2023.7.20
20代でエイジングケアをしようとすると、年上の人から「早すぎる」と言われた経験がある人は少なくないでしょう。
しかし、はっきりとエイジングサインが出てから始めると、効果を感じるまでに時間も費用もかかるため、エイジングケアは早めに始めたほうが良いのです。
今回の記事では、エイジングケアを始めるべき年齢と、対策について解説していきます。
幅広い年齢層の人に関係する内容になっているので、ぜひ読んでお手入れの参考にしてみてください。
Contents
エイジングケアは20代から始めていきましょう。そもそもエイジングケアとは、年齢に応じたスキンケアやヘアケアを指します。
つまり20代には20代の、50代には50代のエイジングケアがあるのです。
ちなみに、株式会社サプリポートが実施したアンケート調査によると、エイジングケアを経験したことがある人のうち約40%が20代後半までにエイジングを意識し始めたそうです。
そして回答した人の約35%が20代後半までにエイジングケアをスタートしています。
もちろん人それぞれで良いですが、20代でエイジングケアを始めるのは決して早いわけではないことが分かる調査結果です。
20代前後を目安に、予防のためのエイジングケアを始めることをおすすめします。
肌のハリに影響を与えるコラーゲンは、20歳頃をピークに減少し始めます。コラーゲンの生成が破壊のスピードに追い付かなくなるのです。
そのためコラーゲンが減少し始める20代前半には「コラーゲンの破壊を防ぐ」というエイジングケアを始めておきましょう。
一番効果的なのは、日焼けをしないことです。日焼けはコラーゲンの破壊に最も影響を及ぼします。
30代以降に出てくるエイジングサインは、20代におこなってきた「肌への気遣い」が関係しています。UVケアだけでなく、メイクを落として寝るなど、肌をダメージから守るケア『プレエイジングケア』を始めましょう。
エイジングサインが出るパーツや、必要なエイジングケアは年齢によって異なります。
年齢別に気を付けるべきパーツやケアの方法を解説していくので、エイジングケアを始める際の参考にしてみてください。
20代のエイジングケアは「皮膚の土台となる線維芽細胞にダメージを与えない、守る」がポイントです。
そのために大切なのが、保湿と日焼け対策です。先にも説明したように、日焼けはコラーゲンの破壊に繋がります。とはいえ、アクティブに動きたい人にとって紫外線を浴びない生活なんて無理ですよね。
そこで意識して欲しいのが、保湿とビタミンCを意識したスキンケアなんです。ビタミンCはコラーゲン生成のサポートをする大切な役割をします。また、紫外線は肌の乾燥も招くため、保湿も必須です。
寝ている間に細胞は修復されて、回復していきます。紫外線を浴びた日は保湿とビタミンC成分配合のスキンケアをして、早めに寝るように心がけましょう。
30代以降のエイジングケアは、エステサロンでプロの力を借りるのもおすすめです。
エラスチンは25歳頃をピークに、ヒアルロン酸は30歳頃をピークに減り始めます。そのため、30歳頃を境にほうれい線などのエイジングサインを感じやすくなり、セルフケアに限界を感じる人も多くなります。
エステサロンでの美容機器を使ったケアは、ホームケアの効果UPにも繋がります。
エステサロンはハードルが高いという人はホーム美顔器の活用もおすすめです。
40代にステップアップした際には、スキンケアもステップアップしてみましょう。
20代や30代で減り始めたヒアルロン酸やエラスチンは、40代になるとピーク時の半分ほどになるとも言われています。
減ってしまったヒアルロン酸やエラスチンを補填するには、エイジングケアに効果的な成分が入っているアイテムがおすすめです。
また、肌のハリや潤いには女性ホルモンも関係しています。習い事などで活動の幅を広げることや、押しのアイドルを見つけることは女性ホルモンの活性に繋がります。
なお、40代になると手や首などにもエイジングサインが出てきます。顔以外のケアも怠らないようにしましょう。
50代からは40代のエイジングスキンケアにプラスして、筋肉量アップにも意識を向けていきましょう。
