2025.7.25
ダメージから髪を守るためには日中だけでなく、寝る時にも注意が必要です。
とくにロングヘアの場合、寝ている間に髪が絡まることで切れ毛の原因にもつながります。
今回の記事では就寝中に髪をダメージから守る方法を解説します。
さらに睡眠の質を高めることで髪にどのような影響があるのかについても触れているので、ヘアケアを頑張りたいと思っている人はぜひ参考にしてください。
Contents
きれいな髪をキープするためには、寝る時のダメージから髪を守ることが大切です。
人は寝ているときに、少なくとも20〜30回ほど寝返りをしているといいます。
そのため、寝る時に髪をきちんとケアできていないと、寝返りによって髪がダメージを受けてしまう可能性があります。
ダメージから髪を守るために大切な、以下2つのポイントについて解説します。
髪の表面を覆うキューティクルは、うろこのようなものが何枚も重なったような構造になっています。
濡れるともろくなる性質があり、少しの摩擦ではがれたりめくれたりしやすくなるのです。
そのため、髪が濡れていると寝ている間に髪が受けるダメージも大きくなります。
なかには自然乾燥する人もいますが、髪の内部が乾ききらないまま寝てしまう湿ったまま長時間過ごしているケースが多いです。
髪をダメージから守るためにも髪が濡れたままで寝るのはやめましょう。
寝る時の摩擦から髪を守ることで、就寝時の摩擦ダメージを軽減できます。
髪は、少なくとも20〜30回、小さな動きを入れると50〜60回にも及ぶといわれる寝ている間の寝返りや頭の動きによって摩擦を受け続けています。
摩擦はキューティクルのダメージや切れ毛の原因となり、ダメージヘアにつながるため、寝ている間の摩擦から髪を守るケアを取り入れましょう。
寝ている間のダメージから髪を守るためのケアを6つ紹介します。
とくに初めの3つ「髪を乾かす」「洗い流さないトリートメントをつける」「ブラッシングで絡まりを取る」は必須事項です。
髪は一度ダメージを受けると、肌のように修復はされません。ヘアダメージを進行させないために、今日から丁寧なケアを始めましょう。
髪はお風呂から上がったらすぐにタオルドライし、ドライヤーでしっかりと乾かしましょう。
ただ当て方を間違うとドライヤーの温度で、逆にパサパサな髪になってしまいます。
以下のポイントを押さえ、正しい当て方で乾かしてください。
↓正しいドライヤーの当て方の詳細やドライヤーの選び方は以下の記事で解説!↓
ドライヤーを当てる前や寝る前には、洗い流さないトリートメントやオイルを使用しましょう。ドライヤーの熱から髪を守る効果も期待できます。
また洗い流さないトリートメントやオイルには、毛髪補修効果が期待できる成分が配合されていることも多く、今あるダメージヘアにも有効です。
受けてしまったダメージヘアの完全回復は難しいですが、ダメージによる質感を改善へと導くことは可能です。
ダメージを連鎖させないためにも、洗い流さないトリートメントやオイルで髪を摩擦や熱ダメージから守りましょう。
髪の絡まりは切れ毛の原因となるため、ブラッシングで寝る前に絡まりを取っておくことが大切です。
また寝る前に使うブラシは、パドルブラシやクッションブラシがおすすめです。ほどよく頭皮に刺激も加わるため、頭皮ケアの効果も期待できます。
ブラッシングをする際、頭皮から一気に解くと切れ毛の原因となるため、毛先に近い箇所から徐々にブラシを通すのがポイントです。
ロングヘアの人は3〜4回、セミロングの人は2〜3回に分けて丁寧にブラッシングしましょう。
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ロングヘアはショートやボブスタイルに比べて、寝ている間に髪同士が絡むなどダメージを受けやすい傾向です。シュシュなどでゆるく結んで、髪同士の絡まりを防ぎましょう。
このとき、きつく結んでしまうと髪に負担がかかったり、跡がついたりしてしまう原因となります。睡眠の質も低下してしまう恐れもあるため、ほどけない程度にゆるく結ぶのがポイントです。
また寝る時に邪魔にならない場所でまとめるのも、睡眠に影響を与えないために大切なポイントです。仰向けで寝る人は横かトップで、横向きで寝る人は後ろかトップで結びましょう。
朝巻き髪にする人は三つ編みにしておくと、朝のヘアセットの時短になります。
寝ているときの髪を摩擦から守るためには、ナイトキャップがおすすめです。
とくにシルク製のナイトキャップは調湿効果があり、キャップ内の湿度を適切な状態に保ってくれるため、乾燥から髪を守る効果も期待できます。
しかし、シルクは硬貨なので購入を躊躇する人もいるのではないでしょうか。そういった場合は、コットン製をおすすめします。
シルクのように調湿効果はないものの汗を吸収するため、寝汗による蒸れを防ぐ効果があります。
