2023.4.13
「クレンジングと洗顔の違いって何？」
「ダブル洗顔って面倒……」
そのような疑問や不満を抱えていませんか？
今回の記事では、クレンジングと洗顔の違いやそれぞれの役割などについて詳しく解説していきます。
さらに以前公開した「人気沸騰中のクレージュ「クレンジングバーム」を社員が実際に使って比較してみた！ 」の第2弾として、今回はクレージュのクレンジング3アイテムの違いをレビューしました。
比較レビューしてくれたのは、クレージュのメーカーである株式会社多田の新入社員Kさんで、2人の子どもを持つママでもあります。仕事と子育てで限られた時間の中で、保湿にこだわった時短美容を取り入れています。
今回比較レビューした3アイテムは、全て時短美容派に嬉しい「ダブル洗顔不要」です。クレンジングや洗顔の見直しを考えている人は、良かったら検討してみてくださいね！
〈今回比較するアイテムはこちら＞
Contents
クレンジングと洗顔の違いは、使用している化粧品成分が異なる点です。化粧品成分には脂溶性と水溶性があり、親和性を持つ成分を配合することでクレンジングと洗顔、それぞれに違う役目を担っています。
クレンジングはメイク用品に含まれる脂溶性成分と親和性が強いため、メイクをした日はクレンジング剤の使用が必須です。
また黒ずみのように酸化してしまった皮脂は、クレンジングに含まれる脂溶性の成分でないと落ちにくい場合があります。
毛穴汚れに効果的な酵素や炭、クレイなどの成分も頑固な毛穴汚れにおすすめです。
汗や皮脂、ほこりには水溶性の成分が配合された洗顔料が向いています。脂溶性成分のクレンジングでは馴染みにくく、洗い残しの原因になります。
また、メイクをしないので水だけで洗顔という人もいますが、皮脂や角質が溜まり角質肥厚の原因となります。メイクをしなくても、くすみやすい人は洗顔料の使用をおすすめします。
皮脂が多い人は洗顔だけでは毛穴汚れが溜まりやすく、小鼻の黒ずみやくすみ、ごわつきの原因になります。常に肌がテカるような人はクレンジングの使用をおすすめします。
また日焼け止めとパウダーだけの人もクレンジングの使用が必須です。どちらの場合も洗浄力がマイルドなバームやジェル、ミルクタイプから試してみてください。
ダブル洗顔不要と記載されたクレンジング以外は、ダブル洗顔をしましょう。
クレンジング剤だけでは落とし切れない汚れが肌に残ってしまいます。汗や皮脂、ほこりなどの汚れには洗顔料に含まれた水溶性の性質を持つ洗浄成分が有効です。
〈正しいクレンジングのステップ＞
①ポイントメイク専用のリムーバーでポイントメイクをオフする
コットンにポイントメイク液を沁み込ませたら、目元や唇に優しく当ててメイクを浮き上がらせるようにオフします。くすみやたるみの原因になるので擦るのはNG！
②クレンジング剤をTゾーン→Uゾーンの順にのせる
クレンジングは肌のクレンジング剤をのせた瞬間から始まっています。皮脂の多いTゾーン（額・鼻・あご）に先にのせて、そのあとにUゾーン（頬）にのせます。
③1分を目安にクレンジング剤とメイクを馴染ませる
クレンジングの目安時間はおおよそ1分です。クルクルと円を描くように優しく指を滑らせていると、クレンジング剤が乳化して指ざわりが軽くなってきます。
④クレンジング剤を洗い流し、洗顔料を肌にのせる
こんもりと立つくらいにしっかり泡立てたら、クレンジングのときと同じ流れで肌にのせていきます。
⑤洗顔料を洗い流す
クレンジング料も洗顔料も洗い流すときは、36〜38℃程度の中温で行いましょう。高い温度のお湯で流していると乾燥肌を招いてしまいます。
ダブル洗顔不要のクレンジング剤は脂溶性と水溶性両方の成分が配合されていて、どちらの汚れも1本で落とせます。
ダブル洗顔が面倒という人には、ダブル洗顔不要のクレンジングがおすすめです。
まず、クレージュの人気クレンジング3アイテムを比較してくれた、Kさんの人物像と肌タイプを紹介します。
今回比較する商品は以下の3アイテムです。
使い心地や洗い上がりなどを美容オタク目線で厳しくジャッジしてくれました。Kさんと同じ混合肌の人はもちろん、乾燥肌や脂性肌の人もクレンジング選びの参考にしてみてください。
①手に取ったときや肌に乗せたときの感じはどうでしたか？
Kさん：バームを付属のスプーンですくった瞬間は硬いのかなと思いましたが、手に乗せた瞬間にスルッと溶け始めて、肌にもスッと馴染みます。
②メイクとの馴染みは良かったですか？
Kさん：濃いメイクやマスカラなどのポイントメイクは少し落ちにくいですが、ファンデーションには馴染みます。
③洗い流したあとの肌はどうでしたか？ツッパリ感などはありましたか？
Kさん：しっとりとした洗いあがりで、ツッパリ感はありませんでした。さっぱりした香りでクレンジング中も癒されます。
④洗い流す際の落としづらさは感じましたか？
