2024.4.15

フケが出るのは乾燥が原因?季節や年齢でも異なるフケの原因と対策について解説

フケが肩に落ちていると不潔な印象を与えてしまいますよね。

フケには主に2つの種類があり、種類によってフケがでる原因はさまざまです。

今回はフケが出る原因や対策について解説します。原因にあった対策を行うことでフケ改善効果が期待できます。

フケに悩んでいる人は参考にしてみてください。

フケの正体とは?

フケの正体とは、新陳代謝によって剥がれ落ちた古い角質です。

肌と同じく、頭皮もターンオーバーを繰り返し、新しい皮膚に生まれ変わっています。顔や体の皮膚のように通常であれば垢(アカ)となって剥がれ落ち、目立つことはありません。

しかし何らかの原因でターンオーバーが早くなり、未熟な角質が大量に剥がれ落ちることでフケとして目立つようになります。

フケの種類

フケは主に「脂性フケ」と「乾性フケ」の2種類に分かれます。

フケの種類によってとるべき対処法も異なるため、まずは自分のフケはどちらのタイプなのかを見極めておきましょう。

脂性フケ

【脂性フケの特徴】

  • ベタつきがある
  • フケのサイズは大きい
  • やや黄色味を帯びている
  • 頭皮や毛髪にくっついている

脂性フケは皮脂が過剰に分泌されることが原因で起きると言われており、若年層や男性に多い傾向です。

男性は女性に比べ皮脂腺が活発であるため脂性フケが出やすく、10〜14歳頃も皮脂分泌量が多いため、脂性フケが発生しやすいと考えられます。

乾性フケ

【乾性フケの特徴】

  • 乾いている
  • フケのサイズは小さい
  • 白い
  • 肩まわりに落ちている

乾性フケは主に頭皮の乾燥が原因と言われており、乾燥肌の人に多い傾向です。

また女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌量が低下することも関係すると言われています。エストロゲンの分泌量が急激に減少する、40代半ば頃から50代半ば頃にかけて乾性フケが目立つようになることも。

子供のフケは乾燥が原因であることが多い

子供の肌は皮脂腺が少なく、水分保持力が弱いため乾燥しやすく、乾性フケが出やすいです。

また、大人より肌のターンオーバーが早いこともフケが出やすいことに起因しています。

そのため乾燥が原因で起きている子供のフケの場合、成長と共に皮脂やセラミドの分泌、ターンオーバーが整うことで落ち着いていきます。

肌が乾燥しやすい生後5〜6ヶ月頃から思春期前は、保湿ケアを念入りにするなど大人以上に乾燥から肌を守ることが大切です。

フケが出る原因

フケが出る原因は乾燥肌や脂性肌など、元々の肌質が原因となっていることもありますが、生活習慣など後天的な原因も考えられます。

フケの原因となる、主な3つの習慣について解説します。

過剰洗浄もしくは洗浄不足

フケは乾燥や過剰皮脂によって、肌のターンオーバーが乱れることが原因です。

フケや臭いが気になるからと過剰に洗髪し、必要な油分まで落としてしまうと頭皮が乾燥し、乾性フケの発生につながってしまいます。

逆に洗浄が綺麗にされていない場合も、毛穴や頭皮に皮脂や汚れが溜まりフケの原因となります。

頭皮の状態は自分では判断しづらいため、美容師などプロの意見を聞きながら最適な洗浄を心がけていきましょう。

パーマやカラーリング

パーマやカラーの薬剤は頭皮へ負担がかかります。

元々頭皮は弱酸性に保たれていますが、パーマやカラーなどアルカリ性の薬剤が肌につくとアルカリ性に傾いてしまいます。パーマやカラー直後に頭皮にかゆみを感じるのはそのためです。

