2025.5.22
「ダメージを受けたパサパサ髪をなんとかしたい!」
このように思う方のために「ダメージヘアへの対処法」をまとめました。
一度ダメージを受けた髪は元に戻ることはありませんが、正しくケアすれば見た目は変わります。
「もう切るしかないのかな」と諦めがちな方もぜひ参考にして、一度実践してみてください。
Contents
髪は、下記の3構造で成り立っています。
タンパク質の一種であるケラチンを主成分とし、そのケラチンはシスチンというアミノ酸からできているのが特徴です。
髪の中心にあるメデュラの役割ははっきり解明されていませんが、髪の潤いや弾力性を保っているといわれています。
メデュラの周りにあるのが、髪の毛の太さや柔軟性に影響を与えるコルテックスです。
メラニン色素もこの部分にあり、種類と量によって髪の色が決まります。
そして髪表面を覆うのが、手触りや髪のツヤに関わるキューティクルです。
半透明のうろこ状のものが何枚も重なり、髪内部をダメージから守っています。
ダメージヘアとはキューティクルがめくれ、髪内部がダメージを受けた状態です。髪が傷む原因は主に下記の4つがあります。
摩擦は髪の毛にダメージを与える原因のひとつです。
毛先ほどパサつきを感じやすいのは、摩擦によるダメージを長年受けてきたためです。
摩擦によるダメージの原因には、ヘアアイロンの使用や、就寝時に枕とこすれる刺激などが挙げられます。
とくに毎日ヘアセットでヘアアイロンを使用する人は、ヘアアイロンによる摩擦が大きく影響している可能性が高いです。
またキューティクルは濡れると柔らかくもろくなるため、簡単な摩擦で欠けたり、剥がれたりしやすくなります。
そのため、濡れたまま長時間の放置や半乾きもダメージを受ける原因となります。
長時間強い紫外線に当たることも、髪のダメージの原因です。
紫外線は、髪の表面を覆うMEAという脂質成分やタンパク質にダメージを与え、キューティクル同士の結びつきを弱める作用があります。
また、髪内部のタンパク質やメラニン色素も分解されて小さくなるため、キューティクルの隙間から流出しやすくなるのです。
その結果、髪の内部に空洞が増え、弾力やしなやかさが失われ、艶も低下してしまいます。
さらに紫外線が強くなる夏は、プールや海など髪が濡れた状態で長時間いる可能性も高いです。
キューティクルは濡れるともろくなるため、髪のダメージが進行する原因となります。
ドライヤーの吹き出し口は100℃以上の高温になるものもあり、間違った使い方は髪にとって負担となります。
タンパク質が主成分である髪は肉や卵と同じように、高い熱が加わると熱変性を起こし、毛髪内部が空洞化する原因に。
さらに160℃以上になると毛髪内部のコルテックスが変化し、毛髪の弾力低下を招く可能性があります。
ヘアアイロンやドライヤーは髪にダメージを与える可能性があるため、使い方には注意が必要です。
ヘアカラーやブリーチの薬剤は、キューティクルの結びつきを弱めることで薬剤が髪内部まで浸透しやすくなります。
その際、キューティクルが開くことで髪内部の水分やタンパク質が流れ出やすくなるため、ダメージの原因になります。
一度傷んだキューティクルは摩擦にも弱くなり、さらにダメージが進行しやすくなるのです。
パーマも髪の主成分であるケラチンを一度切ってから再結合させるため、タンパク質が変質し、髪のハリやコシが失われやすくなります。
繰り返すほど傷みは蓄積するため、施術後はしっかりとケアすることが大切です。
ダメージを受けた髪への対処法や、ダメージを悪化させないための方法を合わせて7つ紹介します。
すぐに始められるものや効果を実感しやすいものもあるので、できるものから取り入れてみましょう。
ダメージによる毛先のパサつきには保湿効果の高い「洗い流さないトリートメント」がおすすめです。
洗い流さないトリートメントには保湿成分のほか、ダメージ修復成分も配合されている商品も多く、ダメージケアに高い効果が期待できます。
パーマやカラー、摩擦で乱れたキューティクルを整え、まとまりのある状態へと導きます。
毛髪をコーティングして外部の刺激から毛髪内部を守る役割をする「シリコン」や、毛髪の主成分である「ケラチン」も美髪復活に有効です。
購入時には保湿成分と合わせてチェックしましょう。
クレージュのプレミアムリペアマスクは、ミネラル豊富なクレイと天然由来の保湿成分、Wケラチンを配合。
パサパサに傷んだ髪を修復補修してくれるので、週1回のスペシャルケアにおすすめです。
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熱ダメージの原因となるヘアアイロンやドライヤーは、なるべく髪に優しいものを選びましょう。
ドライヤーの場合、風量1.5〜1.7㎥/分以上やイオン系機能、温度センサー付きのものがおすすめです。
ヘアアイロンは細かい温度設定が可能なものや、セラミックやチタンなど髪に優しいプレートのものを選びましょう。
「ケアレクト スムースケアアイロン」はダメージの原因となる、水蒸気爆発を起こさせない「シルクトルマリンプレート®」を使用しています。
