2023.7.20
「何をやっても髪が広がる!まとまらない!」
このように広がる髪に悩みを持っている人は多いのではないでしょうか?
しっとりとまとまる髪に変えるには、髪が広がる原因を知ってそれぞれにあった対策やケアをしていくことが大切です。
食事や生活面など美髪の元となる習慣も見直しながら、つるんとまとまる綺麗な髪を目指していきましょう。
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Contents
髪が広がる原因は、ダメージやくせのある毛髪が空気中の水分を吸収し、膨張するからです。
そもそも、毛髪の表面を覆うキューティクルのさらに表面にはMEAという脂質成分があり、撥水する性質をもっています。
しかし、ダメージなどが原因で脂質成分がはがれ、髪内部に空気中の水分を吸収し髪が広がってしまうのです。
髪のキューティクル層にダメージを与える主な原因は、ヘアカラーや紫外線です。
キューティクルの表面を覆う脂質成分は、1回のヘアカラーで約80%が失われるといわれています。
また、紫外線はキューティクルの脂質成分を損なうだけでなく、キューティクルの層の結びつきを弱くしてしまいます。
そのためキューティクルがはがれやすくなり、よりダメージが進行してしまうのです。
くせ毛には波を打つようにうねったタイプや縮れているタイプなど、主に4種類あります。
どのタイプのくせをもっているかで細かくは異なりますが、平均してくせのある毛は毛同士が絡みやすいため、他の髪質に比べて髪が広がりやすいです。
また、くせ毛は直毛と比べて毛髪内部の水分が不安定になりやすい性質があり、髪が広がる原因を作っています。
ヘアサロンではプロにしかできない、髪の広がりを抑えるケアをしてもらえます。
髪が広がる原因や程度にもよりますが、プロの技術を取り入れることで毎日のヘアセットにかかる時間の短縮にもなるのでおすすめです。
髪が広がりにくいようにヘアカットしてもらいましょう。
髪の毛が多い人は量を減らしてもらったり、ボリュームがでにくい髪型を提案してもらったりとカットの方法で髪の広がりを抑えることができます。
また、髪の毛の重さを活かしてボリュームダウンする方法や、くせを活かすことで広がりを気にならなくする方法などもあるでしょう。
プロに髪質を見極めてもらい、広がりにくい髪型にすることで朝のセットも楽になります。
ヘアカラーやパーマの液は髪にとって大きな負担です。キューティクルにダメージを与えて広がる髪の原因となるため、必ずトリートメントをセットで受けるようにしましょう。
カラーやパーマの薬剤で落ちてしまったキューティクルの脂質成分は取り戻すことができません。
ただ、直後に高濃度のトリートメントでしっかり髪表面を保護すれば、キューティクルを修復し、まとまりと艶のある髪に整えることが可能です。
広がる髪をボリュームダウンするには、髪質改善トリートメントという方法もおすすめです。
髪質改善トリートメントには主に2種類あります。酸と熱でくせを伸ばして艶を出す「酸熱タイプ」と、水素とコラーゲン成分でボリュームダウンしていく「水素タイプ」です。
カラーや紫外線で強いダメージを受けた髪には酸熱トリートメント、パサつきを改善して艶を出したい髪には水素トリートメントがおすすめです。
全国にある多くの美容室が髪質改善トリートメントを導入しているので、興味ある人は近くのサロンで探してみてください。
プロのような技術がなくても、少し意識することで広がりにくい髪に変えていけます。
お風呂から上がったらなるべくすぐに髪を乾かしましょう。
キューティクルは摩擦などの刺激に弱く、特に濡れた状態のキューティクルは柔らかく、よりはがれやすい状態です。キューティクルが薄くなってしまうと髪内部の乾燥にもつながり、髪が広がりやすくなる原因となります。
濡れた髪はそのままにせず、すぐに乾かすようにしましょう。
紫外線はキューティクルにダメージを与える大きな原因のひとつです。
帽子や日傘などで直射日光から髪を守りましょう。またUVスプレーを使用する際には、体と同じく小まめな塗り直しがおすすめです。効果を持続させるためには、2〜3時間に1回を心がけると良いでしょう。
