2024.12.17
バラエティショップやドラックストアなどに数多く並ぶ洗顔料。たくさんある中から、自分に合う製品を見つけるのは大変ですよね。
今回は多種多様にある洗顔料の中から、自分に合う洗顔料の選び方のポイントについて解説します。
また洗顔料の効果を実感するには正しい使い方も大切です。合わせて解説するので、参考にしてください。
Contents
洗顔料は固形石鹸タイプやクリームタイプといった形状と、脂性肌、乾燥肌など肌タイプで選ぶのがポイントです。
配合されている細かい成分は製品によって異なりますが、洗顔料の形状ごとの主な成分構成比は似ています。また肌質によっても必要な成分や避けるべき成分があります。
洗顔料の代表的な形状と、各形状の特徴について解説します。なお配合成分は製品によって異なるため、あくまで参考としてお読みください。
固形石鹼タイプは洗浄力が高く、界面活性剤が配合されていないため、肌に優しいという特徴があります。石鹼成分は肌に残りにくいため、敏感肌の人にも向いている洗顔料です。
また石鹸はアルカリ性の性質をもちます。肌の汚れは酸性のため、アルカリ性の性質をもつ石鹸で洗顔することで汚れを中和しキレイに落とすことができます。
ただ、固形石鹸タイプは使うときに泡立てる必要があることと、高い洗浄力のため肌がつっぱるという点がデメリットです。
クリームタイプは泡立てて使うものが多く、洗顔フォームとも呼ばれます。スクラブが入ったタイプと入っていないタイプがあります。製品によっては泡立てずに使うものも。
多くのクリームタイプ洗顔料はチューブタイプのため、衛生的です。また配合されている成分もさまざまで、自分の肌タイプに合わせて選べるなど、種類が豊富なのも特徴のひとつです。
スクラブ入りのクリームタイプ洗顔は、製品によっては乾燥肌や敏感肌に不向きな場合があります。界面活性剤の種類や配合されている成分などをチェックして、購入するようにしましょう。
泡タイプ洗顔とは泡で出てくるタイプの洗顔を指します。泡立てる手間がないため、忙しい人や泡立てるのがめんどうな人に向いています。
ふわっと軽いタイプの泡からきめの細かい泡タイプまで、色んなテクスチャーのものがあります。
手軽に洗顔ができる反面、石鹸やクリームタイプなど他の形状のものより割高なのがデメリット面と言えるでしょう。また泡タイプの洗顔には泡立ちを良くするための成分が配合されており、肌質によっては刺激となることもあります。
ジェルタイプには泡立てて使うタイプと、泡立てずにそのまま使うタイプがあります。
洗浄力の高いタイプが多い傾向で、脂性肌に向いている洗顔料です。ただジェルタイプは水分が高めなので、保湿成分が多く配合されている製品であれば乾燥肌の人に向いているものも。
泡立てずに使うものは洗顔料が肌に残りやすいため、すすぎは念入りに行いましょう。また使う量が少ないと摩擦が生じて肌の負担となるため、適量を守って使用するのもポイントです。
パウダータイプ洗顔は粉状にした洗顔で、水と混ぜて泡立てて使います。角質ケアに効果的な酵素が配合されたものも多くあります。
乾燥させているため菌が発生しにくいことから、防腐剤など添加物が少ない製品も多い傾向です。刺激に弱い乾燥肌や敏感肌、無添加スキンケアが好みの人におすすめの洗顔です。
水や湿気に弱いため、浴室内など湿気が多い場所は避けて保管しましょう。
肌タイプは主に5つのタイプに分かれます。
水分と油分のバランスが整っており、暑さや寒さなどの外的要因で肌トラブルも起きにくい肌です。
洗顔を選ぶ際にも成分を細かくチェックする必要はありません。ただ季節の変わり目や花粉などに反応する場合は、その時期のみヒアルロン酸やセラミドなど保湿成分が多めのものを使用すると良いでしょう。
皮脂分泌量が多く、吹き出物やテカリが起きやすい肌です。
吹き出物ができやすい場合は、アゼライン酸やグリチルリチン酸など抗菌作用や抗炎症作用が配合された洗顔料がおすすめです。また脂性肌は角質が溜まりやすくなるため、スクラブや酵素成分配合のものも良いでしょう。
ただ、洗浄力の強い洗顔料は皮脂や水分を必要以上に落としてしまうリスクがあるため、使い方に注意しましょう。
水分も油分も少ない肌で、かさつきや肌のツッパリ感を感じやすい肌です。夏や一日の終わりでも肌にテカリが出ることもほぼありません。
洗顔料を選ぶ際はアミノ酸系洗浄成分や、皮脂吸着作用のあるクレイなどの成分が入っているものを選びましょう。またヒアルロン酸やセラミド、植物由来成分の保湿成分もおすすめです。
