2023.7.20
かっさは家でも手軽にできるセルフ美容アイテムです。
しかし「かっさ」で検索してみると「かっさ やってはいけない」「かっさ 効果ない」などネガティブなキーワードも出てきます。
かっさの効果は本当のところどうなのか?部位ごとの効果的な使い方や注意点を解説していきます。
忙しい人や美容に時間がとれない人でも続けられるかっさも紹介します。良かったら参考にしてみてください。
Contents
そもそもかっさとは、天然石や牛の角から作られたプレートを使って滞りを取り除き、経絡の流れを良くする中国古来の民間療法です。
血液やリンパの流れが整うので美容的効果も高いと話題になり、今では美容目的でサロンケアやホームケアのアイテムとして浸透しています。
効果的なかっさの使い方を部位別に解説していきます。かっさの効果をより実感するために、そしてトラブルを起こさないためにも正しく使用しましょう。
尚、かっさの使用方法や流れは多少異なることがあります。購入した「かっさ」に説明書があれば、説明書に従ってください。
かっさは目の周りやほうれい線などのケアにも使えます。
ただ顔にかっさをする場合は、必ずメイクを落としてオイルやクリームを塗った状態で行いましょう。メイクをした状態は肌への負担となるため、おすすめしません。
〈顔のかっさの手順〉
①まずは、老廃物の出口であるリンパ節付近(鎖骨の上と下、耳の下辺り)の詰まりを取っておきます。
②そして顔中央から外(顎から耳、小鼻から耳、目の下から目尻方向)へ流します。顎下も忘れないように!
③老廃物を耳の前あたりに集めたら、最後にエラと耳の間を通り、鎖骨に向けて流します。首は中央だけ避けて同じく鎖骨に向けて流していきましょう。
むくみやくすみが気になる人は朝のかっさがおすすめです。血行が良くなり、メイクが綺麗に仕上がります。肌を改善したい人は夜にかっさをすると、スキンケア成分の浸透力が高まります。
目的に合わせて使い分けてください。
かっさはボディにも使えるアイテムで、滞っている箇所を流すことでボディラインをスッキリさせることができます。
ボディも顔と同じく、リンパ節が詰まっていると老廃物が流れていかないので、股関節や脇にあるリンパ節の詰まりを取るのがポイントです。
またくるぶしとアキレス腱の間や、スネの骨のキワも老廃物が溜まり、太くなる原因を作っています。かっさの細い部分を使用して優しく流します。
ボディのかっさは下から上、先から中央へ向けて行います。老廃物を心臓に集めるようなイメージです。
顔に比べてボディの皮膚は丈夫ですが、やり過ぎるとたるみの原因になります。特に二の腕や内ももは皮膚が薄めなので注意して行いましょう。
ヘッドは顔やボディと違って、オイルやクリームを塗らずに行って大丈夫です。流れのルールも特にありません。
ヘッドかっさは、リフトアップやリフレッシュ効果を得られるため、メイク中など顔にかっさができないときにはヘッドかっさをしてみましょう。
デスクワークで目が疲れたときや、昼ごはん後の眠気覚ましにもおすすめです。やり過ぎは頭皮や髪の毛を痛めてしまう恐れがあるので気を付けてください。
かっさはどんな人でもどんな肌でもしていいわけではありません。
たとえばニキビなどの吹き出物や、ひどい日焼けをした状態など炎症が起きている肌には行わないようにしましょう。
炎症を悪化させたり、シミの原因となるメラノサイトを刺激したりして色素沈着を起こすリスクが高まります。
また、かっさをしたところが赤くなる程度は問題ないですが、ミミズ腫れになってしまうなどデリケートな肌質の人は控えることをおすすめします。
「かっさは強くやったほうが効きそう」「痛いくらいが効果ありそう」というイメージが持たれているように思います。
元々肌を刺激して毒素の溜まった血液を肌表面に押し出す、という使い方でかっさ治療をされていたため、セルフかっさも強くゴリゴリと流して痛いものだと思われがちです。
