2025.3.18
「髪のパサつきを改善してまとまりのある髪に仕上げたい」
「乾燥もごわつきも気になるけど、どれが自分に合うのかわからない」
多種多様にあるヘアケアアイテムから、自分に合うものを探し出すのは本当に大変です。
洗い流さないトリートメントだけでもミストやバーム、オイルなどさまざまなタイプがあります。
そこで今回はヘアオイルとヘアミルクの違いやおすすめの髪質、使い方について解説します。
ヘアケアアイテムを選ぶ際の参考にしてください。
Contents
ヘアオイルとヘアミルクの主な違いは下記の3つです。
製品によって特徴は異なるため一概には言えませんが、選ぶ際に基準としていただきたいポイントです。
順番に詳しく解説します。
ヘアオイルの主成分は主に油分です。
アルガンオイルやホホバオイルなど植物由来のものや、ミネラルオイルやワセリンなど鉱物油などから構成されているものもあります。
一方ヘアミルクの主成分は水分です。
セラミドやコラーゲン、グリセリンなど、保湿成分を多く配合しています。
ヘアオイルは油分が毛髪をコーティングするため、まとまり感のある印象に仕上がるのが特徴です。
油分のほか、髪に艶を与えるシリコン成分が配合されていることも多く、艶のある印象を与えてくれます。
さらっとした仕上がり感ならヘアミルクがおすすめです。
油分が少なく水分多めで構成されているため、サラサラした質感と程よい艶感がある髪に仕上がります。
ヘアオイルには髪を摩擦や乾燥、紫外線などの外的刺激から守る働きがあります。
油膜がキューティクルを整えるため、髪内部の水分が蒸発するのを防いだり、髪の絡まりを軽減したりする効果が期待できます。
一方ヘアミルクは乾燥した髪に水分を与えるため、パサつき感の軽減に有効です。
ヘアオイルと比べるとわずかですが、油分も配合されているので、乾燥から守る効果も期待できます。
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ヘアオイルとヘアミルクは主成分や仕上がり感が異なるため、髪質や仕上がりの質感によって使い分けするのがおすすめです。
ヘアオイルは下記に当てはまる人に向いています。
特に保湿してもすぐに乾燥する髪は、髪表面のキューティクルが開きやすくなっている可能性が高いです。
ヘアオイルなら、油分がキューティクルを整え、しっとりまとまりのある髪へと導いてくれます。
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ヘアミルクは下記に当てはまる人に向いています。
ヘアミルクは、優れた浸透力で毛髪内部に潤いを与えつつ、表面はさらっとした質感に仕上りやすいです。
そのため、乾燥は気になるけどベタつき感のある仕上がりが苦手な人には、ヘアミルクがおすすめです。
ヘアオイルとヘアミルクは洗い流さないトリートメントとしても、スタイリングとしても使えます。
製品によってはどちらか単体の機能しかないものもあるため、購入前に確認しましょう。
ヘアオイルやヘアミルクは、お風呂上がりの濡れた髪につける、洗い流さないトリートメントとして使用可能です。
ドライヤーの熱から髪を守る保湿成分や、ドライヤーの熱を味方に変えて髪を補修する成分(※)などが配合されており、ヘアケア効果が期待できます。
毛先を中心に、ダメージや乾燥が気になる箇所に塗布してからドライヤーを当てることで、髪内部の水分蒸発を抑え、まとまりのある髪に仕上げられます。
※γ₋ドコサラクトン、メドウフォーム‐δ‐ラクトンなど
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ヘアオイルやヘアミルクは、朝や出かける前などのヘアセットにも使用できます。
髪にまとまり感を出したい場合にはヘアオイル、乾燥によるパサつきを整え、サラサラ感を残したスタイリングをするならヘアミルクがおすすめです。
特に、アイロンやドライヤーを使用する際には、保護成分が多く配合されているものを使いましょう。熱によるパサつきや乾燥を軽減できます。
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ヘアオイルとヘアミルクは併用も可能です。
髪質や悩みによっては合わせ使いすることで、潤いと艶のある髪に仕上げられます。
特に、髪の広がりや乾燥が気になる人には合わせ使いがおすすめです。
ヘアミルクのメリットである髪内部の保湿と、ヘアオイルのメリットである毛髪表面の保護、Wの効果が期待できます。
ヘアオイルとヘアミルクを併用する際は、先に浸透しやすいヘアミルクを馴染ませ、次にコーティング力のあるヘアオイルを使います。
