2025.7.25

クレンジングバームの正しい使い方とは?注意点や効果を高めるポイントも解説

クレンジングバームとは、オイルをベースとした半固形状のクレンジングで、オイル同様の高い洗浄力と保湿効果をあわせもつのが特徴です。

しっかりメイクを落とせるのにしっとりとした洗いあがりが叶うため、乾燥肌や敏感肌など幅広い肌質の人に向いています。

ただ使い方を間違ってしまうと効果は半減し、肌トラブルの原因につながる可能性もあります。

今回はクレンジングバームの正しい使い方と注意点、効果を高める使い方について解説します。

肌別に選べるおすすめのクレンジングバームも紹介するので、購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

クレンジングバームの正しい使い方

クレンジングバームの効果を実感するためには、正しく使うことが大切です。

間違った使い方をするとメイク汚れや皮脂汚れ、クレンジングバームの成分が肌に残り、肌トラブルの原因となる可能性も。

クレンジングバームの正しい使い方を5つのステップに分けて解説します。

1. 乾いた手に適量のクレンジングバームを出す

クレンジングバームは乾いた肌に使用します。

そのためクレンジングバームを手に取る際、もし手が濡れていたら水気をふき取っておきましょう。

ジャータイプのクレンジングバームは製品を劣化させないために、スパチュラなどですくい取ることをおすすめします。

必要なクレンジングバームの量は肌質やメイクの状態によって異なります。ちなみにクレージュのクレンジングバームなら、付属品として小さなスパチュラがついています。

付属の専用スパチュラに「山盛り1杯(さくらんぼ大)」が目安です。

2.手で温めてクレンジングバームを柔らかくする

▲上から眉マスカラ・アイライン・アイシャドウを載せてクレンジング。温めるとじわっと溶けてきます。

クレンジングバームは顔に乗せる前に、手で温めて柔らかくしておきましょう。

オイルを固めて作られたクレンジングバームは、体温で溶ける性質をもっています。

ただ固形のまま顔に乗せると摩擦の原因となり、肌に負担となる可能性も。

手の温度である程度柔らかくしておくことで摩擦による肌ストレスを軽減し、メイクや皮脂とのなじみも良くなります。

3.乾いた顔にのせてメイクとなじませる

▲柔らかくなるとメイクとなじみやすくなります

クレンジングバームを柔らかくしたら、乾いた顔に乗せていきます。

油分が多いクレンジングバームは濡れた肌にはなじみにくく、洗浄力が低下します。

もし汗などで濡れている場合は、ティッシュペーパーで水分をオフしてから乗せてください。

なお、クレンジングバームは額や小鼻など皮脂が多く、汚れが蓄積しやすい箇所から乗せていきます。

摩擦に注意しながら、くるくると円を描くように優しくメイクと馴染ませます。小鼻やあご、口角などは洗い残しが生じやすいので注意してクレンジングしましょう。

4.ぬるま湯を足して、クレンジングバームを乳化させる

▲若干白っぽくなります

クレンジングバームがしっかりとメイクに馴染んだら、ぬるま湯を足してクレンジングバームを乳化させましょう。

乳化とは、通常は混ざり合わない物質が均一に混ざる状態のこと。今回の場合、ぬるま湯(水)とクレンジングバーム(油)が混ざることを指します。

ぬるま湯を足して白く濁ってきたら乳化できている状態です。このとき冷たい水や一気に水分を足すと乳化しにくくなるため、肌の温度に近いぬるま湯を少しずつ足すと良いでしょう。

5.しっかり洗い流す

▲眉マスカラ・アイライン・アイシャドウともにきれいに落ちました!

