2023.6.15
本格的な夏到来も間近になってきました。厳しくなる暑さとともに気になるのが、美肌の大敵「紫外線」ですよね。
夏のキツイ日差しは肌表面にダメージを与えるだけでなく、肌の奥まで紫外線の脅威を及ぼしてきます。
日焼け肌が落ち着く秋や冬になったとき、シミを見つけて悲しい気分にならないように、早めにシミ対策に取り掛かりましょう。
とはいえ、美白成分の入った美容クリームやサプリは効果が高いと思いつつも、価格も高く躊躇している人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、美白アイテムに手を出す前に見直して欲しいシミ対策を紹介していきます。今年こそは新たなシミを作りたくない!そう願う人はぜひ読んでみてください。
Contents
シミができる原因は主に下記の2つです。
紫外線は表皮層の一番深い部分「基底層」にあるメラノサイトという細胞を刺激し、シミの元となるメラニンを生み出します。
生成されるメラニン量が正常の範囲であったり、肌のターンオーバーが正常にされていたりすればシミとして定着することはありません。
しかしターンオーバーが間に合わないくらいのメラニンが生成されたり、ターンオーバーが乱れていたりするとシミが目立つ肌になってしまいます。
なお、吹き出物や傷がシミとなって沈着しないためには、早めの皮膚科受診がおすすめです。
シミ対策のポイントは以下の3つです。
①メラニンの過剰生成を抑えること(予防)
②できたメラニンを早く代謝させてしまう(肌代謝アップ)
③メラニンを白くする
新たなシミを作らないためには紫外線から肌を守り、メラノサイトを刺激しないことが一番です。
とはいえ、全く紫外線を浴びない生活はできません。紫外線がきつくなる春から夏にかけてはシミができやすいため、より一層肌のターンオーバーを整えていくことが大切になってきます。
※シミ対策とはメラニンの生成を抑えて新たなシミやソバカスができるのを防ぐことを指します
言うまでもありませんが、紫外線は美容の大敵です。新たなシミを作らないためには、春夏の強い紫外線から肌を守る「シミ予防」が大切です。
紫外線対策はすでに老若男女問わず多くの人がされていますが、より効果を高めるために注意すべきポイントも合わせて紹介していきます。
日焼け止めクリームには「PA」と「SPF」という指標があります。肌への働きと、選ぶ際の目安を表にまとめました。
PA | SPF | |
肌への作用 | たるみやシワの原因になる紫外線A波(UVA)を防ぐ指標 | シミ・そばかすの原因になる紫外線B波(UVB)を防ぐ指標 |
通勤や通学など日常生活 | +~++ | 10~20 |
屋外でのレジャーやスポーツ | +++~++++ | 30~50 |
夏は汗で流れやすく、効果が弱まってしまいます。日焼け止めクリームの効果を高めるには、小まめな塗り直しが大切です。メイクした上からも使えるスプレータイプなどを活用しながら、効果を切らさないように気を付けましょう。
最近は紫外線99.9%ブロックするといった、高い紫外線カット機能を備えたアイテムが豊富にあります。もちろん価格も高くなりますが、できたシミを美容クリニックでレーザー治療することを考えるとコスパ的には良いはず……。
尚、紫外線カット効果は1年で弱まってしまうとも言われており、効果を考えると毎年買い替えるのが良いですね。
サングラスもシミ対策に有効なアイテムのひとつです。
シミの原因となる紫外線は、目からも入ってきます。目の粘膜を通して強い紫外線が入ってくると、細胞を紫外線から守るためにメラニンを作るように脳が指令を出すからです。
サングラスは紫外線カット機能があるものとないものがあります。必ずチェックしてから購入しましょう。
スキンケアや飲み薬には、シミ対策に有効と言われるものがあります。
スキンケアであればビタミンC誘導体やリノール酸S、コウジ酸などがターンオーバーの促進や、メラニンの生成を抑制する効果が高いと言われています。
内服薬に配合されている成分にはアスコルビン酸やL‐システイン、トラネキサム酸などがあります。なかでも、トラネキサム酸は30代以降に女性ホルモンの影響で発生する肝斑(かんぱん)に効果が高く、紫外線対策と合わせたシミ対策をしたい人におすすめです。
肌の代謝を上げてターンオーバーを正常化することで、シミが定着しにくくなります。肌代謝アップのために食生活やライフスタイルを見直しましょう。
シミ対策には「ビタミンエース」と言われる、ビタミンA・C・Eを中心としたバランスの良い食事がおすすめです。肌を構成する主要成分「タンパク質」とタンパク質の働きをサポートする「亜鉛」も意識して摂取していきましょう。
