2023.11.11
「ビタミンCって結局何に良いの?」
「美白や風邪におすすめって聞くけど本当?」
このようにビタミンCにはどんな効果があるのか、ビタミンCにまつわる噂は本当なのか気になってはいませんか?
今回の記事ではビタミンCの効果について深掘りしていきます。ビタミンC配合のおすすめスキンケアや食べ物も紹介していきます。
ビタミンCに期待できる効果を知って、美容と健康のために今日から積極的に摂取していきましょう。
Contents
ビタミンは体の機能を調整したり、他の栄養素の吸収をサポートしたりする役目を担っています。
ビタミンC(化学名:アスコルビン酸)とは水溶性ビタミンのひとつで、大航海時代に船乗りたちの間で流行した「壊血病」を予防する成分としてオレンジ果汁から発見された成分です。
犬や猫などのほとんどの動物は体内でビタミンCを生成できるのに対して、人はビタミンC生成に必要な酵素がないため生成することができません。そのため食品から摂取する必要がある栄養素です。
ビタミンCの平均摂取推奨量は、成人男性で90mg、成人女性で75mgです。
妊婦の場合は+10mg、授乳中は+45mg必要で、ビタミンCを消費しやすい喫煙者も推奨量より35mg多めの摂取を推奨されています。
ビタミンCは体内で消費されるだけでなく、尿から排出されてしまい溜め込むことができないビタミンです。上記に記した摂取推奨量を目安に、食品から毎日摂取していきましょう。
(出典:厚生労働省eJIM | ビタミンC | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト (ncgg.go.jp))
水溶性の性質をもつビタミンCは多少取り過ぎても尿から流れるため、基本的に摂り過ぎにはなりません。
しかし最近ではサプリで気軽に摂取できるようになったこともあり、下痢など腸トラブルや吐き気、胃痙攣が過剰摂取による症状として報告されています。
ビタミンCは数ある栄養素のなかでも身近なビタミンのため、効果は知っているよ!という人も多いかもしれません。
ここではビタミンCに期待できる効果とともに、ビタミンCがどのような性質をもち、働きをするかについて触れていきます。
美白や風邪予防など、多くの人が抱いているビタミンCの効果の真相についても解説します。
ビタミンCは酸化から細胞を守る働きをします。
アボカドなど酸化して黒くなる食品にレモンを馴染ませておくと、黒ずみを防げるのもビタミンCによる働きによるものです。このことからもビタミンCは酸化を防ぐ効果に長けているのが分かります。
食品や美容成分としてビタミンCを摂取することで、紫外線による光老化から細胞を守り若々しい肌を保つ効果が期待できます。
ビタミンCを積極的に摂っている人はそうでない人に比べて、風邪やストレスに強いという研究データが出ています。
これまで風邪予防に効果が期待できると言われてきたビタミンC。最近の研究では、風邪をひいた状態からも高摂取することで風邪症状を改善するとの報告もされています。
ビタミンCがもつ高い殺菌作用や免疫力アップ効果には、まだまだ解明されてない部分があります。それでも抵抗力を高めていくのには欠かせない栄養素と言えるでしょう。
ビタミンCはシミの元となるメラニンの生成を抑制する働きをします。
紫外線を浴びると、紫外線から細胞を守るため、メラノサイトというところでメラニンが生成されます。メラニンを含んだ肌細胞は、ターンオーバーによってアカとなって剝がれ落ちるため、通常はシミとなり目立つことはありません。
しかし強い紫外線を浴び続けたり、ターンオーバーが乱れたりするとメラニン色素が定着し、シミとなってしまいます。
ビタミンCは紫外線を浴びた際に過剰にメラニンが生成されるのを防ぎ、シミが出来にくい肌へと導いてくれます。
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ビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートしています。
人体の総タンパク質の約30%を占める成分「コラーゲン」は、皮膚や腱などを構成する繊維状のタンパク質です。
ビタミンCの発見に至るきっかけになった「壊血病」はコラーゲンが正常に生成されないことで、体のいたる所から出血が起きる病気です。
コラーゲンの生成にはアミノ酸が必要で、そのアミノ酸生成にビタミンCが関わっています。
