2025.1.17

水洗顔は良くない?向き不向きや正しいやり方について解説

「乾燥肌の人は洗顔料を使わずに水だけの洗顔が良い!」

「水洗顔で乾燥肌やニキビ肌が改善した!」

このような話を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?一方で水洗顔は良くないという意見もあり、肌悩みをもつ人にとっては真相が気になるところですよね。

今回は水洗顔は良いのか?良くないのか?についての真相と、やる場合の正しいやり方を解説します。

水洗顔を始める前に知っておくべき点についても触れているので、ぜひスキンケアの参考にしてください。

結局、水洗顔って良いの?良くないの?

水洗顔の向き不向きは季節や肌質によって異なるため、一概に水洗顔は良い、良くないとは言えません。

水洗顔をしても良い人でも定期的に角質ケアをしないと、角質が溜まりくすみが目立つようになることも。

とくに水洗顔が良いと言われがちな乾燥肌の場合、ターンオーバーする力が弱いため、角質が肌表面に定着してしまう可能性があります。

水洗顔はしても問題ありませんが、取り入れる場合は季節や肌質、また肌の状態を見ながら行っていきましょう。

水洗顔が向いている人

水洗顔が向いている人は下記に当てはまる人です。

  • 水分と油分のバランスが保たれた肌質の人
  • 洗顔料の成分に反応しやすい肌質の人
  • 朝の洗顔に時間をかけられない人

水洗顔のメリットともデメリットとも言える点ですが、水は汚れや皮脂を吸着する力や角質を除去する力が弱いです。

水分と油分のバランスが取れた肌の場合、肌の代謝力があるため、水洗顔でも余分な皮脂や角質を洗い流せる可能性が高いです。

また朝の洗顔時間が取れない人は仮に洗顔料を使っても、すすぎ残しで洗顔料が肌に残ってしまうとかえって肌トラブルの原因となります。朝は水洗顔にして、夜に丁寧な洗顔を心がけると良いでしょう。

水洗顔をおすすめしない人

水洗顔をおすすめしない人は下記にあてはまる人です。

  • ニキビ肌の人
  • 極度の乾燥肌の人
  • 朝起きたときや一日の終わりに肌がテカっている人

ニキビの原因であるアクネ菌は水洗顔では除去できず、場合によっては悪化してしまう可能性があります。

また水分や油分の分泌量が少ない極度の乾燥肌の場合、肌の代謝力が低く、水洗顔では角質が溜まりやすくなります。極度な乾燥肌でなくてもくすみやざらつきのある肌はターンオーバーが落ちているサインなので、水洗顔よりは洗顔料を使った洗顔が良いでしょう。

そして朝起きたときに肌がテカっている人や、一日の終わりに肌がテカっている人も水洗顔はおすすめしません。肌のテカリは過剰皮脂のサインです。水洗顔だけでは落とし切れず、毛穴の黒ずみや肌トラブルの原因となります。

上記にあてはまる人は、水洗顔をすると肌悩みや肌トラブルが悪化する可能性があるため、洗顔料を使った洗顔が良いでしょう。

正しい水洗顔のやり方

正しい水洗顔のポイントは下記の3つです。

  • 手を綺麗に洗う
  • お湯の温度は30~35℃程度に設定する
  • こすらない

水洗顔に限りませんが、洗顔の前には手を綺麗に洗いましょう。汚れていなくても手には見えない雑菌が付いています。ハンドソープを使って手を洗ってから洗顔をしてください。

また水洗顔という名前ですが、皮膚に付いている皮脂汚れやほこりを落とすには、適度な温度が必要です。少しぬるく感じる30〜35℃くらいの温度が理想です。

髪や体を洗うついでに顔も洗っている人は、湯温が高すぎて顔の皮脂を落としすぎている可能性があります。熱めのお湯は洗顔には不向きなので、ぬるめにして洗顔をしましょう。

そして洗顔の際にはごしごしとこすらないようにしましょう。手の摩擦が加わると皮膚のたるみやくすみの原因となります。洗面器などに適温の水を溜めて、手で優しくすくい、ぬるま湯を肌にあてるようなイメージで行いましょう。