しかし専門知識や技術のない人がゴリゴリと強くかっさを当てるのはおすすめしません。
強くやり過ぎると、たるみやくすみの原因となってしまいます。また、むくみに関係するリンパ線は肌のすぐ下を通っているため、優しく撫でるくらいで十分効果を実感できます。
かっさの材質や形はさまざまで、目的や好みに合わせて選べます。
かっさの素材は、元々天然石や牛の角が主流でした。最近ではセラミックやステンレスの素材もあり、衛生面やテクスチャーなどから好みのものを選ぶことができるようになっています。
●牛の角
古くからかっさの素材に使用されていて、軽くて壊れにくい。
●天然石
天然石それぞれが持つパワーも享受できる。見た目にも綺麗なものが多い。
●セラミック
さまざまな形に成型しやすい材質なので、好みの形に出会える。軽いのもメリット。
●ステンレス
衝撃に強く、壊れにくさと衛生面を保ちやすいのがメリット。
●プラスチック
比較的安価で、衝撃や水分に強い。
かっさはサイズや形も豊富です。
まず初心者が使いやすいのは、程よく厚みのあるかっさです。薄すぎると力加減がしにくく、厚すぎると狙ったポイントを刺激しにくくなります。
日本かっさ協会によると、プレートタイプのかっさでおすすめなのは8mmだそうです。
小さめサイズの羽根型やハート形は顔のラインにフィットしやすく、体なら広範囲に一度にフィットする長方形タイプがおすすめです。
ヘッド用かっさには突起が付いたものもあり、ツボ押し効果も期待できます。
【参考サイト:日本かっさ協会/https://j-kassa.jp/】
プレート型のかっさは、疲れた夜にやるのは手や腕がしんどいし、やる気が出ない……と買ったかっさを放置していませんか?
電動かっさ「チャームリフト」ならボタンを押して肌に当てて滑らせるだけ。程よい振動と温かさが一日の疲れとストレスをケアしてくれる優れもので、疲れた夜にこそ使いたくなるアイテムです。
LED・温感・振動・EMSの4つの機能を組み合わせ、マッサージやむくみケアなど目的に合わせて4つのモードから選択して使用します。
専用の美容液はなく、いつものスキンケア後に使用できます。さらにコードレスタイプ・卵1個分の軽さなので、使う場所を選ばず、重さで手が疲れることもありません。
見た目にも可愛いフォルムとカラーで、ベッドサイドやドレッサーに置いておきたくなる電動かっさです。
チャームリフトはスッピン肌への使用はNGです。必ず化粧水や乳液など肌が湿った状態で使用してください。
そこでおすすめなのが、ブリオスの姉妹ブランド「クレージュ」から発売されているマルチミネラルオイルです。
その名の通り、マルチに使えるオイルで髪にもボディにも使えます。植物由来のオイルを贅沢にブレンドし、乾燥しがちな髪や肌に潤いベールを乾燥から守ってくれるアイテムです。
尚、チャームリフトを使用する際には、オイルを適度に浸透させてから使用することをおすすめします。
かっさは使い方を間違えると、肌を痛めてしまうリスクがあるため正しく使いましょう。
大切なことなので、ここまでですでに紹介した点もまとめて解説します。
かっさ製品によって多少、注意事項は異なります。購入した製品の注意書きをチェックしてから使用してください。
かっさは正しく使えば、むくみやくすみなどの肌悩みを改善することができる優秀なセルフケアのアイテムです。
素材や形はさまざまなので、自分が使いやすいものを選ぶと良いでしょう。
かっさを使いこなす自信がない人は、ブリオスの電動かっさ「チャームリフト」がおすすめです。肌にそっと当てて滑らせるだけの楽ちん美容アイテムで、ほんのりとした温かさと程よい振動で肌悩みだけでなく、疲れも改善してくれます。
かっさで毎日の美容効果をさらに高めていきましょう。