鉄には動物性食品に多く含まれるヘム鉄と、植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄の2種類があります。
非ヘム鉄はそのままでは吸収されにくく、吸収されやすい形に還元する必要があります。その還元工程に必要なのがビタミンCです。
特に鉄が不足しやすい女性は鉄成分と合わせて、ビタミンCを摂取していくと良いでしょう。
スキンケア製品などに配合されているビタミンCには、主にピュアビタミンCとビタミンC誘導体の2つがあります。
2つの違いについて分かりやすく解説していきます。
アスコルビン酸とも言われるビタミンCで、ビタミンCとしての効果をすぐ発揮するため、即効型ビタミンCとも言われています。
加工されていないため、ピリピリと刺激を感じやすいのが難点です。
またビタミンCは壊れやすく浸透しにくいため、ピュアビタミンCを選ぶ際には安定性と浸透力にも注意して選ぶのがポイントです。
ビタミンC誘導体は、ピュアビタミンCに色々くっつけて安定させたもので、脂溶性と水溶性、両親媒性の性質をもつ製品があります。
ピュアビタミンCと比べると、安定性と浸透しやすい点がメリットです。
肌への刺激が少ないのもビタミンC誘導体の特徴で、中でも水溶性タイプはビタミンCコスメが初めての人や敏感な肌の人におすすめです。
安定させるためにくっついた色々なものが切り離されてから、本来のビタミンCとしての効果を発揮するため、効果を実感するまでに時間がかかるという一面があります。
肌に直接ビタミンCを届けたいなら、肌に直接使用するのがおすすめです。
ビタミンC化粧品が初めての人でも始めやすい「ビタミンC誘導体」を配合したおすすめスキンケアコスメを3つ紹介します。
「浸透型ビタミンC APPS(※)」を配合したクレージュのクレンジングバームV。
APPSは色素沈着に関わるチロシナーゼ活性を抑制、そしてコラーゲン合成促進の働きをし、ハリのある明るい肌へと導いてくれるビタミンC誘導体です。
メイク落としや洗顔、パックなど気になるスキンケアをまとめてできるアイテムです。ビタミンC誘導体を配合した「V」の他にも、「モイスト」「ブラック」「クリア」など肌別や悩みに合わせて選べます。
クレージュのクレンジングバームは、面倒なお手入れが続かない人にもおすすめのクレンジングです。
※パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na
揺らぎやすい肌におすすめのビタミンC誘導体「テトラヘキシルデカン酸アスコルビル」を配合したクレンジングオイルです。
レチノールやビタミンE、CICAなどスキンケア成分を豊富に配合。クレンジングしながら肌ケアまでできてしまう忙しい人にも嬉しいアイテムです。
植物由来の保湿成分を豊富に配合したクレンジングオイルなので、しっとりした洗いあがりを実感できます。
乾燥肌だけどしっかりメイクを楽しみたい人におすすめです。
クレージュ ポアクレイウォッシュは、ビタミンC誘導体(ミリスチル3-グリセリルアスコルビン酸)を配合したクレンジングです。
安定性の高い両親媒性のビタミンC誘導体で、皮脂抑制や男性ホルモンにアプローチし、毛穴トラブルを改善してくれます。
さらにクレイや炭といった吸着効果に強い成分を配合することで、頑固な毛穴汚れも徹底的にケア。セラミドやヒアルロン酸配合なので、ツッパリ感の少ない潤い肌に仕上げられます。
毛穴汚れやごわつきが気になるけど、強い洗顔料に抵抗がある男性におすすめです。
スキンケアと合わせて食べ物からもビタミンCを摂取していきましょう。
ビタミンCは新鮮な野菜や果物や青汁、お茶(玉露)に多く含有されています。
基本的にビタミンCは熱に弱いため加熱せずに摂取するのがおすすめです。ただジャガイモやさつまいもはでんぷんでビタミンCが保護されているため、加熱してもビタミンCが分解されずに残ります。
生の野菜や果物が苦手な人はでんぷん質を含むイモ類の摂取を意識してみましょう。
ビタミンCは紫外線やストレス、風邪から体や肌を守ってくれます。残念ながら人の体内では生成されず滞留しない栄養素のため、日々摂取していかなくてはいけません。
食品から摂るビタミンCはタンパク質や鉄のサポートを、コスメに配合されたビタミンCは肌へ直接働きかけるなどそれぞれの良さがあります。
自分のライフスタイルに合う食べ物やコスメを見つけて、継続してビタミンCを摂取していきましょう。
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