水洗顔をする場合に気を付けたいこと

水洗顔は自然治癒力を高めるため、スキンケア製品を一切使用しないという考えもありますが、肌の調子や変化に合わせて、適切なケアを併用しながら行うことが大切です。

Tゾーンなどベタつきが気になる部分は洗顔料を取り入れる

Tゾーンなどの皮脂分泌が多い人は、水洗顔ではおでこや小鼻の皮脂汚れが残ってしまう可能性があります。

ぬるま湯で予洗いをしたらおでこや小鼻など、皮脂が多い部分のみ洗顔料で洗顔します。その後、すすぎながら頬含め顔全体の水洗顔しましょう。

洗顔料との併用は皮脂線が活発になる春や夏の期間のみ、もしくは週3〜4回などそれぞれの皮脂量や肌のベタつき感に合わせて取り入れてください。

週に何回かは洗顔料で角質ケアを行う

水洗顔で肌が安定している人やとくにくすみやごわつきを感じない人も、洗顔料を使った定期的な角質ケアをおすすめします。

角質肥厚や角栓は徐々に溜まっていきます。自覚してからではお手入れが大変になるため、くすみやごわつきを感じる前に定期的に行うようにしましょう。

スクラブが入った洗顔や、角質ケアのためのスペシャルアイテムを使うのも良いでしょう。

水洗顔では角質ケアの効果は期待できないため、美肌キープのためには角質ケアができるアイテムの利用がおすすめです。

化粧水や美容液を保湿効果の高いものを使用する

水洗顔のあとは保湿効果の高い化粧水や美容液、クリームで乾燥ケアをしましょう。

スキンケア類を何もつけないことで肌の自然治癒力を高めるとも言われますが、水分量が少ない肌や保水力の低下した肌の場合、さらに乾燥が悪化してしまうことも。

とくに酷い乾燥肌の場合は、洗顔のあとには化粧水や美容液などで保湿することをおすすめします。

洗顔料を使う場合も使わない水洗顔であっても、洗顔後の保湿は大切です。年齢を重ねても肌年齢を若く保つためにも保湿ケアを怠らないようにしましょう。

こちらの記事もおすすめ

肌のくすみとは?くすみ肌の原因と改善方法について解説!透明肌に近づけるおすすめ成分も紹介

水洗顔を試す前に洗顔料の見直しを!

水洗顔を検討している、もしくはすでに実施している人は洗顔料によって肌トラブルが起きたり、逆に洗顔料で肌悩みが改善しなかったりという経験があるのではないでしょうか?

もしかすると選んだ洗顔料があなたの肌に合っていなかっただけかもしれません。

洗顔料は製品によって洗浄成分やその他配合されている成分が異なります。洗顔料で乾燥が悪化した場合は洗浄成分が強すぎた可能性が考えられます。敏感な肌やトラブル肌の場合、アルコールや防腐剤などの成分が反応しているのかも。

水洗顔を試す前に自分の肌質や肌悩みにあった洗顔料を使えているのか、洗顔料の見直しをしてみましょう。

洗顔料の選び方は下記の記事で解説しています。

洗顔料の選び方とは?効果的な正しい使い方やおすすめ商品も紹介

肌タイプ別おすすめ洗顔料

最後におすすめの洗顔料を3つ紹介します。自分の肌質が分からない人や悩みがたくさんあってどれを選んで良いか分からない人は、下記の洗顔タイプ診断を参考にしてください。

毛穴・黒ずみが気になる肌に!炭配合の吸着泡「ポアクレイウォッシュ」

ポアクレイウォッシュは炭とクレイ、酵素のトリプルパワーで頑固な毛穴汚れや黒ずみをケアしてくれるスクラブ入りの洗顔料です。

酵素が毛穴に溜まった汚れを分解し、炭とクレイや汚れを吸着・除去します。

さらに3種のビタミンやセラミドなどの保湿成分が肌表面に働きかけ、つるんとなめらかな肌へと導きます。

スッキリとした使用感が好きな人におすすめです。

くすむ乾燥肌に!美容保湿成分配合「ブライトウォッシュ」

ブライトウォッシュはクレイとホワイトパールで肌をトーンダウンさせる原因となる、古い角質や毛穴汚れを除去してくれる洗顔料です。

汚れ吸着成分「カオリン」と保湿成分「コメ発酵液」の相乗効果で、透明感のある明るい肌へと導きます。

アゼライン酸や3種のセラミドなど保湿成分もたっぷり配合しており、乾燥によるくすみ肌にもおすすめです。

毛穴の目立つ肌に!酢とパパイン酵素が角質ケア「クリアウォッシュ」

毛穴のざらつきが気になるけど、スクラブは肌に刺激になりそうで気になるという人には、スクラブなしの洗顔料「クリアウォッシュ」がおすすめです。

酢とパパイン酵素が古い角質を吸着し、目立つ毛穴を落ち着かせてくれます。

また肌の余分な皮脂を吸着するベントナイト、滑らかな摩擦で角質を除去するホノライトといった2種類のクレイが毛穴詰まりとくすみ、黒ずみ肌の改善へと導きます。

【まとめ】水洗顔は洗顔料との併用がおすすめ!

水洗顔は良くないとも良いとも言い切ることはできません。水洗顔をする際は肌質や肌の状態を見ながら行うことをおすすめします。

さらに水洗顔だけを続けていると皮脂汚れや角質が溜まってしまい、くすみやごわつきが目立つようになることも。

水洗顔で問題がないと感じる人も週に何回か洗顔料を取り入れることで、より綺麗な肌をキープできるでしょう。

公式LINEでは、洗顔料やクレージュに関する最新情報やお得なキャンペーンをお届けしています!ぜひフォローしてください↓

友だち追加

関連記事

Read more