働き | おすすめの食品 | |
ビタミンA | 皮膚や粘膜の健康を維持 | うなぎ、鶏や豚レバー |
ビタミンC | コラーゲンの生成や抗酸化 | 緑黄色野菜やフルーツ |
ビタミンE | 抗酸化作用 | アーモンド、サーモン |
タンパク質 | 皮膚を構成 | まぐろ、牛赤身、鶏卵 |
亜鉛 | タンパク質の合成を補助 | 牡蠣、豚レバー、玄米 |
昼夜逆転の生活などによる睡眠の質の低下は、肌のターンオーバーの乱れに繋がります。
とくに入眠直後の深い睡眠は成長ホルモンの分泌を促進するため、シミ対策など美肌ケアに欠かせません。
夜更かしや寝る直前の食事など良質な睡眠を邪魔する要素を見直して、睡眠の質を上げていきましょう。
日焼け止めクリームや日傘で日焼け止め対策をしっかりしていても、うっかり焼けしてしまうこともあるので注意しましょう。
洗濯物を干したり、ゴミ出しをしたりなど日常のちょっとした紫外線にも注意が必要です。また、窓越しに入ってくる日差しや起きたときに部屋に差し込んでいる朝日にも気を付けましょう。
意外に怖いのが夕焼けです。夕焼けは日中ほどの強い日差しを感じなくても、シミの原因となる紫外線は含まれています。日が昇ってから沈むまでしっかりと紫外線対策をしてください。
美白有効成分が高濃度で含まれた美白クリームや内服薬も良いですが、保湿で角質層やターンオーバーを整えることが先決です。
乾燥して角質層が乱れた肌は紫外線に弱く、ダメージを受けやすくなってしまいます。さらに、角質層が厚くなるとターンオーバーの乱れにも影響を及ぼし、美白有効成分の浸透も妨げます。
スキンケアを見直して、肌と代謝を整えていきましょう。
クレージュのクレンジングバームは5つの機能をもつクレンジング。1つでメイク落とし、保湿美容パック、角質ケア、洗顔、マッサージのケアが一気に出来るオールインワン美容アイテムです。
汚れ吸着成分「モロッコクレイ」が毛穴に溜まった皮脂汚れやメイク汚れを吸着しオフし、代謝の良い潤い肌へと導いてくれます。
くすみが気になる人におすすめの「クリア」、毛穴汚れが気になる人におすすめの「ブラック」そして、乾燥が気になる人におすすめの「モイスト」の3種類で、異なる肌質や肌悩みをカバーしています。
SNSや美容口コミサイトでも話題のクレンジングバームですが、この夏期間限定で発売されたのが、ビタミン配合の「クレンジングバームV」
浸透型ビタミンC「APPS」に含まれる皮脂コンディショニング成分やエモリエント成分が目立つ毛穴をケアして、透明感のある肌へと導いてくれます。
その他、ビタミンC誘導体やコラーゲン、ヒアルロン酸など保湿成分も豊富に配合。クレンジングなのに、潤いに満たされたみずみずしい肌に仕上げてくれます。
マツエクOK、W洗顔不要なので、オシャレも遊びも楽しみたい!でもお手入れは楽をしたい!そんな人におすすめのクレンジングです。
洗顔は美肌を目指す人にとってとても大切な工程です。ビタミンパワーを享受できるクレンジングバームVで、透明感のある潤い肌を手にいれてみませんか?
クレンジングバームのほかのラインが気になる人はこちらの記事を☆
【使ってみたシリーズ①】クレージュ「クレンジングバーム」を社員が実際に使って比較してみた!
クレージュのクレンジングオイルはしっかりメイクの人におすすめです。
エマルジョン化されたオイルを採用しているので、擦らなくてもスーッとメイクに馴染んで肌への負担なくメイクオフができます。
さらに、ビタミンC誘導体や3つのビタミン、肌トラブルを鎮静するCICAを配合で、トラブルのない透明感ある肌へ整えていきます。
濡れた肌や浴室内でも使用OKのクレンジングです。
クレージュ クリアクレンジングはくすみが気になる人におすすめです。
毛穴汚れを吸着してくれるクレイ成分に加えて、くすみの原因となる皮脂や角質を除去してくれるお酢も配合しています。
ビタミンC誘導体やセラミド、ヒアルロン酸成分が潤いのある滑らかな肌へと仕上げてくれます。
マツエクしていても使用可能なクレンジングです。
シミ対策は「作らない」「定着させない」ことが大切です。
夏の紫外線は肌を黒くするだけでなく、シミやそばかすの原因となるダメージを与えてきます。まずは紫外線を極力浴びないように、日々の紫外線対策をしっかりと行います。
そしてシミを蓄積しないように、ターンオーバーを整えてメラニン色素を含んだ角質層を溜め込まずに落としてしまいましょう。
ターンオーバーの正常化には肌の代謝に必要なビタミンACEやタンパク質の摂取と、日頃のスキンケアの見直しも必要です。
保湿や角質ケアに効果的な成分が配合されたスキンケアを、積極的に取り入れていきましょう。