2025.2.18

カラー当日にシャンプーしても良い?カラー当日のケアと色持ちさせるコツを解説

美容室でカラーをすると「今日はシャンプーを控えるように」といわれることがありますよね。

ただ、一日外で過ごしてシャンプーせずに寝るのは気になるという人もいるでしょう。

今回は、カラー当日はシャンプーをしないほうが良い理由について解説します。

また、どうしてもシャンプーしたいときの対処法や、カラーを長持ちさせるコツについても触れているので、ぜひ参考にしてください。

カラーした日にシャンプーしても良い?

カラーは、カラー剤に含まれる色素が髪の内部に浸透・定着することで染まりますが、カラー直後はカラー剤の定着が不完全な状態です。

カラー色素が定着していないままシャンプーすると、カラーが流れ出て退色を加速させてしまうため、当日はシャンプーをしないほうが良いとされています。

絵の具やペンと同じ原理ですね。書いた直後は、触ると指に付いたり擦れたりしますが、時間が経つと色素は紙に浸透し、表面も乾き固まります。

軽く擦った程度ではすれることはありません。※色素の種類による

絵の具やペンの色素が紙に浸透して落ちにくくなるように、カラー剤も時間をおくことで髪に浸透してシャンプーしても落ちにくくなるのです。

ただし、セルフカラー後はシャンプー必須です。

セルフカラーの薬剤は強く頭皮に残るとトラブルの原因になるため、ダブルシャンプーでしっかりと洗い流しましょう。

カラー後は24〜48時間シャンプーを控えるのが良い

カラー後のシャンプーは、24〜48時間控えるのが良いとされています。

ただ、毎日シャンプーする習慣の多い日本人にとって、丸2日間シャンプーしないのは抵抗がある人も多いでしょう。

48時間は難しくても、最低24時間はシャンプーを控えるのが理想です。つまり夕方や夜にカラーをした場合は、翌朝のシャンプーもおすすめしません。

カラーの色を綺麗に長く保つためにも、カラー後「最低24時間」は我慢するのが良いでしょう。

カラーした日にどうしてもシャンプーがしたくなったら?