ヘアオイルを先に使うと、ヘアミルクが浸透しにくくなり効果を実感しづらくなるため、使う順番には注意が必要です。
また時間があるときはヘアミルクを塗ったあと、時間をおいてからヘアオイルを塗布するのがおすすめです。
しっかり浸透させることで、よりしっとりとしたまとまり感のある髪に仕上げられます。
ヘアミストは、ヘアミルクよりさらに水分の割合が多いヘアケアアイテムで、パサつきや乾燥による広がりを整える効果が期待できます。
洗い流さないトリートメントとして使えるヘアミストは、単体でも使用可能ですがヘアオイルとの併用もおすすめです。
併用する場合は、濡れた髪にまずヘアミストを馴染ませます。
半分くらい乾かしたら、ヘアオイルを毛先に馴染ませ、頭皮を避けて髪全体に手に残ったオイルを塗布します。
さらにドライヤーを当て、7〜8割まで乾かしたら最後に冷風で仕上げて完成です。
\編集部おすすめのヘアミスト/
「毎日のバスタイムを癒しの時間に」をコンセプトに生まれたクレージュのヘアケアアイテム、そして「サロンケアをホームケアに」をコンセプトに生まれたプリュスオー。
2つのコスメブランドから、髪の悩みや髪質、仕上がり感に応じたさまざまなヘアオイルを発売しています。
今回は厳選して4つのオイルを紹介します。
公式サイトからすぐ購入できるので、ぜひ一度使ってみてください。
ヘアミルクだけではすぐ乾燥してしまう、猫っ毛さんにもおすすめのオイル「クレージュ ミネラルマルチオイル」。
植物由来オイルでも比較的軽めでさらっとした「オリーブ果実油」を主成分としているため、ベタつき感の少ない仕上がりを実感できます。
髪だけでなく、ボディや手、ネイルのケアにも使用可能な、まさにマルチなオイルです。
種類は下記の3つで、それぞれ異なる香り成分をブレンドしています。
フレグランスとしての役割も担ってくれますよ。
「クレージュ ミネラルリペアオイル」は仕上がり感と髪質別で下記の2タイプから選べます。
項目 | 仕上がり | おすすめな 髪質 |
---|---|---|
![]() スムース | 軽くて さらさら | パサつき 絡まり 猫っ毛 |
![]() モイスト | しっとり 柔らかい | うねり 広がる 太めの髪 |
2タイプの共通成分である、「加水分解ダイズタンパク(毛髪補修成分)」がダメージ髪を優しくケアし、アルガンオイルやホホバオイルなど植物由来オイルが髪を乾燥から守ります。
スムースタイプはシャンプー&トリートメントのSRシリーズと、モイストタイプはMシリーズと同じ香りで作られています。
ライン使いでより良い仕上がり感と、まとまりのある香りを楽しめます。
「プリュスオー リペアセラム」は、ブリーチやカラーで傷んだパサパサ髪におすすめのヘアオイルです。
ケラチンやシルク、コラーゲンなど髪を構成するタンパク質由来の成分を豊富に配合。
傷んでキシキシ、パサパサになった髪にハリや弾力を与え、サラふわな指通りへと導きます。
また、ヒートプロテクト成分が熱や乾燥から髪を守り、ドライヤーやアイロンのダメージを軽減。
フルーティー&ムスクの香りで、心地よいヘアケアタイムを演出してくれますよ。
ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を守るだけでなく、熱を味方に変えてダメージ補修してくれるプリュスオーのヘアオイル。
仕上がり感や髪質に応じて3タイプから選べます。
なお、香りはSNSで高評価を得ている、ヘアマスクやシャンプーと同じホワイトフローラル&ペアーを採用しているため、ライン使いにもおすすめです。
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プリュスオーから新たに生まれた、乾燥やダメージによるパサつく髪をまとまり髪へと導く保湿ヘアミルク。
ヘアミルクの特長である内側からの保湿ケアに加えて、本来ヘアオイルの得意とする毛髪外側のケアまで行う新タイプのヘアミルクです。
厳選した5種類のケラチンが毛髪内部と外部から徹底的に補修し、潤いに満ちたツヤ髪を実現します。
オイル感が苦手だけど、ヘアミルクでは物足りない人におすすめです。
無香料のため、他のヘアアイテムの香りを気にせず使えます。
ヘアオイルとヘアミルクの主な違いは、仕上がり感やおすすめの髪質です。
ただ紹介した商品にもあるように、柔らかい髪質にも使えるオイルやミルクでもまとまり感のある仕上がりになる製品もあります。
ぜひ今回の記事や商品口コミを参考にして、自身に合うものを選んで使ってみてください。