ナイトキャップの形は、下記のさまざまな形から選択可能です。
好みで選んで問題ありませんが、セミロングやロングヘアで寝ぐせをつけたくない人は筒型が向いています。
↓ナイトキャップの正しい使い方については下記の記事で解説↓
枕カバーの素材によっても、寝ている時の髪への負担が変わります。
髪への負担軽減には、シルクやリネン、コットンなど天然素材のものがおすすめです。いずれも肌に優しい素材で、睡眠の質を高めてくれる作用もあります。
素材 | 特徴 |
シルク | 調湿性に優れ、静電気を起こしにくい。 サラサラした肌ざわりが特徴的。 |
リネン(亜麻:フラックス/麻の一種) | 通気性、保湿性が高い。 夏は涼しく、冬に温かく感じる素材。 |
コットン(綿) | 通気性や吸水性が高い。 ふんわりとした肌ざわりが魅力。 |
コットンやリネンの枕カバーは1,000~4,000円台と比較的リーズナブルなものもあるので、寝る時の髪を守るためにもぜひ購入を検討してみましょう。
髪質で悩んでいる人は睡眠の質の改善も意識しましょう。
髪や頭皮の生まれ変わりには、成長ホルモンが影響しています。成長ホルモンは主に寝ているときに分泌されるもので、とくに深い睡眠に入ったときに多く分泌されると考えられています。
なかでも睡眠のゴールデンタイムといわれる、22〜翌2時までの睡眠の質が重要で、その時間帯にしっかりと深い睡眠に入ることで、健やかな育毛サイクルが作られるのです。
良質な睡眠を取るためにも寝る前の習慣を見直し、早めにベッドに入るように心がけましょう。
↓睡眠の質を改善する習慣や寝る前のおすすめルーティンについてはこちらで紹介!↓
↓忙しくしっかり寝る時間が確保できていない方にはこちらの記事もおすすめ↓
シャンプーやトリートメントの見直しも、寝ている時の髪ダメージを軽減するのに有効です。
保湿成分や毛髪修復成分が配合された、おすすめのシャンプーとトリートメントを3つ紹介します。
ブリオスのクリームシャンプーは1本で下記4つの役割を担う、泡立たないシャンプーです。
そのため、時短シャンプーとして育児や仕事に忙しい人から高い人気を得ています。
毛髪の主成分であるタンパク質由来のコラーゲン成分3種と、毛髪補修成分「エルカラクトン(γ‐ドコサラクトン)」を配合した美容液クリームが毛髪に密着、浸透。
潤いを与えながら、ダメージを受けた髪の補修と保護をサポートし、髪のごわつきを改善します。
疲れた体と心を癒してくれる「フルーティ&フローラルムスク」の香りも魅力です。
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サロン級のヘアケアを自宅で叶えてくれるプリュスオーシリーズのトリートメントは、髪質や仕上がり別に3種類から選べます。
3種いずれにも、下記のような成分を配合しています。
乾燥から髪を守るだけでなく、ダメージを受けた毛髪を内と外から修復。さらにそれぞれに独自の成分を配合することで髪の悩みを軽減し、理想の髪に導きます。
種類 | 独自成分 | おすすめな人 |
メロウトリートメント | ・ハチミツ(保湿・艶感アップ) ・豆乳発酵液(保湿) | ・サラサラ髪に仕上げたい ・絡まりやすい髪 |
メルティトリートメント | ・乳酸桿菌/豆乳発酵液(保湿) ・セレブロシド(バリア機能強化) | ・まとまる髪に仕上げたい ・うねり、広がり髪 |
リポアトリートメント | ・セラミドNG・AG(保湿) ・ツボクサ葉/茎エキス(保湿) | ・しっとりとまとまる髪に仕上げたい ・ひどくダメージを受けたパサつく髪 |
各トリートメントの詳細は上記の商品名をクリックして、公式サイトでご覧ください。
プリュスオー メロウリュクスマスクは週1回のスペシャルヘアケアにおすすめのヘアマスクです。
バリア機能の働きをもつ「セラミド」や毛髪の主成分であるタンパク質由来成分「ケラチン」が、毛髪ダメージを内と外から修復、保護します。
さらに2種類のシルクとコラーゲン成分がキューティクルに潤いを与え、まるでサロン帰りのような、なめらかな質感へと導きます。
なお酷く傷んだ髪は同シリーズのブースター美容液「ハイドロミストN」をスプレーしてから、メロウリュクスマスクを塗布するのがおすすめです。
高浸透のヘアミストがヘアマスク成分の浸透をサポートし、より高い効果を実感できます。
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寝ている間、枕との摩擦でダメージを受け続けています。
寝る前にはしっかりと髪を乾かし、洗い流さないトリートメントやオイルでキューティクルを保護しましょう。
ロングヘアは絡まりやすいため、シュシュなどで緩くまとめるのもおすすめ。摩擦から髪を守ってくれるナイトキャップや枕カバーも取り入れて、綺麗な髪をキープしましょう。