2025.11.5

ニキビ肌向けおすすめの洗顔料|原因に合った製品選びと正しい洗顔方法が大切

ニキビには大人ニキビや思春期ニキビなどがあり、それぞれに異なる原因があります。ニキビ肌の改善には、ニキビの原因や肌質にあった洗顔料選びが大切です。

また綺麗な肌に近づくには肌に合う洗顔料を正しく使う必要があります。

今回の記事ではニキビ肌向けにおすすめの洗顔料の紹介と、商品選びの際のポイント、正しい洗顔方法について解説します。

繰り返すニキビに悩んでいる人はぜひ最後まで読んで、参考にしてください。

ニキビができる原因

ニキビは10代の頃に現れる思春期ニキビといわれるものと、社会人になってからできる大人ニキビがありますが、ニキビができるメカニズムはどちらも同じです。

ただ思春期ニキビと大人ニキビでは悪化する原因が異なるため、その点も踏まえながらニキビができる原因を詳しく解説します。

皮脂の過剰分泌

ニキビの原因としてすでに認知されているのが、皮脂の過剰分泌です。おでこや額など皮脂腺が多い箇所にできやすく、思春期ニキビの特徴でもあります。

10代は毛穴が未発達のため角栓が発生しやすく、皮脂の過剰分泌が加わることで毛穴詰まりを起こし、多量のニキビ発生につながるといわれています。

その他、乾燥や生活習慣の乱れも皮脂の過剰分泌に影響を与えるため、思春期を過ぎても皮脂が多い人はスキンケアや生活習慣の見直しが必要です。

寝不足

脂性肌ではないのにニキビができる人は、寝不足が原因かもしれません。

寝不足になると肌のターンオーバーが低下し、古い角質が毛穴をふさぐことで、ニキビができやすい環境を作ります。

ほかにも睡眠不足状態によるストレスや肌環境の悪化も、ニキビができやすくなる原因です。

寝不足によるニキビは、大人ニキビの特徴のひとつです。20代を過ぎてニキビがよくできるようになった人は睡眠環境を改善してみましょう。

毛穴の詰まり

毛穴が詰まるとアクネ菌が繁殖しやすい、コメド(毛穴が詰まった状態)を作り、ニキビ発生につながります。

毛穴の詰まりは過剰皮脂やメイク汚れの蓄積が主な原因です。カバー力の高いファンデーションの場合、ジェルやミルクタイプなど、水分多めのクレンジングではメイク残りする可能性があります。

カバー力の高いメイクをした日は、オイルベースのクレンジングでしっかりクレンジングをしましょう。

編集部のおすすめはモイスチャライジング クレンジングオイル !

