2024.8.13
日焼け止めは夏の強い紫外線ダメージから肌を守ってくれる、大切な美容アイテムです。
ただし、日焼け止めによっては肌に負担となる成分もあるため、肌細胞が生まれ変わる夜には綺麗に落として、すっぴん肌にしておくことをおすすめします。
今回の記事では日焼け止めだけでもクレンジングをおすすめする理由や、おすすめクレンジングについて解説します。
紫外線や日焼け止め成分などの基礎知識についてもまとめているので、美容知識アップのために最後まで読んでみてください。
Contents
基本的には、日焼け止めだけの日でもクレンジングすることをおすすめします。
日焼け止めには油分や日焼け止め製品特有の成分が含まれており、水洗顔や洗顔料だけでは落とし切れず肌に残ってしまう可能性があります。
日焼け止めの成分が肌に残っていると、吹き出物や肌荒れなど肌トラブルの原因となります。
とくにカバー力の高いウォータープルーフタイプの日焼け止めは、水では落ちにくい仕様になっているためクレンジングの使用が必須です。
ただし最近では洗顔料で落とせる日焼け止めも発売されています。日焼け止め製品の表記をチェックして、適切なクレンジングを行ってください。
日焼け止めだけの日に使用するクレンジングについて解説します。どのクレンジングを選べばいいか悩んでいる人は参考にしてみてください。
ウォータープルーフやSPFの高い日焼け止めを使用した日には、オイルタイプのクレンジングがおすすめです。
とくにエマルジョン化されたオイルクレンジングはカバー力の高い日焼け止めにも馴染みやすく、肌への負担を最小限に洗い落とせます。
乾燥が気になる人はセラミドやヒアルロン酸など、保湿成分が多く配合されているオイルクレンジングを選びましょう。
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少しこってりとしたクリームタイプの日焼け止めには、クレンジングバームがおすすめです。
SPFやPAの値が中程度のものはクレンジングバームでも落とせます。
クレンジングバームはクレンジング以外にも洗顔や保湿パック、角質ケアなど多機能なクレンジングのため、時短でスキンケアができるメリットもあります。
ビタミンC配合のクレージュのクレンジングバームVは、メラニンによるくすみケアにも効果が期待できるなど、夏肌のクレンジングにおすすめです。
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ミルクタイプなど軽い日焼け止めでもクレンジングの使用をおすすめします。
ただし、オイルクレンジングのようなしっかりクレンジングをする必要はありません。肌馴染みが良い、ジェルタイプのクレンジングを使用しましょう。
ダブル洗顔不要のタイプなら肌への負担もさらに軽減できます。
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日焼け止めをクレンジングで落とす際のポイントは3つ!
①首やデコルテまでクレンジングする
忘れがちな部分です。首やデコルテも日焼け止め成分が蓄積していくと、くすみ肌やトラブル肌の原因になります。
②日が落ちたらなるべく早く落とす
ガラス越しでも紫外線は侵入してきます。西日が落ち着いたタイミングでクレンジングしましょう。
③ゴシゴシ洗わない
落ちにくいと感じるならクレンジングが合っていないのかも。クレンジングの種類を見直しましょう。クレンジングにかける時間はメイクした日より短めに行ってください。
紫外線防止剤には「紫外線散乱剤(反射材)」と「紫外線吸収剤」の2種類があり、仕組みが異なります。
それぞれのメリットとデメリットを簡単に解説します。
紫外線散乱剤は紫外線を散乱(反射)させて紫外線から肌を守ります。
「酸化チタン」や「酸化亜鉛」といった成分が配合されており、白い微粒子であることから紫外線吸収剤に比べると白浮きしやすいのがデメリットです。
メリットは肌への刺激が少なく、肌が弱い人や子供でも使用可能な点です。紫外線散乱剤のみの日焼け止めはノンケミカルとも呼ばれています。
紫外線吸収剤は紫外線を肌の上で害のない熱エネルギーに変換して、紫外線から肌を守る働きをします。
紫外線散乱剤のように白くならない点と、紫外線防止効果が高い点がメリットとしてあげられます。
デメリットは肌の上で化学反応が起きているため、肌が弱い人にとっては刺激となる場合がある点です。