頭皮の皮脂分泌や発汗が多い場合、カラーした日であってもシャンプーをしたくなりますよね。

カラー当日にどうしてもシャンプーしたくなったら、下記の方法で優しく洗髪しましょう。

  • シャンプーは使用せずお湯で洗い流すのみにとどめる
  • アミノ酸系やベタイン系など優しい洗浄成分のシャンプーを使用する

また、髪が濡れると髪を覆うキューティクルが開き、カラー剤が流れ出やすくなります。カラー当日のシャンプーは、通常時より短い時間で終わらせましょう。

そして、お風呂から上がったら髪は濡れたままで放置せず、すぐにドライヤーで乾かしてください。なお、頭皮の気持ち悪さはドライシャンプーでも軽減できます。

仕上がりのスッキリ感はもちろん、香りも良く癒し効果もありますよ。シャンプーする前にぜひ試してみてください。

シャンプーしないのに耐えられない人は午前中のカラーがおすすめ

シャンプーせずに寝るとに耐えられない人は、午前中のカラーがおすすめです。

朝10時にカラーすれば、夜のお風呂の時間までに約12時間空きができ、ある程度カラーを定着させられます。

ただ、先でも解説したように、カラー当日は最低24時間以上はシャンプーを控えるのが良いとされています。

優しい洗浄成分のシャンプー、可能であればぬるま湯での洗髪を心がけましょう。なお、トリートメントはカラーの退色に影響はありません。

むしろ、キューティクルの乱れを整えてくれるため、カラー後48時間以内のトリートメントは推奨されています。

洗い流さないトリートメントなどを使用して、毛先を中心にしっかりと保湿しましょう。

仕上げのスタイリング剤の使用を避けてもらう

髪にスタイリング剤がついていると、頭皮や髪にベタつきが出てシャンプーしたくなります。

カラーする日はスタイリング剤の使用はしないように美容師さんに伝え、代わりに洗い流す必要のないオイルトリートメントなどで仕上げてもらいましょう。

カラーをする日はお出かけの予定は入れずに、カラー後はのんびりとオウチで過ごすようにしてもいいですね。

カラー当日にシャンプー以外で気を付けるべきこと

カラー当日に限ったことではありませんが、髪の摩擦もなるべく避けるべきです。

髪が摩擦によるダメージを受けると、キューティクルが乱れます。すると、キューティクルの隙間からカラー剤が流れ出やすくなり、退色の進行を加速させます。

定着度が弱いカラー当日は、シャンプーを控えることに加えて髪への摩擦軽減も意識しましょう。

とくに、就寝時は枕による摩擦を受けやすいです。そのため、摩擦や髪の絡まりを守ってくれるナイトキャップの使用をおすすめします。

ナイトキャップの選び方や使い方の詳細はこちら↓

ナイトキャップの正しい使い方とは?効果や選び方のポイントについても解説! – betop media

カラーを長持ちさせるためのコツ

カラー当日のシャンプーを控える以外にも、カラーを長持ちさせるためのポイントがあります。ここからは、カラーを長持ちさせるコツを3つ紹介します。

カラーシャンプーを使う

カラーを長持ちさせるには、カラーの色に合わせた「カラーシャンプー」の使用をおすすめします。

カラーシャンプーとは、カラー成分の綺麗な発色をキープさせることを目的としたシャンプーです。

配合成分や特長は製品によって異なりますが、優しい洗浄成分を使用しています。

カラーの退色スピードを穏やかにし、綺麗な髪色をキープするサポートをしてくれます。

日焼け止めや帽子で紫外線ケアをする

紫外線は髪の乾燥やダメージにつながり、キューティクルの乱れを引き起こします。

最近は冬でも日差しが強い日もあるため、1年を通した紫外線ケアをおすすめします。

髪に使用できる紫外線対策グッズは、UVスプレーや折りたためる帽子など、持ち歩きやすい商品も多く販売されています。

春先からは急に紫外線も強まるため、カラーを長持ちさせるためにも何か一つは携帯しておくと安心です。

保湿ケアを強化してキューティクルを守る

退色が起きやすい毛先は、キューティクルを守るために保湿するのがポイントです。

先でもお伝えしたように、キューティクルが開くとカラーの退色がより進行します。

とくに毛先は、乾燥や枝毛などでキューティクルが乱れやすく、退色が起きやすい箇所です。

保湿ケアをすることでキューティクルが整い、退色を穏やかにします。

保湿アイテムは髪質に合わせて、ミルクタイプやオイルタイプなどを使い分けると良いでしょう。

乾燥や枝毛が酷い場合は、入浴中の洗い流すトリートメントに加え、入浴後の洗い流さないトリートメントのダブル使いもおすすめです。

カラーを綺麗に長持ちさせるためのヘアアイテム

カラーは使うヘアアイテムによっても長持ちさせることが可能です。

とくにカラー髪専用のアイテムはカラー髪特有の悩みに特化しており、退色だけでなくカラーによるダメージケアにも有効です。

ここでは、プリュスオーのカラー髪専用のアイテム3つを紹介します。

「プリュスオー」や姉妹ブランド「クレージュ」「ブリオス」では、カラー髪に優しい洗浄成分や高保湿成分配合のアイテムを多く取り揃えています。

気になる方は下記公式サイトからチェックしてください。

髪色別に選べる!プリュスオー カラーシャンプー

プリュスオーのカラーシャンプーは、ブリーチしたカラー髪におすすめのシャンプーです。

細かい泡が髪に密着し、素早く浸透するため、短時間で高発色のカラーケアが叶います。

カラーは下記の4色展開と豊富なので、カラーや悩みに合わせて選べます。

11種類のアミノ酸や、熱に反応してダメージ補修する成分などを配合しているため、ブリーチによるダメージケア効果も期待できます。

「綺麗な色を楽しみたいけど、カラーを短期間で繰り返すのはダメージが気になる」という人は、ぜひ試してみてください。

なお、カラーシャンプーはカラーマニキュアのように製品自体にカラーの効果はありません。また、本来もつ髪色(色素の強さなど)によっても仕上がり感が異なります。

カラーの定着をサポート!カラー専用トリートメント

カラーシャンプーと合わせて使って欲しいカラー専用トリートメントがこちら。

髪補修成分の「ケラチン」や「ヘチマン」、さらに指通りを良くする保湿成分「ハチミツ」を配合し、ブリーチ髪特有のきしみ感を改善へと導きます。

カラーキープ成分も配合しており、綺麗な髪色の定着効果も期待できます。また、全てのカラー色に対応しているので、ハイダメージヘアのケアにもおすすめです。

シャンプー後の濡れた髪全体に馴染ませたら数分置くことで、さらに滑らかな仕上がりを実感できます。

ハイダメージヘアにもおすすめ!プリュスオー リペアセラム

リペアセラムは、ブリーチ髪やハイダメージの髪のための「超濃密ヘアオイル」です。

タオルドライ後の濡れた髪に使用することで、開いたキューティクルから髪内部に浸透し、ダメージを補修。

浸透力の高い加水分解されたケラチンやシルク、コラーゲンを配合しており、艶のあるさらふわ髪へと導きます。

※乾いた髪にも使用できます

【まとめ】カラー当日はシャンプーを控えるのがおすすめ!髪色持続にはカラー専用アイテムを

カラー当日はカラーの定着が弱いため、シャンプーは控えましょう。最低でも24時間はシャンプーしないのがおすすめです。

また、カラーした翌日からはカラーシャンプーや、保湿成分配合のヘアアイテムで退色を防ぎましょう。

摩擦や紫外線なども退色の原因となるため、ナイトキャップやUVアイテムを取り入れることをおすすめします。

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