメージケアもまとめてできる優れものです。
髪のエイジングケアやダメージケアは気になるけど、ケアに時間をかけるのはめんどう、忙しくて時間がないという人におすすめです。
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【使ってみたシリーズ⑥】ブリオスのクリームシャンプーのおすすめポイントとは?リアルな感想や正しい使い方も紹介
乾燥肌や敏感肌で成分による刺激が気になる人におすすめなのが、ブリオスのクリームシャンプーです。
ブリオスのクリームシャンプーは3種のコラーゲンと毛髪補修成分「エルカラクトン」で、刺激に弱い頭皮を保湿しながら優しく洗浄できます。※肌が敏感な人は事前のパッチテストをおすすめします
さらに洗浄効果があるとされる海水や、消臭効果が期待できるケイソウ土の効果で頭皮の気になる臭いやベタつきを軽減します。
そのほかにも頭皮や髪のダメージケアをサポートする、植物由来の成分を豊富に配合している、まるで美容液のようなクリームシャンプーです。
ダメージや乾燥が落ち着くまでは少し多めに使用することで、摩擦が起きにくく効果も早く実感できます。
ムスクやウッディをベースに、柑橘系とフラワー系の香りを絶妙なバランスで配合した香りもおすすめポイントです。ぜひ深呼吸しながらシャンプータイムを楽しんでください。
クリームシャンプーは正しく使うことで効果を実感しやすくなります。
今使っていて頭皮にベタつきや臭いを感じている人は、これから紹介する内容を参考に使い方を見直してみてください。
クリームシャンプーを使う際のポイントは下記の5つです。
頭皮や毛髪がしっかり濡れていないとクリームがなじまず、汚れが残る原因になります。
また使い始めは規定量より多めで始めるのがおすすめです。ダメージや乾燥がひどい頭皮や髪に保湿成分がしっかり浸透することで効果を実感しやすく、摩擦を軽減できます。
毛先にも多く付けて浸透させると、まとまり感のある毛先に仕上がります。
すすぎ洗いはもう良いかなと思ってからさらに1分くらい、ぬめりを感じなくなるまですすぎましょう。
クリームシャンプーを初めて使う人は週1〜2回から始め、頭皮や髪の状態を見ながら回数を調整して使用してください。
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頭皮の臭いが気になる人は毎日ではなく、週2回程度の使用がおすすめです。
クリームシャンプーを使って臭いが気になるようになったという人は、皮脂やスタイリング剤などが綺麗に落ちていない可能性があります。
まずは「正しい使い方」のポイントをおさえながら使用し、回数を見直してみてください。
クリームシャンプーで臭いやベタつきが気になるようになったと感じる人は、アミノ酸系やベタイン系の優しい洗浄成分が配合されたシャンプーとの併用がおすすめです。
アミノ酸系やベタイン系の洗浄成分は必要な皮脂は残しつつ、皮脂汚れやスタイリング剤を落とせます。
コーティング成分の強いスタイリング剤を使用した日や皮脂によるベタつき感がある日は、先に洗浄成分が配合されたシャンプーでプレシャンプーをし、クリームシャンプーを使用してみてください。
皮脂が多い人でも季節や日によって肌や髪の状態が変わることも。乾燥を感じるときにはクリームシャンプーのみで洗髪しましょう。
ベタイン系のおすすめシャンプーはこちら
頭皮の臭いが気になる人にはミネラル豊富な海泥と海水で作られた、フレッシュクレンジングがおすすめです。
泥や塩には汚れを吸着する働きがあり、頭皮をすっきりと洗い上げることができます。
単体でも使用可能ですが、泡立つタイプのシャンプー(※)と1対1で混ぜて使用すると、きしみを感じにくくシャンプーできます。
また髪質によってはシャンプー後にきしみが出ることも。トリートメントとの併用をおすすめします。
※クリームシャンプーと混ぜては使えません
クレージュのシャンプーはモロッコ溶岩クレイやベントナイトといった、クレイ成分で地肌の汚れや皮脂を吸着、除去してくれるシャンプーです。
アミノ酸系やベタイン系の優しい洗浄成分を配合し、保湿しながら頭皮や髪を優しく洗い上げます。刺激も少ないため、敏感肌や乾燥肌にもおすすめです。
1分の泡パックでさらにスッキリとした仕上がりを実感できます。
敏感肌やアトピー肌の人はクリームシャンプーに限らず、肌に付けるものはパッチテストで刺激性を確認するようにしましょう。
そのため、いきなり定期契約をするのも控えることをおすすめします。定期購入はお得ですが、肌に合わず使えないともったいないですよね。
最近はパウチの使い切りタイプでも購入できるので、初めての人は検討してみましょう。
またパッチテストで問題がなくても初めのうちは放置せずに洗い流したり、放置時間を短めにしたりと、徐々に慣らすような工夫をしてみるのも良いかもしれません。
編集部おすすめ☆
クリームシャンプーを使って頭皮の臭いが気になるようになったという人は、使い方が合っていないのかもしれません。
今回紹介した正しい使い方を参考にクリームシャンプーの使い方を見直し、肌質、髪質に合った使い方を見つけていきましょう。
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