2023.6.15

梅雨時期に感じる体調不良の原因と対策を解説!すぐに実践可能なセルフケアも紹介

雨の日は頭痛が起きるなど、憂鬱に感じる人は多いのではないでしょうか?

梅雨時期になると毎日のように続く曇りや雨の日のせいで、体調や気分の優れない日が続いてしまいます。それでも毎日仕事や家事、育児と変わらないタスクをこなすためにも出来れば気分よく元気に過ごしたいですよね。

今回の記事では、梅雨の時期に体調が悪くなる原因とその対策を解説していきます。自分で無理なくできるケアを紹介するので可能なものから試してみてください。

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梅雨時期に感じる体調不良の原因は自律神経が関係しているかも!?

無気力や睡眠の質の低下など梅雨の時期に感じる不調は、実は自律神経が関係しているかもしれません。

自律神経は体や心を活動モードにさせる交感神経と、リラックスモードにさせる副交感神経から成り立っている神経です。本来、2つの神経が適宜切り替わることで日中仕事や勉強に集中し、夜は深い睡眠につくことができます。

しかし自律神経は、ストレスやホルモンの影響でバランスを崩してしまう繊細な神経です。自律神経が乱れると正常な働きができなくなり、さまざまな不調を引き起こすと言われています。

梅雨時期は日照時間が短く鬱っぽくなりやすい

梅雨時期は曇りや雨の日が多くなることで日照時間が短くなり、鬱っぽくなりやすい気候と言われています。

季節性うつとも言われ、日照時間の短い冬がよく知られていますが、梅雨の時期に起きる不調も季節性うつのひとつです。

日照時間が短いと精神を安定させる働きをするセロトニンの分泌が少なくなります。セロトニンは喜びや悲しみ、怒りといった脳内神経伝達物質をコントロールする働きをします。

セロトニンが減少すると感情のコントロールができなくなり、不安やうつといった精神トラブルを引き起こしてしまうというわけです。

なお、体内に存在するセロトニンの約90%は消化器官に存在しています。腸の働きには自律神経が大きく関係しているため、自律神経の乱れが起きるとセロトニン不足に繋がります。

女性は低気圧が原因で気象病になりやすい

女性は低気圧が引き起こす「気象病」になりやすいと言われています。

気象病は正式な病名ではないものの、低気圧が原因で起きる不調をまとめて称している名称です。

低気圧の影響で、内耳の血行やリンパの流れの低下、ヒスタミンの分泌増加が起き、頭痛や肩こりといった不調を引き起こします。

本来人間は自律神経によって外気圧や外気温に大きな影響を受けることなく、一定の状態を維持できるホメオスタシスという機能を備えている動物です。

ところが女性は生理周期の影響で、卵胞ホルモンと黄体ホルモンというふたつのホルモンバランスが大きく変動します。女性ホルモンの大きな変動は自律神経に影響を及ぼし、外気温や外気圧の変化への対応がうまく働かなくなるというわけです。

さらに閉経後は副交感神経の分泌が下がります。

つまり女性は、生理が始まるころから閉経後までホルモンの乱れや変化が起きやすく、自律神経が正常に作用しないため、気象病になりやすいと考えられます。

梅雨時期の寒暖差は心身ともにストレスになる

梅雨時期の気候は寒暖差が激しく、心身にストレスを与えます。

梅雨の頃になると湿気も上がり蒸し暑く感じることから、冷房が効いた空間で過ごすことも多くなります。しかし「梅雨寒」といって季節外れの寒さを感じる日もあり、体調を崩したり、寒暖差による自律神経の乱れからイライラしやすくなったりします。

春から夏にかけて気温の変化が激しい時期ですが、とくに梅雨時期は注意が必要です。

体に水分が溜まる

梅雨時期に現れるだるさは、身体に水分が溜まるのが原因かもしれません。

漢方では過剰な湿気を湿邪(しつじゃ)と呼び、体内の余分な水分が引き金になってだるさなどの不調を引き起こすと考えられています。

日本は海に囲まれているため元々湿気を体に取り込みやすい環境にあるのに、梅雨時期はさらに高い湿度の状況が続くため要注意なのです。

また漢方では水を溜め込みやすい体質の人を「水滞」(すいたい)といい、特有の不調改善のためには体内で起こる水分の過剰な滞留への対処を推奨しています。

梅雨時期の体調不良改善のための対策は自律神経のコントロールがキーポイント!