肌にクレンジングバームが残らないよう、しっかりと洗い流します。

洗い流しの目安は1分程度です。シャワーを直接肌に当てると水圧でたるむ原因となるため、洗面器などにぬるま湯を溜めて手ですくいながら優しく流してください。

もう大丈夫かな?と思ってから追加で数回すすぐようにしましょう。

効果を高める使い方のポイント

効果を高めるためにとくに気を付けたいポイントは、下記の3つです。

  • 適正量を使う
  • 乳化と温度を意識する
  • 肌に合う製品を選ぶ

クレンジングバームを使っていて、効果をいまいち実感できない人はチェックしてみてください。

適正量を使う

適正量とは「適当で正しい量」を指す言葉ですが、ここでは適量で解説します。

適量とは「ちょうど良い分量、適度の量」のことで、その状況や人によって異なります。クレンジングバームの場合も、肌質やメイクの状態によって使うべき量は違います。

目安は「肌の摩擦を感じない程度」です。くるくるとなじませる工程で摩擦感があるようなら、クレンジングバームを追加してください。

乳化と温度を意識する

乳化がきちんとできないと、クレンジングバームが肌に残ってしまう可能性が高くなります。

クレンジングバームが固くなりやすい冬や手肌が冷たい人は要注意です。

手をぬるま湯や暖房器具で温めてから手に取るなど、顔に乗せる前の工程を怠らないようにしてください。

肌に合う製品を選ぶ

クレンジングバームに限ったことではありませんが、効果を実感するには肌悩みや肌質に合ったものを選ぶことが大切です。

肌悩みや肌質に合っていないものでは効果を実感するどころか、肌の状態を悪化させる可能性があります。

多くのメーカーでは肌別や仕上がり別に、数種類のクレンジングバームを発売しています。

また、同じ肌質向けのものでもメーカーによって使用する成分や配合量も異なるので、成分表や口コミなどをチェックして決めると良いでしょう。

クレンジングバームの選び方

多種多様にあるクレンジングバームから、自分に合うものを選ぶのは大変ですよね。

クレンジングバームを選ぶ際は自分の肌悩みや肌質に合った成分が配合されているか、また仕上がり感などを口コミでチェックして選ぶようにしましょう。

成分

クレンジングバームを選ぶ際は、自分の肌悩みや肌質に合った成分が配合されているかチェックしましょう。

皮脂汚れ黒ずみ酵素炭クレイ(泥)
乾燥シアバター
ホホバオイル
ヒアルロン酸
セラミドコラーゲン
くすみ肌のごわつきビタミンC誘導体

その他にも毛穴の開きや年齢に応じたケアに特化したものなど、製品ごとに異なる成分が配合されています。

またアルコールや鉱物油などが不使用の、比較的優しい成分構成のクレンジングバームもあるので、敏感肌の人は合わせてチェックしてみてください。

仕上がり感

クレンジングバームはオイルを固めているため、べたつきが気になる人もいるかもしれません。

クレンジングバームに使用される脂溶性成分は、下記のように質感や仕上がりに合わせてさまざまな種類が使用されています。

軽い質感トリエチルヘキサノイン
スクワラン
保湿力が高いホホバオイル
シアバター
アルガニアスピノサ核油

配合されている油分によって仕上がり感が異なるため、さっぱり感やしっとり感など自分好みの仕上がりを実感できるクレンジングバームに出会えるはずです。

機能性

クレンジングバームはクレンジングと洗顔の「落とす」機能と、パックや角質ケアなどの「整える」機能を持ち合わせた機能性の高いアイテムです。

クレンジングと洗顔の「落とす」機能に加えて、どんな「整える」機能が備わっているかは製品によって異なります。

忙しくスキンケアに時間がかけられない人は機能性に注目して、クレンジングバームを選んでみてください。

\クレージュのクレンジングバームは1つで5役!/

クレージュ クレンジングバーム4種|仕上がり感・肌悩み別で選べる!

クレージュのクレンジングバームは1つで5つの役割を担う、万能クレンジングバームです。

  • メイク落とし
  • 洗顔
  • マッサージ
  • 保湿パック
  • 角質ケア

汚れ吸着効果をもつナチュラルクレイを配合し、毛穴に溜まったメイクや皮脂汚れを優しく吸着、除去します。

さらにコラーゲン*¹や米ぬかエキス*²など肌をしっとりと仕上げる保湿成分と、クリアな肌へ導くビタミンC誘導体*³を配合。クレンジングしながらキメを整え、しっとり感のある肌へと導きます。

