2024.3.18
枝毛は指通りやまとまりが悪くなるだけでなく、見た目の印象にも大きく影響を及ぼします。
枝毛ができる原因はさまざまですが、実はストレスなど生活習慣も関係しています。
この記事では枝毛ができるメカニズムや原因、そして正しい予防策を解説していきます。
色々ケアしているつもりなのに枝毛ができてしまうという人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
枝毛はキューティクルが薄くなって起きる現象です。キューティクルがめくれ上がり、コルテックスが縦に裂けた状態を枝毛、横に裂けた状態を切れ毛といいます。
毛髪は毛髪表面を覆うキューティクル、中間部のコルテックス、中心部のメデュラという3層構造で成り立っています。
キューティクルは何層にも重なり合い、毛髪内部のコルテックスやメデュラを守り健康な髪の毛を保っています。
しかし摩擦などの外的な刺激によってキューティクルがめくれると、毛髪内部までダメージが広がり、枝毛や切れ毛となるのです。
毛根から分裂した毛髪が生えてくる可能性は低いため、枝毛の原因としては外的な刺激によるものがほとんどと考えて良いでしょう。
枝毛はできやすい人とできにくい人がいます。その違いはキューティクルの厚さや乾燥が関係していると考えられます。
先にも触れたようにキューティクルは何層にも重なり、髪内部を外的刺激から守っています。
柔らかい髪質の人やカラーリングを繰り返す人は、硬い髪質の人やカラーリングをしない人に比べてキューティクルが薄く枝毛ができやすい髪質と言えるでしょう。
また、乾燥もキューティクルやコルテックスがダメージを受ける原因となるため、乾燥しやすい髪質の人も注意が必要です。
枝毛は4つのタイプに分かれます。
1.毛先が2~4本に枝分かれしているタイプ
もっとも一般的な枝毛です。髪の毛が太い人やロングヘアの人に多く、髪の毛の栄養不足が主な原因として考えられます。
2.毛先が細くなっているタイプ
熱やカラー剤によってダメージを受け始めているサインです。これから枝毛や切れ毛に進行する恐れがあるため、早めに対策をしましょう。
3.途中で輪っかができているタイプ
このタイプの枝毛はカラー剤などのダメージに加えて、栄養不足や睡眠不足など複合的な原因が絡んでいると考えられます。
4.髪が途中で折れているタイプ
髪の毛が途中で折れているのは、キューティクルがダメージを受けているサインです。髪の毛の途中に白いプチプチがあるのも同じです。引っ張ると枝毛を悪化させてしまうので、ハサミでカットしましょう。
枝毛ができる原因は主に下記の5つです。できるものから改善を心がけてみましょう。
枝毛の原因のひとつに、紫外線やドライヤーの熱ダメージが考えられます。
夏の強い紫外線を浴び続けると、キューティクルが乾燥しめくれやすくなります。またドライヤーを近距離であてたり、オーバードライしてしまったりすると、枝毛の原因に繋がってしまいます。
また過剰な洗浄も毛髪にダメージを与えます。すでに枝毛があるという人は洗浄力の強すぎるシャンプーや頻繁にシャンプーするのも控える方が良いでしょう。
臭いやベタつきが気になるという人はベタイン系やアミノ酸系など洗浄力の優しい成分のシャンプーへの切り替えや、頭皮ヘアを取り入れてみるのがおすすめです。
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摩擦はキューティクルにダメージを与えて、枝毛ができる原因となります。
特に濡れたキューティクルはもろく、少しの摩擦でキューティクルがめくれてしまいます。そのため、濡れた髪のまま寝てしまうのはNGです。
またドライヘアは静電気が起きやすく、そのままブラッシングすると静電気で髪に摩擦が加わります。
ブラッシングをする際にはオイルやミルクで表面をコーティングしてから行いましょう。静電気が起きにくい素材を使っているブラシを選ぶのもおすすめです。
栄養バランスが乱れた食生活を続けていると、髪がパサパサになり枝毛のできやすい髪になってしまいます。
また間違ったヘアケアも栄養不足状態の毛髪になってしまうことも。健康的な毛髪が生えるようにするため、頭皮環境の改善や食事内容の見直しをしてみましょう。
枝毛ができやすい人におすすめの食事については後ほど解説していきます。