また海外ではサンゴなど海洋生物に悪影響があるという理由から、一部の紫外線吸収剤の使用が禁止されています。
気象庁がまとめたデータによると秋は夏の2分の1、冬でも3分の1程度の紫外線が降り注いでいます。
紫外線の種類にはUV‐A(紫外線A波)とUV‐B(紫外線B波)があり、UV-Aは波長が長く真皮層まで到達し、シワやたるみの原因となります。一方、波長の短いUV‐Bは短時間で肌を炎症させる恐れがあり、日焼けやシミにつながります。
UV-AとUV-Bどちらも最も照射量が多いのは夏ですが、冬も一定量降り注いでいます。とくにUV-Aは年間を通して照射量が減りにくいため、年間を通した紫外線対策が必須です。
日焼け止めには異なるテクスチャーや形状のものがあります。使うシチュエーションによっての使い分けや、自分の肌質に合った使い方をおすすめします。
クリームタイプの日焼け止めは保湿効果が高く、化粧下地として使えるものもあります。
SPFやPA+が高めのものも多く、水に強いウォータープルーフタイプなどカバー力が高い傾向です。
製品によっては塗り伸ばしにくいものや白残りするタイプもあり、クリームタイプのデメリットと言えるでしょう。
日常使いのほか、海水浴やバーベキューなど屋外に長くいるときに重宝します。
水分量が多いミルクタイプの日焼け止めは、肌に伸ばしやすく軽いつけ心地です。
日焼け止め特有の肌をコーティングした感じや、ベタつきが少ないのがメリットと言えます。油性成分が少なく、洗顔料で落とせるタイプもあります。
デメリットはクリームタイプに比べると耐水性が弱く、汗や水で落ちやすい点です。水濡れするシーンや汗をかきやすいシーンには向いていません。
ジェルタイプもミルクタイプと同じく、軽いつけ心地で落としやすいのがメリットです。ボディタイプに多く、ベタつき感が苦手な人に人気の日焼け止めです。
ミルクタイプよりも耐水性に劣る傾向にあります。ただしその分洗顔料で落とせるタイプも多く、近所へ少しお出かけする際や室内で過ごす際の紫外線対策におすすめです。
メイクの上からや髪、背中の日焼け止め対策におすすめなのが、スプレータイプの日焼け止めです。
香りが良いものも多く、フレグランスを兼ねて使うこともできます。
デメリットとしてはカバー力が弱く、ムラが生じる点です。
日焼け止めは塗布して15〜30分ほど経った頃に、肌になじみ効果を発揮します。そのため外出する30分前を目安に塗るのがおすすめです。
日焼け止め効果を保つためには2〜3時間を目安に、小まめに塗り直すようにしましょう。
SPFやPAの数値が高いものを塗れば、一日塗り直し不要というわけではありません。汗や摩擦などで日焼け止めが落ちたりよれたりすることで、日焼け止め効果は弱まります。
鼻やほほ、肩など日焼けしやすい部分はとくに小まめに重ね塗りをおすすめします。
意外に忘れがちなのが、髪の紫外線ケアです。とくに頭頂部は紫外線ダメージをうけやすく、頭皮にもダメージが及んでしまうことも。
頭皮や髪を紫外線から守るため、帽子や傘、スプレータイプの日焼け止めの活用をおすすめします。
最近ではスタイリング剤にもSPFやPA効果があるものも増え、紫外線対策がしやすくなっています。
紫外線でダメージを受けた肌は、ビタミンC配合の美容液やマスクで早めのケアをおすすめします。
ただし赤みが出るなど炎症を起こした場合は、まずは保湿をして鎮静しましょう。いきなり高濃度のビタミンC成分は刺激になる可能性があります。
また髪の紫外線ダメージには、トリートメントやヘアマスクによるスペシャルケアが良いでしょう。
香りが良いと人気のメロウリュクスマスクはサロン発想の浸透美容で、紫外線による毛髪ダメージを外部と内部からWで補修。パサパサ髪をまるで美容室帰りのような指通りへと導いてくれる、スペシャルなヘアケアアイテムです。
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日焼け止めには油性の成分が多く配合されており、水や洗顔料だけでは綺麗に洗い落とすことができません。
最近では洗顔料で落とせるタイプも発売されていますが、基本的にはクレンジングの使用がおすすめです。
日焼け止めの種類やカバー力に応じてクレンジングを使い分けると、肌への負担も軽減できます。
日焼け止めだけの日でも、肌を清潔に保つためにはクレンジングは必要です。自分に合ったアイテムを選んで、肌の健康を守りましょう。
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