毛先はキューティクルが薄くなりがちで乾燥しやすいポイントなので、オイルなどで保湿も必須です。
尚、冬でも紫外線は降り注いでいます。広がりやすい髪質の人は、一年中の髪のUVケアをおすすめします。
広がる髪を改善する方法として、ヘッドスパなどで頭皮環境を整えていくのもおすすめです。
健康的な髪を生やすには、健康な頭皮が必要不可欠です。ヘッドスパは頭皮や毛穴に溜まった皮脂汚れを吸着したり、頭皮の血行を整えたりと、健康な髪を生やすのに効果が高いといわれています。
炭酸など、血行促進成分が配合されたヘアケアアイテムの活用もおすすめです。
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小まめなトリートメントも広がる髪の対策に有効です。
髪内部の水分が少ないと、空気中の水分を吸収しやすくなり、髪が広がる原因となります。
乾燥しやすいダメージヘアの人はキューティクルの保護と同時に、髪内部の水分量を上げていく必要があります。
髪のダメージを修復してくれる修復補修成分や、保湿成分が配合されたトリートメントなどで定期的に集中ケアをしていきましょう。
キューティクルのダメージや、乾燥で広がる髪のケアにおすすめのトリートメントを4つ紹介します。
クレージュのリペアマスクは、クレイやケラチンなど保湿や修復効果の高い成分を濃縮配合した傷んだ髪用のヘアマスクです。
重めのクリームが髪をコーティングするようにしっかり密着して、クレイの豊富なミネラル成分が傷んだ毛髪に浸透します。
乱れたキューティクルも整えてくれるため、つるんとまとまりのある髪に仕上げられます。
毛髪はもちろん、頭皮のケアもできるブリオスのエマルジョントリートメント。
トリプルケラチンやナイトケアセラミドといった美容成分を豊富に配合し、寝ている間にパサつきや絡まりやすい髪を修復します。
液状のトリートメントを頭皮に垂らして揉みこんでいくと、液状から温かいクリーム状に変わり、毛先まで密着コーティング。
毛先まで潤いで満たして、とろけるような潤い髪へと変えてくれるトリートメントです。
クレージュのメルティバームは濡れた髪に塗布して使う、アウトバストリートメントです。
温まると溶けて、冷えると固まる性質をもつバームの特性を利用し、広がる髪にまとまり感を与えてくれます。
夜のお風呂上がりに使用しておくと、寝ている間も髪の広がりを防いで、朝のスタイリングにかかる時間を短縮できます。
朝はパサつきや広がりが気になるポイントに、メルティバームを少し付け足してセット完了です。
ハイドロミストNは、インバスでもアウトバスでも使用できる2Wayミストです。
インバスでは洗い流すトリートメントの前にブースターとして使用することで、トリートメントの浸透力を高めます。
お風呂上がりのケアミストとしても使えば、ケラチンやセラミドなど保湿成分が髪に潤いと艶を与えてくれます。
トリートメントを色々試してみても、効果や変化を感じられない人におすすめのアイテムです。
サロン帰りのサラ艶な髪に仕上がると人気の、プリュスオーのシャンプーとトリートメントから、待望のしっとりタイプ「メルティシリーズ」が発売されました。
傷んだ髪を修復してくれる成分「シルク」と「カシミヤケラチン」がとろけるような質感に仕上げてくれるプリュスオーのシャンプーとトリートメント。
ずっと触っていたいサラサラな仕上がりが人気の商品ですが、広がる髪質にとってはもう少ししっとり感が欲しいとの意見も寄せられていました。
そんな声から生まれた新製品が、今回発売されたしっとりタイプ「メルティシリーズ」です。
ケラチン由来の洗浄成分が、従来品では抑えきれなかった広がる剛毛や硬いくせ毛を、しっとりと扱いやすい髪にコントロールしてくれます。
髪が広がる原因はダメージやくせのある毛が、空気中の水分を吸って膨張するためです。
ダメージケアやくせ毛など原因に合わせて正しく対策をとっていくことで、広がりやすい髪でもまとまり髪へと変えていけます。
サロンでのケアとともに、日頃のUVケアや髪の保湿ケアも広がる髪を改善するのに大切な習慣です。
クレージュやプリュスオー、その他姉妹ブランドでは、広がりやすい髪をまとまり髪へ変えてくれるヘアケアアイテムを豊富に揃えています。
目的やシチュエーションに合わせて使い分けてみてください。