頻繁にパーマやカラーを繰り返している人は頭皮環境が乱れ、フケの原因を作り出しているかもしれません。

かゆみを感じやすい人はオーガニックなど肌に負担の少ない成分のものを選ぶか、パーマやカラーの回数を減らすなどして頭皮への負担を減らすようにしましょう。

外気の影響

フケは紫外線や湿気、温度など外気の影響も関係しています。

夏は脂性フケ、冬は乾性フケが出やすいと言われていますが、夏でも強い紫外線によって乾燥や皮めくれが生じると乾性フケが発生することも。

頭皮の分け目を変えたり、UVスプレーで紫外線ケアをしたりして紫外線ダメージから頭皮を守るようにしましょう。帽子や日傘の活用もおすすめです。

季節によってフケの種類が異なる人や一定の期間だけ出る人は、外気の影響を受けている可能性があります。

季節やフケの状態を意識したケアを取り入れてみましょう。

フケが出る人におすすめの対策

肌質やフケの原因に合わせて、正しいフケ対策を行いましょう。

今日からでも簡単に取り入れられる方法を4つ紹介します。参考にしてできることから始めてみてください。

肌質に合ったシャンプーの見直しやシャワーの温度に気を付ける

健やかな頭皮を保つために欠かせないのがシャンプーです。

製品によって配合されている洗浄成分や保湿成分が異なり、仕上がり感も違います。

皮脂が多い人や落ちにくい整髪料を使う人は皮脂や汚れを吸着してくれる成分を配合したシャンプーを選び、さらに念入りな洗髪が必要です。

一方で頭皮が敏感な人は優しい洗浄成分や、揺らぎ肌をサポートしてくれる成分配合のものを選ぶと良いでしょう。

また、洗髪する際にシャワーの温度が高すぎると皮脂を過剰に落としてしまう恐れがあるため、お湯の温度にも注意が必要です。

ドライヤーを正しく使う

ドライヤーの吹き出し口は100℃以上の高温になるものもあり、頭皮に近づけすぎると頭皮の乾燥を招きます。

とはいえ、頭皮の乾かし方が甘いと雑菌が発生し、臭いやフケの原因になることも。

健やかな頭皮を保つには温風と冷風と使い分け、頭皮の温度が過剰に上がらないようにしながら湿気を綺麗に取り除くのがポイントです。

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頭皮の保湿ケアを行う

乾燥が原因で起こる乾性フケの人は、頭皮を乾燥から守る保湿ケアを取り入れるのもおすすめです。

頭皮の保湿はかゆみを軽減するだけでなく、ターンオーバーを正常化へと導き、健やかな頭皮へと整えてくれる効果も期待できます。

乾性フケの場合、頭皮はバリア機能が低下し、敏感になっている人も少なくありません。アルコールフリーや保湿成分がたっぷり配合された刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。

ミストやスプレータイプは頭皮全体にまんべんなく塗布できるため、初心者にもおすすめです。保湿成分がたくさん配合された、美容室のヘッドスパを定期的に受けるのも良いでしょう。

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生活習慣の改善をする

昼夜逆転の生活や睡眠不足は肌荒れだけでなく、頭皮環境が乱れる原因にもつながります。

肌細胞の修復に欠かせない成長ホルモンは、寝ている間に分泌されます。フケが出やすい人は、成長ホルモンの分泌が増える22時から夜中2時までの時間を意識し、6〜7時間程度たっぷりと睡眠時間を確保するようにしましょう。

また、ホルモンバランスの乱れもフケの発生を招くと言われています。過剰なストレスはホルモンバランスを乱してしまうため、小まめにストレス発散するのも大切です。

色々やってもフケが改善されないのは皮膚の病気が関係しているかも

色々意識して改善を試みてもフケの状態が変わらない場合は、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など皮膚の病気が関係しているかもしれません。

病気が起因しているフケの場合は対処法も異なります。

フケとともに頭皮の赤みや、赤みを伴う発疹が見られる場合は脂漏性皮膚炎の可能性もあるため、皮膚科を受診し適切なケアを行うことをおすすめします。

フケ対策におすすめのヘアアイテム

フケを軽減するには正しい頭皮ケアが大切です。

自宅でできるフケ対策におすすめのアイテムを2つ紹介します。

クレージュ プレミアムヘッドスパマスク

プレミアムヘッドスパマスクは、地肌と髪をまとめてケアできるヘアアイテムです。

汚れ吸着効果のあるクレイやマンナンスクラブ配合で、脂性フケの原因のひとつである皮脂汚れを吸着除去します。

カンフルとメントールの温冷効果で温感と爽快感を味わえて、浸透中のスーッとした感覚も癖になります。

セラミドやシルクなどの保湿美容成分を配合しているので、頭皮や髪の乾燥が気になる人にもおすすめです。

フケや頭皮のベタつき、臭いが気になる人は週1回を目安に継続して使ってみてください。

ブリオスクリームシャンプー

ブリオスのクリームシャンプーは1本で4役を担うシャンプーです。

シャンプー、トリートメント、頭皮ケア、カラーなどによるダメージケアを同時に行えるため、時間がないけど頭皮環境を整えたい人におすすめ。

3種のコラーゲン(※1)と密着コートセラム(※2)配合の美容液クリームが頭皮と髪に密着し、ダメージをケアし潤いを与えます。

さらに、フルーティー&フローラルムスクの柔らかい香りが、疲れた心と体を包みこみ、緊張やストレスから解放してくれます。

週3回で一定の効果が期待できますが、毎日の使用も可能です。

※1 加水分解コラーゲン、イソステラアロイル加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン(保湿成分)

※2 γ‐ドコサラクトン(毛髪補修成分)

【まとめ】フケが出る原因は乾燥だけじゃない!3つの原因をチェックし正しい対策が必要

フケには乾燥や皮脂の分泌量が関係しています。

シャンプーの過不足やパーマ、カラーの習慣、紫外線などの外的要因が、フケの主な原因として考えられます。また人によって肌質が異なるように、頭皮の肌タイプもさまざまです。

フケが出る人は自分のフケのタイプや原因を見極めてから、自分の肌タイプに合った頭皮ケアを行っていきましょう。

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