2024.12.17

PPT系洗浄成分とは?PPTシャンプーのメリットや選び方を解説

美髪へと導いてくれると噂のPPTシャンプー。最近注目の成分とあって、POPやラベルにPPTと表記されているものを多く見かけます。

実はPPTにはいくつかの種類があり、由来成分も異なります。そのためPPTと表記されているものでも仕上がり感が異なるのです。

今回はシャンプーに配合されるPPT成分について深掘りし、最後におすすめのPPT系シャンプーやその他PPT配合のアイテムを紹介します。

PPTシャンプーの購入を検討している人や、買ってみたけどイマイチだった人は参考にしてください。

PPT系洗浄成分とは?

PPT系洗浄成分とは、髪の毛の補修効果が期待できる洗浄成分のことです。PPT系シャンプーとして店頭に多く並んでいます。

PPTは髪の主成分でもあるタンパク質を、加水分解という化学反応を使って分子を小さくして浸透性を高めたものです。

「Polypeptide(ポリペプチド)」の頭文字をとってPPTと呼ばれています。シャンプーなどの成分表にはPPTでなく「加水分解」と表記されています。

またPPTにはPPTシャンプーに配合されている洗浄目的のものと、洗浄目的ではなく保湿に特化したものがあります。

PPT系シャンプーのメリット

PPT系シャンプーの主なメリットは下記の4つです。

  • 髪の毛のダメージ部分を補強して修復する
  • 保湿力を高め、潤いのある髪に導く
  • 洗浄力が優しい
  • キューティクルを整えて指通りを良くする

毛髪には自己治癒力がないため、ダメージ部分をケアするには毛髪の主成分であるタンパク質を補う必要があります。

タンパク質を補給することで毛髪内部や表面のキューティクルが強化され、しなやかで艶のある髪に導きます。

シャンプーに配合のPPT成分の種類

PPT成分には洗浄目的のものと、保湿目的のものがあります。

シャンプーに配合される洗浄目的のPPTには下記のものが挙げられます。

  • ラウロイル加水分解シルクNa
  • ココイル加水分解ケラチンK
  • ココイル加水分解コラーゲンK

一方、下記のPPT成分には洗浄成分はなく、保湿目的で配合されるものです。

  • 加水分解シルク
  • 加水分解ケラチン
  • 加水分解ケラチン(羊毛)
  • イソステアロイル加水分解シルク
  • 加水分解コラーゲン

市販のヘアアイテムで多く使用されているものを挙げましたが、他にも「加水分解」と表記されているものはPPTの仲間で、成分を低分子化して浸透性を高めたものです。

シャンプーなどケア製品を購入する際はチェックしてみましょう。

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PPT系シャンプーの選び方

次にPPT系シャンプーの選び方について解説します。

泡立ち

PPT系シャンプーは一般的なシャンプーに比べるとマイルドな泡立ちです。通常のシャンプーに慣れている人は泡立ちが弱いと感じる場合もあるかもしれません。

泡立ちが良いのが好きな人は、泡立ちをサポートする成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

おすすめはコカミドプロピルベタインやココイルメチルタウリンNaといった、ベタイン系やアミノ酸系洗浄成分です。成分によって細かくは異なりますが、高級アルコール系やオレフィン系に比べて刺激が少なく、頭皮や髪に優しいと言われています。

髪質

PPT系シャンプーはパッケージや口コミを見て、自分の髪質に合うものを選びましょう。

PPT系シャンプーはPPT成分だけでなく、他にどのような成分が一緒に配合されているかも選ぶ大切なポイントです。

先に解説した洗浄成分もしかり、保湿成分やビタミンなど多くの成分が配合されています。自分に必要な成分をチェックして、髪質に合うPPT系シャンプーを選んでください。

仕上がり感

PPT系洗浄成分は洗浄力がマイルドで保湿力高めのものが多いですが、仕上がり感は製品によって異なります。

とくに保湿成分に特化している製品はしっとりとした仕上がりを感じやすく、乾燥しやすい頭皮や髪質の人におすすめです。

すっきりとした仕上がりが好みの人は皮脂汚れを吸着除去する成分や、メントール成分が配合されているものを選ぶと良いでしょう。

価格

PPT系洗浄成分は高価なため、元々サロン専売品でも配合されるのは珍しい成分でした。今でもPPT洗浄成分がメインのシャンプーは高価格帯になりがちです。

シャンプーに限らずケア製品は継続して使わないと効果は実感しにくいものです。無理なく続けられる価格帯のPPT系シャンプーを選びましょう。

PPT系シャンプーの効果的な使い方

PPT系シャンプーの効果を実感するための使い方のポイントは3つです。

  • 念入りに予洗いする
  • 適量を使用する
  • すすぎをしっかりする

予洗いは3分を目安に丁寧に行いましょう。予洗いに時間をかけて、頭皮や毛穴に溜まった皮脂や汚れをある程度取り除いておくことでシャンプーの泡立ちが良くなり、摩擦を軽減できます。