アクネ菌の増殖

アクネ菌がニキビの原因だと知っている人は多いと思います。しかし、アクネ菌自体が悪いのでなく、ニキビの発生は「アクネ菌の増殖」が原因です。

人の肌には常在菌といって、健やかな肌を保つためにいくつもの菌が存在しています。アクネ菌もそのひとつです。

美肌菌ともいわれる表皮ブドウ球菌などとともに、肌を綺麗に保つ役割を担っています。

本来は良い役割を担うアクネ菌も増殖すると、ニキビを発生させる原因となるのです。

ニキビ肌向け洗顔料の選び方|3つの成分に注目

ニキビ肌の方は3つの成分に注目して、洗顔料を選びましょう。

肌質に合う洗浄成分

ニキビ肌といっても原因がさまざまであるように、本来もつ肌質も異なります。強すぎる洗浄力は乾燥を招き、ニキビを悪化させる恐れがあります。

「ニキビ=皮脂をしっかり落とす」ではなく、肌質にあった洗浄成分を選ぶことが大切です。

ニキビはできるけど肌が乾燥しているのであれば、肌に必要な水分は残してくれる優しい洗浄成分が配合されたものがおすすめです。

【肌に優しい洗浄成分の一例】

洗浄成分成分名
アミノ酸系・ココイルメチルタウリンNa・ココイルグルタミン酸Na
ベタイン系・コカミドプロピルベタイン・ラウラミドプロピルベタイン

上記の洗浄成分が成分表の上位(※)に記載、もしくは多く配合されているものを選びましょう。

※成分表は配合量が多いものから順に表記されているため

大人ニキビや肌荒れに特化した有効成分

大人ニキビや肌荒れに特化した、以下の有効成分に注目して選ぶのもおすすめです。

【ニキビ肌に効果的な有効成分】

成分名働き
グリチルリチン酸ジカリウム抗アレルギー作用、抗炎症作用
アラントイン抗炎症作用
グリコール酸古い角質を除去し、毛穴詰まりを解消

炎症を鎮めてくれる成分はニキビをケアするだけでなく、肌荒れにも効果が期待できます。ストレスや乾燥で敏感になっている大人ニキビ肌におすすめです。

さらに上記成分に保湿成分が加わることで、より肌への負担を軽減できます。敏感肌の人は保湿成分も合わせてチェックしましょう。

大人ニキビにおすすめ!有効成分配合の洗顔料

肌バリア機能を高める保湿成分

保湿成分は肌をしっとりさせるだけでなく、肌のバリア機能を高める働きも担う美肌に欠かせない成分です。

大人ニキビにはもちろん、思春期ニキビの場合もニキビを繰り返さないために、保湿をして肌機能を高めていきましょう。

【代表的な保湿成分】

  • グリセリン
  • ヒアルロン酸
  • セラミド
  • コラーゲン
  • シアバター

上記のほか、アロエベラやゆず果実、ホホバオイルなど天然由来の保湿成分もあります。なお、大人ニキビには浸透力の高い加水分解された成分もおすすめです。

ニキビ肌向け洗顔料

ニキビ肌向けのおすすめ洗顔料を4つ紹介します。いずれも肌に優しい洗浄成分に加え、毛穴に溜まった皮脂やメイク汚れを吸着オフする「クレイ」を配合。

洗顔料ごとにおすすめの肌質や特徴を紹介するので、ご自身の肌質や状態に合わせて選んでください。

乾燥によるニキビ肌に|クレージュ モイスチャライジング フェイスウォッシュ

もっちりと肌に吸着する泡が特徴的な、クレージュ モイスチャライジング フェイスウォッシュ。

2種類のクレイ(ホノライト、海シルト)とヒアルロン酸、3種のセラミドの保湿成分に加え、保水力を高める「プロテオグリカン」を配合した、毛穴ケアと乾燥ケアを同時にできるアイテムです。

肌のターンオーバー低下による毛穴詰まりや、かさつきのある大人ニキビ肌におすすめです。

皮脂過多によるニキビ肌に|クレージュ ポアスムージング フェイスウォッシュ ブラック

植物由来の優しいスクラブと2種類のクレイ(モロッコ溶岩クレイ、ホノライト)、炭、酵素を配合した、クレージュ ポアスムージング フェイスウォッシュ ブラック。

毛穴をなめらかに整えるピュアレチノールも配合しており、頑固な毛穴の黒ずみケアに特化した洗顔料です。小鼻やあごの部分用パック洗顔としても使えます。

過剰皮脂によるニキビや皮脂テカを改善し、さらっとした仕上がりへと導きます。

ニキビができやすい肌をサポート|クレージュ スキンリファイニング フォーミングウォッシュ

保湿力の高いPHA(グルコノラクトン)や優しい肌当たりのホワイトクレイなど、穏やかな働きの成分を集めた、クレージュ スキンリファイング フォーミングウォッシュ。

毎日の洗顔にソフトピーリング(※)を入れることで、ニキビの原因となる古い角質が溜まりにくい肌環境を整えます。

明るく潤いに満ちた肌へ導いてくれる3つのビタミンCと豊富な植物エキスで、肌の印象力をアップします。

面倒な泡立て不要な泡で出てくるタイプの洗顔料です。

※PHA(グルコノラクトン)による

大人ニキビや肌荒れ予防に|クレージュ ポアクリアパウダー

大人ニキビや肌荒れ予防には有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」配合の、クレージュ ポアクリアパウダー(医薬部外品)がおすすめです。

医薬部外品だからできる「守る」チカラで、大人ニキビや肌荒れが生じにくい強い肌へと導きます。

59種類のミネラルを配合した「タナクラクレイ」とベントナイトのWクレイと、独自技術を取り入れた生酵素など、毛穴の汚れを徹底ケアする成分も豊富に配合。

毛穴ケアからのニキビ改善に、本気で取り組みたい人へおすすめの洗顔料です。週2回を目安に使ってください。

ニキビケアの正しい洗顔方法とは?

ニキビケアには選ぶ洗顔料だけでなく、洗顔の仕方も重要です。ここではニキビケアをする際に気を付けるべき、正しい洗顔方法について解説します。

ニキビ悪化は洗顔料の洗い残しも、少なからず影響を与えています。洗い残しを防ぐためにも、洗顔料はしっかりと泡立ててから使いましょう。

洗顔料の正しい泡立て方は、以下の通りです。

  1. 泡立てネットを濡らして、余分な水を絞る
  2. 洗顔料を3cm程度出す
  3. 泡立てネットを手のひらの上で円を描くように動かす
  4. 水を少しずつ足しながら泡を立てていく
  5. テニスボールくらいの泡が出来たら、泡立てネットから絞り、手のひらで軽くまとめて完成!

ふんわりと泡立てた泡を濡らした顔に優しく乗せて、皮脂の多いTゾーンを中心にくるくると馴染ませます。

洗顔は手ではなく、泡で洗います。泡が肌と手のクッションとなるように、直接肌に触れないのが理想の洗顔です。

洗い流しはもう大丈夫かなと思ってから1分程度長くすすぐと、すすぎ残しを防げます。

【まとめ】ニキビ肌は肌に合う洗顔料と正しい洗顔方法で改善できる!

ニキビ肌の改善には、ニキビの原因や肌質にあった洗顔料の選び方が重要です。

ニキビ専用の洗顔料を使っているのになかなか改善しない人は、洗顔料が今あるニキビの原因や肌質に合っていないのかもしれません。

また肌に合う洗顔料を使っていても、洗顔方法が間違っているとニキビの悪化につながる可能性もあります。

肌に合う洗顔料と正しい洗顔方法を取り入れて、ニキビに悩む日々から解放されましょう。

ニキビ肌の洗顔に関するよくある質問

まだまだ気になるニキビ肌の洗顔に関するよくある疑問に回答します。

水洗顔だけでも良い?乾燥を伴う大人ニキビは洗いすぎは良くないのでは?

乾燥をともなう大人ニキビは、洗いすぎも水洗顔だけも避けたいところです。基本は朝・夜の1日2回、泡でやさしく洗うのが理想。

乾燥が強い日は、朝だけぬるま湯洗顔にして肌を休ませましょう。摩擦を避け、洗顔後はすぐ保湿を行うことが大切です。

洗顔にかける時間はどれくらい?

洗顔は30秒〜1分以内が目安です。長時間の洗顔はうるおいを奪い、ニキビ悪化の原因になります。泡を顔にのせてなでるように洗い、しっかりすすぐことがポイント。

短時間でもやさしく丁寧にを意識しましょう。

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