2025.5.22
シャンプーやトリートメントなど豊富にあるヘアケアアイテムですが、最近人気が高まっているのが「ドライシャンプー」です。
ドライシャンプーはその名の通り、乾いた状態でシャンプーできるアイテム。
濡らさずにシャンプーできるとはどのような仕組みなのか、気になる人も多いのではないでしょうか?
今回の記事ではドライシャンプーの仕組みやメリット、デメリット、役立つシーンについて解説します。
ドライシャンプーが気になっている人や、汗や皮脂による頭皮の不快感や臭いのケアがしたい人はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
Contents
日本は梅雨時期から夏にかけて湿度の高い日が多くなります。湿気の多い環境は不快感だけでなく、頭皮や髪にとってもマイナス面が多いです。
ドライシャンプーはそんな湿度の高い日の頭皮や、髪の不快感などをケアするのにおすすめなアイテム。
湿気が頭皮や髪に与える影響と、ドライシャンプーが頭皮や髪のケアをできる仕組みについて解説します。
湿気の多い環境は頭皮の状態を悪化させ、かゆみやベタつき、臭いなどの不快症状の原因となります。
頭皮にはもともと人の汗や皮脂をエサとするアクネ菌や表記ブドウ球菌といった、常在菌が棲みついています。
常在菌は本来、頭皮や毛髪の健やかな状態の維持や皮膚バリア機能の維持など、重要な役割を果たすのが特徴です。
ただ常在菌によって分解・生成される脂肪酸の中には、頭皮のバリア機能やターンオーバーに悪影響を及ぼすものや頭皮の炎症の原因となるものがあります。
そのため、湿気により皮脂や汗が増えると頭皮環境が悪化する可能性が高くなるのです。
毛髪は濡れると結合が緩み、空気中の水蒸気を取り込みやすくなる性質をもっています。
水分を含んだ髪はクセやうねりが出やすく、髪が広がる原因となります。
湿気が多い環境では濡れた状態と同じく、毛髪内に水分を取り込みやすい状態になるため、梅雨など湿気が多い時期は髪が広がりやすくなるのです。
ドライシャンプーには皮脂吸着剤が配合されており、頭皮や髪に付着した皮脂や汚れを吸着する仕組みです。
実際のシャンプーのように洗い流して汚れを落とすのではなく、余分な皮脂を取り除くことで皮脂による不快感を軽減するのが目的です。
またドライシャンプーには清涼感のある成分や香りも配合されていることが多く、臭いケアの効果も期待できます。
パウダーが配合されているものであれば、汗によるベタつきを緩和し、サラサラ髪の復活にもつながります。
ドライシャンプーの大きな魅力は、水やお湯を使えない状況でも頭皮の不快感やベタつき、においをすっきりとリセットできる点です。
髪を濡らす必要もないので、ドライヤーで乾かす手間もなく、時間がないときでもさっと使えます。
一方で、通常のシャンプーのように泡でしっかり洗い流すわけではないため、洗浄力はやや劣ります。
そのため、長期間の使用には向いておらず、あくまで一時的なケアとして活用するのがおすすめです。
また、製品によっては清涼感の強い成分が含まれていることがあり、敏感肌の人は刺激を感じることもあるので、成分表示を確認しながら自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
ドライシャンプーは濡らさずにシャンプーできるので、以下のようなシーンで役立ちます。
詳しくは次の項で解説しますが、ドライシャンプーにはさまざまな形状やサイズのものがあり、持ち歩きにも適したコンパクトなものもあります。
用途に合わせて使い分けることでさまざまなシーンで役立ちます。
ライシャンプーは製品によって形状が異なるなど、さまざまな種類があります。ここでは比較的多い3つのタイプのドライシャンプーを紹介します。
スプレータイプのドライシャンプーは頭皮へダイレクトにスプレーできるので、頭皮の不快感のケアに向いています。
またパウダー配合などドライタイプが多いので、髪を濡らしたくない人におすすめです。
皮脂吸着力も高いため、汗や皮脂によるベタついた髪をサラサラな状態へリセットするなど、スタイリング剤としての役目も。