またシャンプーの量は適正量を使用しましょう。少ないと摩擦や汚れ残りの原因となります。逆に多すぎてもシャンプー成分が残り、かゆみなどの皮膚トラブルになってしまうことも。

すすぎは予洗いと同じく3分はしっかりと行ってください。

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シリーズ最高濃度のPPT系洗浄成分配合のシャンプー!パサパサ髪のダメージ補修に「プリュスオー リポアシャンプー」

サロン品質の仕上がりや質感をおうちでも実感できるようにと開発されたプリュスオーから、シリーズ第三弾として登場した「リポアシャンプー」

リポアシャンプーは天然シルク由来の「ラウロイル加水分解シルク」を中心に、PPT系洗浄成分をシリーズ最高濃度で贅沢に配合。アミノ酸系洗浄成分との相乗効果で頭皮や髪を優しく洗浄しながら、ダメージを受けた髪の修復をサポートします。

さらにダメージの深くまで浸透できるように微粒子化された「シルクリポカプセル」もリポアシャンプー一押しの成分のひとつです。

微粒子化されたシルクリポカプセルがダメージの深くまで浸透し、乾燥やパサつきの原因となっているダメージを補修します。

香りはこれまでのシリーズと同じ、ホワイトフローラル&ペアーを採用。年代や男女問わず人気の香りです。

プリュスオーシャンプーは全ラインPPT配合「悩み・質感で選べる3シリーズ」

プリュスオーシャンプーは全ラインにPPT成分を配合し、ダメージ補修しながら理想の髪へと導きます。

さらにそれぞれ厳選したPPT成分や保湿美容成分を配合することで、異なる質感や仕上がりを実現しました。トリートメントとのセット利用でさらに効果を実感できます。

各シリーズに配合されているPPT成分や主な保湿美容成分をまとめました。

PPT系洗浄成分毛髪ダメージ補修質感持続保湿成分
メロウシリーズ/なめらかな指通りココイル加水分解コラーゲンK加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)セラミドNP加水分解シルク加水分解コラーゲンなど2種のヒアルロン酸オーガニックオイル
メルティシリーズ/柔らかなまとまりココイル加水分解コラーゲンK加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)加水分解シルクナノセラミド2種のヒアルロン酸ナノセラミド
リポアシリーズ/徹底的なダメージケアラウロイル加水分解シルクNaイソステアロイル加水分解シルク加水分解シルクなど3種のシルク美容液オーガニックオイル加水分解ケラチン(羊毛)

さらに詳しい成分については公式サイトをチェックしてください。

PPTはシャンプーだけじゃない!PPT配合のトリートメントで効果アップ

PPT成分はシャンプー以外にもスキンケア製品やスタイリング剤など、さまざまなアイテムに配合されています。

ここではシャンプーと合わせて使うと効果的な、PPT配合のヘアアイテムを紹介します。

◎クレージュ ミネラルリペアオイル(スムース/モイスト)

ミネラルリペアオイルは濡れた髪にも乾いた髪にも使える、洗い流さないトリートメントです。

スムースタイプには毛髪の強度を高める業界初の油性ケラチン「イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)」を配合。一方のモイストタイプにはタンパク質と油分の補給に効果的な「イソステアロイル加水分解コラーゲン」を配合し、異なる仕上がり感を楽しめます。

◎プリュスオー カールフィックスオイル

巻き髪のキープ力をサポートするヘアオイルです。アイロン前になじませることでアイロンの熱を味方に変えて、キレイな巻き髪ヘアを実現します。イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)のほか、保湿力アップに効果的な「加水分解シルク」も配合しています。

【まとめ】PPT系洗浄成分は髪を補修しながら洗浄できる成分!浸透力の高さにも注目

PPT系洗浄成分は、シャンプーしながら髪のダメージ補修ができる成分です。乾燥や摩擦によるダメージを改善し、ハリコシや潤いのある髪へと導いてくれます。

ただPPT系洗浄成分は高価であるため、濃度によっては高価格帯のものも。安定して続けられる製品を選ぶようにしましょう。

また一緒に配合されている成分によって仕上がり感が異なります。口コミやパッケージを参考に、自分の求める仕上がり感に合ったものを選ぶのもポイントです。

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