Kさん：メイクと馴染んで乳化した状態で洗い流すと、落としづらさは感じませんでした。焦らずにメイクと馴染ませるのがポイントかなと思います。
⑤クレンジングバーム クリアを使ってみて、他に感じたことや気になることはありましたか？
Kさん：ほかのと比較するとクレンジングバームは、軽いメイク向きのクレンジングかなという印象です。
〈クレンジングバーム3種のレビュー記事もおすすめ★〉
【使ってみたシリーズ①】クレージュ「クレンジングバーム」を社員が実際に使って比較してみた！
①手に取ったときや肌に乗せたときの感じはどうでしたか？
Kさん：オイルの伸びがとても良く、肌に乗せると擦らなくてもみるみるメイクや汚れが浮き上がってくるように感じました。
②メイクとの馴染みは良かったですか？
Kさん：びっくりするくらい、マスカラもするんと落ちました！ファンデーションなどベースメイクとの馴染みもよく、クレンジング力に脱帽です！！
③洗い流したあとの肌はどうでしたか？ツッパリ感などはありましたか？
Kさん：クレンジング力はしっかりあるのに、洗い流したあとの肌はしっとりもちもちでツッパリも感じませんでした。オイル独特のべたつき感もなく、私的には超優秀なクレンジングで今もリピートしています。
④洗い流す際の落としづらさは感じましたか？
Kさん：バームと同じく、しっかり乳化させると洗い流しづらさはありません。オイルの滑りが良くなるまで馴染ませるのがおすすめです。
⑤クレンジングオイルを使ってみて、他に感じたことや気になることはありましたか？
Kさん：今までオイルのべたつく感じが苦手で、クレンジングオイルを使っていませんでした。クレージュのクレンジングオイルは特有のべたつき感がないのに、メイクはするんと落ちて潤いを残した仕上がりを実感できます。オイルクレンジングへのイメージが覆されました！
①手に取ったときや肌に乗せたときの感じはどうでしたか？
Kさん：しっかりしたと硬さがあるタイプのジェルでした。冷たくて、暑い季節にぴったりだと感じました。
②メイクとの馴染みは良かったですか？
Kさん：メイク馴染みは良かったです。硬さのあるジェルなので、肌に乗せて延ばしたときにも摩擦を感じませんでした。
③洗い流したあとの肌はどうでしたか？ツッパリ感などはありましたか？
Kさん：洗いあがりはどちらかというとさっぱりとした肌感で、ツッパリ感はありません。
④洗い流す際の落としづらさは感じましたか？
Kさん：バーム、オイル、ジェルの3つの中で、一番落ちやすかったように思います。
⑤クリアクレンジングを使ってみて、他に感じたことや気になることはありましたか？
Kさん：ジェル状のクレンジングを使うのは今回が初めてだったため、とても新鮮でした。優しい洗い心地で、摩擦を避けたい人におすすめしたいです。
最後に、今回レビュー紹介したクレンジング3アイテムの特徴とおすすめの肌タイプを紹介していきます。
クレンジングバーム クリアは乾燥や毛穴汚れ、くすみが気になる人におすすめです。
敏感肌や乾燥肌にも優しいホワイトクレイ使用。豊富な美容保湿成分で肌を潤しながら、クリアな肌に洗いあげます。
角質ケアやマッサージ、保湿パックも同時にできるWクレンジングなので、時間がない人にぴったり！マツエクもOKのクレンジングです。
クレンジングオイルは、しっかりメイクやポイントメイクもまとめてオフしたい人におすすめです。
肌やメイクに馴染みやすいエマルジョンオイルを使用し、汚れ吸着成分のクレイとのWパワーで、皮脂やメイクを擦らず浮かせて落とします。
注目の成分CICAと3種のビタミンで、トラブル肌を落ち着かせてくれる効果も期待できます。
クリアクレンジングは、お肌に透明感を出したい人におすすめです。
毛穴汚れを吸着除去してくれるナチュラルクレイと、肌表面の皮脂やくすみを除去するお酢の力で、毛穴汚れだけじゃなく角栓も綺麗にしてくれます。
セラミドやヒアルロン酸など保湿成分もたっぷり配合。クレンジングバームよりはさらっと感もあり、程よくしっとり仕上げたい人向きのクレンジングです。
クレンジングと洗顔の違いは、含まれている洗浄成分の違いです。W洗顔不要のアイテムには両方の成分が配合され、汗やほこりなどの水溶性とメイクの脂溶性、どちらの汚れにも対応しています。
クレージュのW洗顔不要のクレンジングには、強すぎる洗浄成分を使用していないのでどんな肌質の人でも使用可能です。
とはいえ、仕上がり感やテクスチャーなどは異なります。今回のレビューや紹介を参考に、自分の肌や好みに合うクレンジングに出会っていただけたら嬉しいです。
今回レビューにご協力いただいたKさんには、【使ってみたシリーズ①】クレージュ「クレンジングバーム」を社員が実際に使って比較してみた！で３種のクレンジングバームについても比較してもらいました。こちらも合わせて参考にしてみてください。