梅雨時期を元気に過ごすためには、自律神経のコントロールがキーポイントです。

自律神経のバランスを整えることは、気象病の緩和や体調の管理に大きな影響を及ぼします。ここまで説明してきたように、自律神経はストレスや生理などで乱れやすい非常にデリケートな神経です。

できる限り乱さないように心がけていきましょう。

ブランケットやカーディガンなどで冷え対策

自律神経を乱す原因のひとつ「寒暖差」は、ブランケットなどで体を冷えから守るようにしましょう。

梅雨時期は電車内や建物内などあらゆる場所で、冷房が効いて寒く感じることが多くなる季節です。不快感や熱中症対策として冷房は欠かせませんが、冷やしすぎると自律神経の乱れの原因となります。

少しでも寒く感じたらすぐに対処できるように、ブランケットやカーディガンを用意しておきましょう。コンパクトでかさばらないストールを持ち歩くのもおすすめです。

栄養バランスと胃腸に優しい食事を心がける

気圧の変化と湿度で胃腸の働きが低下する梅雨時期は、栄養バランスと胃腸に優しい食事を心がけましょう。

気圧の低下や過剰な湿度は、体内の水分バランスの乱れなどから胃腸を弱らせると言われています。

さらに暑くなってくると冷たい食べ物を口にするようになります。また夏野菜はからだを冷やすものが多いため胃腸へ負担がかかります。

胃腸を休ませるために、適量の香辛料やからだを温める食材を中心としたバランスの良い食事と、消化の良い食べ物を意識して摂取しましょう。バナナや乳製品などセロトニンの分泌を増やす食べ物もおすすめです。

お風呂で体を温める

夏のカラダは冷えています。冷えを慢性化させないためには毎日お風呂に浸かってその日の冷えをその日のうちにケアすることが大切です。

「暑くてお風呂に浸かるなんて無理!」という人は首の後ろを少し熱めのシャワーで温めてみてください。

首の後ろには大きな動脈が通っているため、首を温めることで血流が良くなり、リラックス効果や肩こりの改善につながります。

内耳の血行不良が原因とも言われている気象病の対策として、内耳の周りをホットタオルなどで温めてリンパや血液の流れを良くするのもおすすめです。

リラックスする時間とあえて活発に動く時間を確保する

しんどいときはゆっくりするのが一番です。ただ、梅雨など長雨の時期にしんどいからと毎日引きこもってしまうと「雨=しんどい」が脳にインプットされてしまいます。

梅雨時期はときには思い切って出かけてみましょう!好きなカフェやコスメショップ巡りなど楽しい予定を入れてみてはいかがでしょうか?なんとなく出かけるより気分も上がり、だるさもきっと吹き飛びますよ。

適度な運動で血行不良改善とリラックス

だるさや重い気分のときは血行促進と気分転換を兼ねて、適度な運動がおすすめです。

室内や自宅でできる軽いストレッチやヨガなら天候に左右されないので、梅雨の時期にも続けやすいでしょう。岩盤浴などで汗をかくのも良い方法です。

適度な運動は血行の流れを改善やリラックスに繋がります。決して無理はせず、体調を見ながらゆっくり進めてみてください。

良質な睡眠を取る

自律神経の乱れを改善するのに睡眠の見直しは欠かせません。

朝日を浴びることでセロトニンも増え、気分を好転させるのに繋がります。また睡眠直後にしっかり深い睡眠に入ることができれば、体内でエネルギーを生み出すのに関係する成長ホルモンも正常に分泌されるようになります。

良質な睡眠のためには生活習慣や食習慣の見直しが大切と言われますが、寝るときの衣類を変えてみるのもおすすめです。

アスリートが疲労回復のために取り入れている「リカバリーウェア」は着ることで疲労回復を目的としている衣料です。着圧タイプや形なども種類豊富なので自分の好みを見つけてみてはいかがでしょうか?

梅雨時期の体調不良にはお風呂や寝る前にリラックスタイムを作るのもおすすめ

良質の睡眠確保のためには、お風呂や寝る前の時間をどう過ごすかも大切です。バスタイムやお風呂上がりを良い時間にできるアイテムを紹介します!

ブリオスのエマルジョントリートメントで頭皮ケア

ブリオスのエマルジョントリートメントは、直接地肌に塗り込むタイプの新感覚ヘアトリートメントです。

寝ている間に頭皮や髪のダメージ修復をしてくれて、まとまり髪を作り出してくれます。液状のトリートメントを頭皮と髪に付けて揉みこむとクリーム状に変化してきます。

トリートメント中の時間を活用して湯舟にゆっくり浸かってみましょう。その時に首の後ろにホットタオルをあてることで首の動脈を温めて血流アップしてくれます。

 

ブリオスのチャームリフトで体の巡りをアップ

梅雨時期は湿気で肌がアンバランスになりやすい時期です。肌トラブル予防にちょっと良いシートマスクなど、スペシャルスキンケアを取り入れていきましょう。

マスク中に持て余してしまう時間は、首回りや脚などを老廃物は溜まりやすい箇所をチャームリフトでケアしていきましょう。顔のむくみケアや全身の巡り改善に効果的!

アロマを焚くなど好きな香りに包まれながらすると、リラックス効果もアップします。

【まとめ】梅雨は自分の体調不良の対策も忘れずに!

梅雨の時期に起こりがちな体調不良は、自律神経の乱れが関係している可能性が高いです。

気温やストレス、ホルモンの影響で自律神経は不安定になりがちです。他の季節以上に自律神経を整えることに意識を向けてみましょう。

体を温めたり、リラックスする時間を作ったりと乱れた自律神経を整えていくことが大切です。限界が来る前にこまめにケアをしていくことをおすすめします。

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