ヘアケアブランド「プリュスオー」の開発チームがこれまでのヘアケア研究で培った知識や経験を詰め込んだ、髪に優しいヘアアイロンです。
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↓こちらの記事もおすすめ↓
ダメージを受けた髪は、ヘアオイルなどを塗布してからブラッシングしましょう。
何もつけずにブラッシングをすると、めくれ上がったキューティクルが欠けたり剥がれたりする恐れがあります。
先にオイルなどで毛髪表面をコーティングすることで、キューティクルを整え、ダメージを最小限にブラッシングできます。
ブラッシング前に使うヘアオイルなどのアイテムを購入する際は、以下の記事も参考にしてください。
\編集部おすすめのヘアオイル☆/
就寝時の摩擦から髪を守るには、ナイトキャップがおすすめです。
大人に必要な寝返りは20回前後といわれており、寝返りのたびに髪が摩擦されると考えると就寝時の髪への負担は大きいことがわかります。
ナイトキャップの素材は化学繊維のものと天然素材のものがあり、おすすめは天然素材のシルクです。調湿効果があり、キャップ内の湿度を適切な状態に保ってくれます。
なおナイトキャップの選び方や被り方については、下記の記事で解説しています。
ナイトキャップの正しい使い方とは?効果や選び方のポイントについても解説! – betop media
髪のダメージが気になるけどカラーをしたい人は、髪のダメージが目立たないカラーを選びましょう。
おすすめは艶感が出やすいブラウン系や、ブリーチなしでも楽しめるピンク系です。
これからカラーをする予定の人はインナーカラーやケアブリーチも検討してみましょう。
インナーカラーは部分的なブリーチのため、髪全体がダメージを受けずに済みます。
一方ケアブリーチは、ブリーチに保湿成分や修復成分が配合されたもので、髪への負担を軽減できるのが特徴です。
カラー後はカラーシャンプーを使うことで退色を軽減し、綺麗な髪色をキープできます。
\編集部おすすめのカラーシャンプー☆/
髪のダメージケアを考えるなら、髪のUVケアは必須。
紫外線は春先から強さを増すため、3月頃からUVケアを意識するのがおすすめです。
帽子や日傘、UVスプレーなど、簡単にできるUVケアはたくさんあります。
最近ではUV効果のあるスタイリング剤も増えており、ますます手軽にUV対策を打てるようになっています。
とくに屋外で長くいる際には肌と同じく、UVスプレーの小まめな使用や複数のUVケアを併用するなどの対策を取りましょう。
ダメージ補修効果が期待できるシャンプーで、小まめなダメージケアを行いましょう。
早めのケアでダメージを最小限に留め、深刻なダメージへの進行防止に役立ちます。
ダメージ補修効果が期待できる成分には、髪の主成分であるケラチンや熱を味方に変えてダメージを修復するγ₋ドコサラクトンなどがあります。
またPPT系洗浄成分も毛髪補修に効果的な成分です。
PPT系洗浄成分の詳細は下記の記事で解説しています。
PPT系洗浄成分とは?PPTシャンプーのメリットや選び方を解説 – betop media
髪のダメージケアのために生まれた『プリュスオー リポアシャンプー』
注目してほしいのは、先の項でもふれた毛髪補修に効果的とされる「PPT系洗浄成分」をシリーズ最高濃度で配合している点です。
洗いながらダメージ補修も叶う画期的なシャンプーで、アミノ酸系洗浄成分も配合することで泡立ちの良さととろけるような洗い心地を実現しました。
毛髪の主成分であるケラチンのほか、ツボクサエキスやヒアルロン酸などの保湿成分も配合し、ダメージ髪を潤う健やかな状態へと導きます。
なお、リポアトリートメントには微粒子化したシルク美容液を配合。
浸透力を高める「シルクリポカプセル処方」で毛髪深部までシルク補修成分を届けて、髪を内側から徹底的に補修します。
シャンプーとの併用でより高い補修効果を実感できます。
\補修成分が豊富なシャンプー!/
\シャンプーとの合わせ使いがおすすめ!/
ハイダメージヘアにはワンランク上のダメージケアをおすすめします。
カラカラに乾いてしまった土が水分をうまく吸収できないのと同じで、ひどく傷んだ髪は良い成分を与えても吸収できる力がありません。
そんな力を失った髪には、浸透力を高めてくれる『プリュスオー ハイドロミストN』がおすすめです。
サロン発想の髪のブースター導入液で、後に使うトリートメントの浸透を高めて、トリートメントの効果を最大限に高めます。
ハイドロミストN自体にも毛髪補修や保湿効果があるので、パサパサに傷んだ髪を深部から徹底補修できます。
\ヘアケアの前に使って効果アップ!/
髪は紫外線や寝ているときの摩擦、ドライヤーの熱などでダメージを受けています。
ダメージをゼロにするのは大変ですが、日々正しいケアを取り入れることで綺麗な髪へと導けます。
すでにダメージを受けてしまった髪もトリートメントや保湿ケアを強化すれば、キューティクルが整い、見た目の印象が変わる可能性も。
ぜひできることから取り入れてみてください。
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