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意外かもしれませんが、実はストレスも枝毛ができやすくなる原因のひとつと考えられています。
女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は健康な髪を保つのに重要な役割を担っています。しかしストレスを感じると、自律神経やホルモンバランスが乱れ、エストロゲンの分泌が低下します。
食事もヘアケアもがんばっているのに髪がパサつく、枝毛ができるという人は、ストレス状態をチェックしてみましょう。
夜更かしなど生活習慣の乱れによっても枝毛はできやすくなります。
健康的な髪が生えるには成長ホルモンというホルモンが関係しています。成長ホルモンは寝ているときに分泌されるため、夜更かしや睡眠不足が続くと髪の状態にも影響を及ぼすのです。
また生活習慣の乱れは血行不良にも繋がります。血行が悪くなると栄養が運ばれにくくなり、枝毛のできやすい栄養不足状態の髪になってしまいます。
残念ながら、一度枝毛になってしまうと元の健康的な髪の状態には戻りません。
枝毛になった部分は切り落とし、健康的な髪まで枝毛になってしまうのを防ぐことが重要です。また、見た目枝毛になっていない部分も予備軍である可能性が高いため、枝毛部分より2cm上くらいまでカットしておきましょう。
毛先ほどキューティクルは薄くなりがちで枝毛になりやすい状態です。カラーやアイロンを繰り返す髪には小まめな保湿ケアもしていきましょう。
お洒落もしたいし、ストレスの原因になっている仕事も辞められないなど、枝毛の原因をすべて取り除くのは難しいですよね。
しかし、アイロンの回数やヘアカラーの頻度を落とすといったように、枝毛の原因になっていることを減らすことは可能です。
ストレスは無くせなくても休日に友人とお出かけしたり、趣味に没頭したりとストレス状態から解放される時間をつくることもストレス軽減になります。
また、ドライヤーやアイロンの前には熱から髪を守るヘアオイルを必ず使用するなど、髪をダメージから守ることも意識してみましょう。
毛髪を作る主な成分はタンパク質です。
現代人は糖質や脂質、塩分の多い食生活になりやすく、髪に必要なタンパク質は不足しがちと言われています。
肉や魚、卵、豆製品などタンパク質を多く含む食品を積極的に摂取していきましょう。忙しくて難しい場合にはプロテインドリンクやコンビニ食を活用しても良いでしょう。
また、タンパク質の吸収をサポートするビタミンやミネラルなども忘れずに摂取してください。
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枝毛の原因のひとつと言われる「ストレス」
ストレスの多い日々を過ごす人にとって、ストレスケアって何をしたらいいのか分からないという人も多いでしょう。
そんな人はまず、夜ひとりでゆっくりできる時間を確保してみてください。
バラエティショップでは数々のバスアイテムを取り扱っています。バスタイムやお風呂上がりの時間をリラックスできるようなアイテムを探しに行ってみましょう。
香りは癒し効果が高いのでアロマを焚いたり、良い香りのする入浴剤やヘアケアアイテムでケアしたりするのもおすすめです。
寝るまでの時間をリラックスして過ごすことで、良質な睡眠にもつながります。寝る前には、SNSなどストレスの原因となるものにはなるべく触れないようにしましょう。
香りによる癒し効果とダメージケアにおすすめのトリートメントを紹介します。枝毛予防にも効果が期待できるアイテムです。気になるものがあれば、ぜひ試してみてください。
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繰り返す枝毛などのダメージ毛のケアにおすすめです。
「お手入れを頑張っているのに枝毛ができる……」
そんな人は今頑張っているヘアケアに加えて、ストレスケアを心がけてみましょう。
また今回紹介した枝毛の原因となっていることを初めて知った!という人や、まだ枝毛はないけど綺麗な髪をキープしたいという人はぜひ取り入れて試してみてください。
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