エイジングケアというと顔や首など鏡で見えるパーツに意識が向きがちです。しかし、50代になると背中から腰、ヒップなどのラインにも変化が出てきます。
バックラインのシルエットは年齢を感じさせる重要なポイントです。ただ、筋肉はコラーゲンやヒアルロン酸とは違って、鍛えれば年齢に関係なく成長させられます。
また運動をして発汗するとハリツヤが出て、若々しさもアップさせられるのです。
50代のエイジングケアはスキンケアにプラスして、ボディのためのエイジングケアも同時に進めていくことをおすすめします。
冷えもエイジングにとって大敵です。
体の冷えは、血流やリンパの流れを悪くしたり、女性ホルモンのバランスが崩れたりする原因のひとつです。
また、代謝が低下するとターンオーバーの乱れが起きて、シミが定着してしまう恐れがあります。
特に夏から秋にかけては、夏の冷房と秋口からの急激な冷え込みによる冷えが、肌や体に負担をかけてエイジングを加速させます。冬に比べると薄着で過ごす時期には、冷えに対する注意が必要です。
これからエイジングケアを頑張りたいという人に、エイジングケアに効果的な化粧品成分をおすすめします。
成分 | 期待できる効果や働き |
レチノール(ビタミンA) | お母さん細胞(線維芽細胞)を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促進。シワやたるみの改善につながる。 |
ビタミンC | 活性酸素の除去や、コラーゲンの生成をサポート。メラニンを抑制したりなど美白にも良い。 |
ヒアルロン酸・セラミド | 肌のうるおいに影響を与える成分。 |
AHA・PHA | 皮膚のターンオーバーを正常化に導いてくれる成分。 |
ナイアシンアミド | ビタミンB群の一種で、抗酸化作用や紫外線による肌ダメージの修復に貢献してくれる成分。 |
今回紹介した成分は、エイジングケア初心者でも比較的安心して取り入れられる成分です。
まずはこちらの成分から肌を慣らして、少しずつエイジングケアのステップアップをしていきましょう。
エイジングケアのためには、日々行うスキンケアも大切です。
ここまでにいくつか紹介してきたようにエイジングケアには、エステや美容クリニック、エイジングコスメなどさまざまな方法があります。
しかしどんなに効果が高いと言われるエステやエイジングコスメも、日々のお手入れがきちんとされていないと効果は半減してしまいます。
本格的なエイジングケアを始める前に、スキンケアやバスタイム後のケアを見直してみましょう。
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モロッコ溶岩クレイと浸透型ビタミンC『APPS』配合で、毛穴汚れとくすみ肌を同時にケアできるクレンジングバームです。
毛穴の目立たない透明感のある肌は、若々しい印象を与えてくれます。化粧水や美容液に含まれる成分の浸透力もアップするため、クレンジングはエイジングケアにとって大切な工程です。
しっとり感が好みの人にはシアバターがたっぷり配合された「モイスト」、頑固な毛穴汚れが気になる人には炭と酵素配合の「ブラック」もおすすめ!
最近は髪のエイジングケアに意識を向ける人も増えてきています。
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髪の主成分であるタンパク質成分や保湿成分もたっぷりなので、元気を失いがちなエイジング髪にもまとまり感を与えてくれます。
エイジングを感じさせるパーツは腰やヒップラインなど体にも存在します。
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エイジングケアは年齢に応じたケアのことで、早すぎるなんてことはありません。
20代には20代の、50代には50代のためのエイジングケアがあります。ただエイジングサインが出るスピードやパーツには個人差があるため、今回紹介したのも一般的なものと考えて自分に合ったケアを取り入れていってください。
また、日常の丁寧なスキンケアやボディケアは、エイジングケアを緩やかにするのにも繋がります。今一度、朝晩のケアを見直してみましょう。