また幅広い肌の人が使えるよう、肌に優しい配合にこだわり、パラベンやアルコールなどの6つの成分を無添加で仕上げました。

ここからは、下記4種のクレンジングバームについて詳しく解説していきます。

*¹加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン

*²コメヌカエキス<保湿成分>

*³パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

クレンジングバーム モイストN「乾燥が気になる人に」

クレンジングバーム モイストNは保湿成分を豊富に配合した、乾燥肌におすすめのクレンジングバームです。

乾燥肌にも使いやすい、火山岩を粉末にしたクレイ「ホノライト」を採用。天然成分特有の豊富なミネラル成分が乱れがちな肌の汚れをオフしながら、肌を穏やかに整えます。

また、ヒアルロン酸やコラーゲン、ホホバオイル、シアバターなど水溶性保湿成分と脂溶性保湿成分、植物由来成分をバランスよく配合。洗いあがりの肌を乾燥から守り、しっとり感のある肌に仕上げます。

疲れた心を癒してくれるリラックスハーブの香りです。

\乾燥肌を守る、天然成分の贅沢ケア/

クレンジングバーム クリアN「くすみが気になる人に」

くすみや毛穴が気になる人には、クレンジングバーム クリアNがおすすめです。

スクラブ剤としても使用されるホワイトクレイ「カオリン」を配合し、角質層に溜まった不要な角質を優しく除去します。

肌バリア機能をもつセラミド3種*¹が肌を守りながら、肌の生まれ変わりをサポートし、潤つや肌へ導きます。

幸福感を与えてくれるフローラルハーブの香りです。

*¹セラミドEOP、セラミドNP、セラミドAP

\くすみも毛穴もクリアに、輝く肌へ/

クレンジングバーム ブラック「黒ずみが気になる人に」

皮脂の過剰分泌や汚れによる毛穴の黒ずみには、クレンジングバーム ブラックがおすすめです。

汚れ吸着効果のあるクレイは、ホノライトとベントナイトをダブルで配合。

さらに同じく汚れを吸着、除去効果があるとされる炭、タンパク質汚れを分解する2種の酵素*¹を配合し、トリプル効果で毛穴に溜まったタンパク質由来の汚れを徹底的に綺麗にしてくれます。

4つのタイプの中ではもっともさっぱり系の仕上がりで、香りもさっぱりと爽やかなシトラスハーブの香りです。

*¹プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)、リパーゼ(皮脂分解酵素)

\トリプル効果で毛穴レスな肌へ導く/

クレンジングバーム V「肌のトーンが気になる人に」

「浸透型ビタミンC APPS*¹」を配合した「クレンジングバームV」は、肌のトーンが気になる人におすすめのクレンジングバームです。

クレイはモロッコのアトラス山脈で採れる上質な粘土クレイ「モロッコクレイ」を採用。

シリカ、マグネシウム、カリウムなど豊富なミネラル成分が肌にエネルギーを与えて、トーンダウンした肌をクリアで明るい肌へと導きます。

夏にもおすすめな、すっきりとしたリラックスシトラスの香りです。

*¹パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(皮膚コンディショニング成分)

\豊富なミネラルで、トーンアップ&クリア肌/

クレンジングバームはこんな人におすすめ

クレージュのクレンジングバームは機能性が高く、以下のような人に向いています。

  • しっかりメイクをする人
  • 子育てや仕事で忙しい人
  • スキンケアに時間をかけたくない人
  • オールインワンケアが好きな人

オイルクレンジングのような高いクレンジング効果と、ミルクやクリームのようなしっとりとした仕上がり感のある、いいとこどりができるW洗顔不要のクレンジング。

さらに毛穴ケアや美容パックも兼ねているので、週末や夜に時間をかけた肌ケアの時間が取れない人にもおすすめです。

【まとめ】正しい使い方でクレンジングバームの効果を実感!肌に合うアイテムを選ぶのも大切

クレンジングバームは正しく使うことで効果を実感できます。

また効果を実感するためには自分に合うクレンジングバームを選び、使う量や乳化の工程などのポイントを意識するのも大切です。

クレージュのクレンジングバームは「乾燥」「くすみ」「黒ずみ」「肌のトーン」と4つの肌悩みから選べます。

自分の肌悩みに合うタイプを選び、正しく使って効果を実感してください。

\全4種類!さまざまな肌悩みに対応/

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