コンパクトサイズとレギュラーサイズの2種類展開している製品も多く、シーンによって使い分けしやすいのも嬉しいポイントです。
液状でないため漏れなども心配もなく、持ち歩きしやすいドライシャンプーです。
ミストタイプは清涼成分配合のミスト液を頭皮に馴染ませることで、すっきりした仕上がりを実感できるのがメリットです。
スプレータイプに比べると髪が少し濡れてしまうのが難点ですが、暑い時期に使うのであればそれほど大きなデメリットでもないでしょう。
また他のドライシャンプーに比べて、頭皮や髪に香りが残りやすい印象です。
スッキリ感や臭いケアだけでなく、頭皮の汚れも落としたい人にはシートタイプが良いでしょう。
シートで頭皮を擦るようにして使うため、頭皮に溜まった皮脂や汗を拭き取ることができます。使いやすさを重視する人には手袋タイプのものがおすすめです。
使用後はブラシなどで髪を整えましょう。
ドライシャンプーは、下記の3つのポイントを意識して選ぶのがおすすめです。
ドライシャンプーは、製品や形状によってしっとりやサラサラ、サラふわなど、異なる仕上がり感を楽しめます。
髪質に合わせて選べば、より綺麗でまとまりのある仕上がりを実感しやすくなるでしょう。
乾燥しやすい髪質なら保湿成分が配合されたものを選べば、しっとりとした仕上がりに。
汗っかきで皮脂が多くなりがちな人は皮脂吸着力の高いドライシャンプーで、スタイリング直後のサラサラやサラふわ髪に。
店頭で実際に試用してみたり、口コミを参考にしたりして仕上がり感をチェックして購入しましょう。
ドライシャンプーの形状やサイズ、使いやすさなどによって、シーンごとに最適なものは異なります。
持ち歩きしやすさやセットのしやすさ、求める仕上がり感などで選ぶと良いでしょう。
例えばスタイリングも兼ねて行うなら、スタイリングのしやすいスプレータイプ。
汗をかくスポーツの後なら清涼感や汚れ吸着効果の高いものを。
使用するシーンに合ったものを選ぶとより快適なヘアケア、スタイリングが可能です。
ドライシャンプーは臭いケアを兼ねたものも多く、製品ごとにさまざまな香りづけがされています。
汗や皮脂の対策に使われることが多いため、グレープフルーツやレモン、ペパーミントのような爽やかで清涼感のある香りが人気です。
一方で、スタイリングの仕上げや入院中のケアなど、場面や季節を問わず使いたい場合は、ジャスミンなどのフラワー系や、ローズマリーなど天然アロマの香りが楽しめるボタニカルタイプを選ぶ人もいます。
ほかの香りと混ざるのが嫌な人は無香料タイプがおすすめです。
サロン品質にこだわったヘアケアブランド「プリュスオー」から、一日中さらふわな髪をキープするための新商品『プリュスオー 2Wayドライシャンプー』が登場しました。
プリュスオーのドライシャンプーはベタつきや臭いをリセットするだけでなく、朝使うことでさらふわ髪をキープするための下地としても使えます。
さらに、髪のうねりや絡まりをケアする効果が期待できるγ₋ドコサラクトンを配合し、傷んだ髪の補修も行う優れものです。
日中の汗や皮脂で髪全体のベタつきが気になった際は頭皮と毛髪にスプレーした後、全体をブラッシングしてください。
ドライシャンプーに配合されたパウダーが毛髪をコーティングし、さらふわ髪を復活させてくれます。
スタイリングの際はドライシャンプーと同じ香りの『ポイントリペアスーパーハード』とのセット使いもおすすめです。
ぴょんぴょん跳ねるアホ毛や後れ毛をスッと収めてヘアセットの時間を短縮できます。
\スタイリングにも汗対策にもおすすめ/
プリュスオーのドライシャンプーの使い方は下記の通りです。
なお使用する際は、同じ箇所に連続して1秒以上噴射しないでください。
その他注意事項については下記公式サイトをご覧ください。
\正しく使用するためにチェック!/
ドライシャンプーは水なしで頭皮に爽快感を与え、ベタつく髪もリセットできる優秀なヘアケアアイテムです。
体調不良や災害などでお風呂に入れない時や、髪を洗えないヘアカラーした日などのヘアケアに役立ちます。
良い香りのものも増えているので、機能性にプラスして香りを基準に選んでも良いですね。
\水なしで頭すっきり!/