油分は足りているけど、水分が足りていない肌で水分不足肌とも言われます。頬はかさつき、Tゾーンはベタつくなど、かさつきとベタつき、テカリが混合している肌です。
基本的には乾燥肌と同じく保湿成分の入った洗顔料を選ぶのが良いでしょう。ただ吹き出物ができやすいなど皮脂によるトラブルが気になる場合は、脂性肌向きの拭き取りクレンジングや化粧水で皮脂ケアを行ってください。
敏感肌は刺激に弱く、赤みやかゆみなどのトラブルが起きやすい肌のことを指します。
洗顔料を選ぶ際にはスクラブや洗浄力の高い成分は避けましょう。また保存料やアルコール成分などの添加物にも反応しやすいため、なるべく避けるのが無難です。
ただ人によって反応する成分は異なるため、洗顔料を変える場合は使う前にパッチテストでチェックすることをおすすめします。
形状ごとの使い方のポイントと注意点を解説します。
◎固形石鹸タイプ
泡立てる際は、泡立てネットを使うと便利です。油分の少ない肌の人は保湿成分多めのものを選びましょう。
◎クリームタイプ
泡立てるタイプは泡立てが弱いと肌に成分が残りやすくなるため、しっかりと泡立ててから使いましょう。泡立てないタイプで摩擦を感じる場合は使用量を増やしましょう。
◎泡タイプ
製品によって泡の細かさや弾力が異なります。使っていて泡がへたりやすい場合、肌に合っていない可能性があります。弾力の強いものに切り替えましょう。
◎ジェルタイプ
肌への密着力が強いため、他の形状に比べてすすぎに時間がかかります。すすぐ際は肌に少しずつぬるま湯を足しながら、ジェルを伸ばしていくようにすすぐと落としやすいです。
◎パウダータイプ
パウダータイプは酵素配合のものなど、角質ケアを目的としたものが多いです。毎日ではなく、スペシャルケアとして週1〜2回を目安に使用しましょう。※製品によって異なる
朝やW洗顔が必要とされているクレンジングのあとは、洗顔料を使って洗顔をしましょう。
朝の肌は寝ている間に分泌された皮脂や汗などで思っている以上に汚れています。水だけでは落ちにくいため、洗顔料での洗顔がおすすめです。
またクレンジングはメイクなどの油性の汚れを油性成分や界面活性剤で落とすもので、洗顔料は汗やほこり、角質など水性の汚れを落とすというように役割が異なります。
そのためW洗顔不要と記載されている製品以外のクレンジング後は、洗顔料を使ったW洗顔が基本です。
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お肌に合っているからと一年中同じ洗顔料を使い続けていませんか?
合っていれば基本的に続けて使用しても問題はありませんが、季節や一時的な肌トラブルなど肌悩みに合わせて洗顔料を変えるのも美肌ケアのためにおすすめです。
皮脂分泌量が増える時期には洗浄力が高めの洗顔料を、夏終わりなど肌疲れしやすい時期には角質ケア効果が期待できる洗顔料といったように、肌の変化に合わせて使い分けしてみましょう。
”クレイと癒し”の実感型ヘアケア・スキンケアブランドのクレージュは、肌悩みに合わせた洗顔ができる3つのタイプの洗顔料を取り揃えています。
◎ポアクレイウォッシュ
アゼライン酸やグリチルリチン酸を配合した、毛穴や皮脂が気になる人におすすめの洗顔料です。
「クレイ・炭・酵素」のトリプルパワーで黒ずみなどの原因となる、頑固な毛穴汚れに効果を発揮します。スクラブがざらつきや角栓を取り除き、なめらかな肌へと導きます。
◎ブライトウォッシュ
くすみや乾燥が気になる人におすすめの洗顔料です。
汚れを吸着する働きをするクレイ「カオリン」と、微粒子のホワイトパールスクラブがくすみの原因となる溜まった角質や汚れを優しくオフします。
さらにコメ発酵液やグルタチオンなど豊富な保湿成分が、乾燥から肌を守りながら透明肌へと仕上げます。
◎クリアウォッシュ
毛穴の開きが気になる人におすすめの、スクラブフリーの洗顔料です。
自然由来のクレイ「ベントナイト」と火山灰の一種「ホノライト」のWクレイが皮脂汚れや肌の余分な油分を取り除き、毛穴の目立ちを改善します。
お酢配合なのでさっぱりとした仕上がりを実感できます。
3つどれも気になる!という方は下記の洗顔タイプ診断でチェックしてみましょう。
洗顔料には主に「固形石鹼タイプ・クリームタイプ、泡タイプ、ジェルタイプ、パウダータイプ」の5つの形状があります。
配合成分や仕上がり感など、各形状がもつ特徴が異なるため、肌タイプに合った成分や仕上がり感で選ぶようにしましょう。
今使っている洗顔料に満足していない人は、今回解説した選び方を参考に選んでみてください。
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